Restaurant name |
Ramen Kabachiya
|
---|---|
Categories | Ramen |
082-263-8633 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
広島県広島市南区猿猴橋町4-22 |
Transportation |
54 meters from Enkobashi Cho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
8 Seats ( カウンター席のみ) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed お店の前に公営駐車場あり |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Remarks |
売り切れ次第閉店 |
昨日(令和4年3月10日、木曜日)、廣島市南區猿猴橋町にあります「らーめん かばちや」さん(以下、「かばちや」さんと記します)にて、御晝を頂きました。同店は、廣島驛南口近くである、猿猴橋の袂にある豚骨ラーメンの御店です。
私は、何年かまへ、恐らくは御店の周邊が再開發されるまへに、同店をたづねた事があります。その頃、私は、Jリーグクラブであるサンフレッチェ廣島を應援しに、ホームゲームのスタジアムへ通つてをり、「かばちや」さんが選手お勸めの御店だと云ふ事を、何かしらで知つたのが、御店をたづねた切掛です。
實際、可也久し振りに御店をたづねると、サンフレッチェ廣島の選手によるサイン色紙が、澤山御店に飾つてあります……。因みに、佐藤寿人さんは豚骨が苦手な爲、中廣の「紺屋」さんの醤油ラーメンを好まれてゐた事、「クラブマン」さんと云ふコロッケの御店も、サンフレッチェ廣島の選手が愛用してゐた事……に就いては、夫々の御店に關するレヴューとして記した心算です。
「かばちや」さんは、昔も今も、人氣の御店のやうです。11時57分に御店に到著すると、行列はありませんが、御店のカウンター席は滿席の状態です。御店のまへの椅子に腰掛けて、席が空く迄、少しだけ待ちます。メニューは――
らーめん800圓
めんたいごはん300圓
かへ玉150圓
ごはん150圓
生ビール500圓
――との事です(原文は新假名)。程なくして店内に案内されます。私の註文は「らーめん」です。券賣機はなく、註文は口頭で行ひ、支拂ひは後拂ひです。極細麺の豚骨ラーメンだけに、註文して直ぐにラーメンが屆きます。御晝は、無料でごはんが附くとの事ですが、私は遠慮しました。
上述しましたメニューに就いて、詳しくは何時ものとほり、畫像を御覽下さい。「百聞は一見に如かず」と申しますから。昔も今も、青い丼なのは變らないのですね。豚骨ラーメンと云ふと、何處となく男性的なイメイジがありますが、青い丼ですと、何處か洗練されたイメイジがします。
【スープ】は、見た目からして、御手本のやうな博多系の白濁した豚骨スープです。然し、飮んで見ると、返しの主張も認められて、何處か醤油系の鹽味も感じます。醤油系の鹽味が芯として存在してをり、そのまはりを豚骨他に由來するだしのまろやかさが包んでゐる、と云ふやうな感じです。豚骨特有の匂ひも、私には感ぜられず、癖がない風味である爲、誰もが好む仕上がりです。それゆゑ、人氣を得てゐると云ふ事でせうか……? 私なんぞは捻くれてゐますから、少し許りは匂ひがあつたはうが面白いかも、なんて思ひますが……。
【麺】は、上述しましたやうに極細麺のストレートであり、加水率は低めでせうか……? やゝかために茹でられてゐます。さう云へば、博多ラーメンの御店では、註文の際、麺のかたさに就いても指定出來る御店がありますが、同店では聞かれませんでした。麺を啜り、少しばかり咀嚼すると、わづかに小麦のかをりがします。スープとの相性は良好です。
【具材】は、恐らくは豚バラ肉を用ゐた、そこ/\肉厚な角煮のやうなチャーシューが一枚と云ひますか、一個、煮玉子が一つ、木耳、青ネギ、白胡麻と云ふ邊です。チャーシューは甘くて濃厚な味附、柔らかいながらも、そこ/\の厚さ、大きさがある爲、食べ應へもあります。煮玉子も、濃厚な甘めの味附で、黄身は、まはりはやゝかためですが、中心部に行くに連れて、半熟の度合が増して行きます。トッピングをしなくとも、煮玉子が一つ附くのは嬉しいですね。
總じて美味しく頂けましたが、ラーメン一杯として、就中、スープに就いて纏まり過ぎてゐるやうにも感じました。然し、さう感ずるのは、私と云ふ一個人の主觀です。私が御店を出る頃には、外の椅子にて順番を待つ方々が數名をり、矢張り、上述しましたやうに御店は人氣のやうですから、之でいゝのでせう……。とまれ、御馳走樣でした。