Restaurant name |
Hinotohitsuji SAKA(Hinotohitsuji SAKA)
|
---|---|
Categories | Soba、French、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
011-688-5117 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
北海道札幌市中央区南1条西22-2-15 シーズンビル 1F |
Transportation |
318 meters from Maruyama Koen. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Particular about wine |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Website | |
The opening day |
2019.12.9 |
2020 - 01/25 13:45
良店が円山に新規開店の噂を聞き付けて訪店。
先週来て営業時間外だったので下調べ済み。
昼の営業は土・日・祝の限定なんだとか。
店前にのれんは無いが看板が出ている。
扉は押しドアなのでビルテナント感。
入店して寒さから逃れほっと一息。
厨房の店主にご挨拶『たのもう』
『いらっしゃいませ』の返し。
声を掛けないと気付かれない。
Lカウンターの一番奥に案内。
背中の壁に上着を掛けて着席。
カウンター6席とテーブル2席。
回転する椅子は狭さをカバー。
おしぼりと箸の提供を受けた。
おしぼりが温かくありがたい。
箸は間伐材の使い捨てで24㎝。
とても使いやすそうな印象だ。
店主からメニューを受け取る。
注文はクラシック中瓶750円。
それと出汁巻き玉子が650円。
鰹出汁の効いたふんわり焼き。
玉子3個使用で出汁90㏄入り。
くらい?甘味抑えて好感です。
薬味の下ろしとカイワレが◯。
下ろしが極細引きで舌触り良。
続いては手羽先の柔らか焼き。
『熱いけど手で召し上がれ』。
おしぼりは取り替えてくれると。
熱々の手羽は油の切れが少々悪い。
身は柔らかくて旨味が非常にも強い。
産地とブランドを聞きたかったと後悔。
薬味の粒マスタードが普段味わえない品。
弾けた瞬間の酸味に壮快や特別な疾走感が。
普段家庭で買えない品質のマスタードだろう。
さて、ここからマジキッチリまとめます。
蕎麦の注文は『温とじと冷せいろ』
メニューは見てませんので値段は分からないし仮にメニューに無くとも蕎麦屋ならね。
当然ながらとじから着丼。
妻の前には盆は無く、丼だけが届いた。
要するにレンゲは無い。
かけではなくとじの場合は要レンゲ。
とじを食べるのではなく飲むのがこのお店の正解なのかとも思ったが後に提供された。
良かったらどうぞとレンゲを丼に差した。
これは悪い方のサービス。
汁は道民に馴染みの薄い白醤油。
返しも出汁も2割り引きくらいでパンチは弱いが店主がイメージするコンセプトなのだろうと感じます。
飲んでみてバランスが悪くないのがその証拠。
返しに甘味の少ないのはいいとしても、白醤油が違和感とならないかは心配材料。
とじは玉子1をコシが無くなるまで溶いてからぼっこり沸いた汁に浮かせました。
汁は濁らず、とじはふわふわ。
好みは千差万別。
『コシを残しつつ半熟』なんて注文にも応えてくれる技量はあるだろう。
蕎麦は細切りで短め…
雑に持ち上げると切れるので優しく食べましょう。
薬味は一般的な葱ではなくみつば。
とじ汁を蕎麦入り丼に乗せるのはそう難しくない。
が、みつばの散らしを含めて仕事が雑。
せいろはの薬味は辛味大根と山わさびのミックス。
山わさびわ分かるけど辛味大根ってもっと辛い。
残念だけど風味が飛んでます。
昨日仕込んだ薬味ですね。
刻み葱はスーパーで売ってる細い方の軟白葱。
見事に手切りされてから水にさらされてます。
盛汁は辛め少なめの猪口入り。
辛いから猪口入りってあるかな?
比率は返し 1に対して出汁 7くらだろうか。
砂糖少なめなので淡麗な仕上がり。
蕎麦は極細の手切り。
手打ちならではの折り返しも見えた。
二番粉使用の並粉蕎麦だが香りや味は濃くない。
振るい済みの蕎麦粉を仕入れしているのだろう。
蕎麦に星は入って居なかった。
氷水でキリッと締まっている。
難は洗いの悪さと蕎麦の短さ。
繋ぎ少なく細切りを選択した為か、洗うと切れる。
ゆえに滑りが残っている。
蕎麦はキッチリ洗って水切りしてなんぼだ。
滑るくらいならメニューを変更して2:8や3:8の蕎麦を提供してもらった方がストレス無く食べれる。
おいしい物を食べたいは万人共通。
まずいなら提供しない方がいい。
蕎麦湯は釜湯らしき物。
前客無く後客1名だから釜は湯のままだろう。
粉足しでしょうが足すならハヤリに乗ってポタポタにした方が評価自体は上がるでしょう。
店主は会話の最中に『大鍋』と言った。
この厨房に蕎麦釜は無いのだろう。
そもそもここは蕎麦店として評価すると難しい。
夜のコースで割烹やフレンチの〆に蕎麦。
これなら十分満足でしょう。
だけど目をギラつかせた昼の蕎麦好きには不十分。
昼にふらりと蕎麦前と酒を粋に頂き〆に蕎麦。
土日祝ならこれが間違いない利用法だと感じた。
まさに本日が日曜利用だった為に心地よかった。
たまの休日の昼にと思えば2千円で超でも上質な空間と味を味わえた満足感も十分。
歳を重ねたなと少し感じた。