こだわりのそば店
2016 - 02/10 13:30
今日のお昼ごはんは『まる 貴 そば』さんです。
ここってば職場から自宅や床屋さんに向かう途中にあるので、気張らない一人ごはんにはうってつけの場所なんだよね。
床屋さんは4週に1度のカットですが、こちらの板そば屋さんの利用頻度は12ヶ月に1度ペースです。
本日は祝日で混雑を予想していたのですが、駐車場には車が1台だけ。
車を停め、入店すると子供用かと見える小さなスリッパがいくつも用意されています。
相変わらずサイズが合わないコレに不満ながらつま先だけをネジ込み入室します。
先客は1組2名様のみ。
普段は駐車場に空きがないほどなのですが、今回は珍しいくらいに穏やかな空気感があります。
お好きな所へどうぞとホール係のお母さんに案内され、厨房に背を向ける形になるカウンターに着座させてもらいます。
雪かき用の分厚い上着を椅子の背もたれに掛け、写真用の携帯をカウンター上に残し、皮の手袋と財布、鍵類などを足元の竹編み個人ボックスに収納。
注文はつけ鶏 板そばの細麺・太麺の相盛り(知床鶏モモ肉) 950円+大盛り 100円。
板そばと言えば鶏天などの天ぷらとの組み合わせがオーソドックスと思われがちですが、こちらの板そば店はこのつけ麺 (知床鶏)鶏こそが鉄板メニューですから。
北24条の『板そば なみ喜』さんの先入観は捨てなければいけません。
ゆえにこちらの板そば店では大盛りっす。
12分で盆を提供していただき、改めて盛り付けや食器類の美しさに満足。
パチリしてる間にそば湯と猪口も提供され、他店には少ないサーヴィスには上質感もあります。
細麺・太麺をさらでいただいてみると、いつもの見事なパフォーマンス。
つけ汁は食器ごと熱々で具材は知床鶏胡椒風味と5㎝くらいに細切りにされ火の通った軟白ネギ。
お薬味はそば店的細切りネギ。
ありがたいレンゲで汁を少しいただくと、表面に浮かんだ鶏脂の旨味と火の通った軟白ネギの甘味。
みりん>醤油の返しを甘いと感じますが、主張しないが塩梅の良い節と昆布の組み合わせは太麺との相性抜群。
ゆずピールがぷんと香りますが、肉眼での確認はできず。
切っているのではなく削っているのですね。
細切りそばさんは旬が短いので先に完食しますが、前半戦の非行少女と後半戦のマダムは別人のように味わえます。
太麺を汁につけて食べてみると高校球児のような全力疾走と力強さで、スタミナはあるが無骨なそば。
長さは最長で50㎝ほどになるので、もみすたーは3本づつすすります。
讃岐うどんだと2本づつすするので、うどんとそう変わらない太麺そばだと言えます。
咀嚼をするので食べた感があります。
大盛りにしたのでボリュームも満点。
とろりとしたそば湯は深い味わい。
猪口大活躍で、つゆとそば湯を飲み斬るっ!
ふう、満足。
ちなみに後客は3組10名で満席。
祝日だからスロースタートだったのかも。
帰宅してそばの余韻に浸り、お昼寝したい気分になります。
年1回のパトロールではもったいないそば店だ。
さて、整容に気を使わなければ社会人として生きていけない40過ぎのおっさんは4週に1度のペースで床屋さんでカットしてもらわねばなりません。
おいしいおそばをありがとう。
ごちそうさまでした。
Restaurant name |
Marutaka Soba
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Categories | Soba |
011-301-6633 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved
予約は受け付けていないそうです |
Address |
北海道札幌市清田区里塚三条6-5-15 |
Transportation |
車 3,934 meters from Kami Nopporo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
22 Seats ( カウンター 4席、テーブル 6×1席、座敷 4×3席) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店前 4台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
2024 - 01/18 13:30
久しぶりに来た清田区美しが丘地区。
せっかくなのでそば名店巡りをする。
『蕎麦や な⚪野』『手打そば 松⚪庵』
どちらも営業していなく、駐車場は降雪したままで、入り口の貼り紙までたどり着けない。
食べたい想いが募っていたので残念。
しかし清田区は手打ちそば店の比率が高いので気を取り直しトップクラスのお店へ向かう。
『まる貴そば』
いつの間にか年季の入った看板がE。
相変わらずの小さなスリッパも我慢。
先客 1名で、後客は無いが 3名体制。
足りるサービスの提供には相応しい。
カウンターに掛けてメニューを見る。
注文は板そば。
職場、生活環境が変わったのも昔話。
久しぶりに食べる板そばに胸が踊る。
盆の中に全てが美しく納められてる。
板もりだからか、そばの茹で上がりで 250㌘くらいありそうで高級そば店よりやや多いか。
おいしいぞのアピールが甚だしいぞ。
盛り汁を口に含むと鰹がふんだんに使われていながら
少し甘め返しがまろやかで良い感じ。
そばは青みが抜けて味、香り十分だ。
繋がりも良く、当然こしも強いのだが、少しだけ(ほんの 5秒)茹で時間が足りないと感じた。
この時間になると釜の湯がとろりとなるので茹で力が弱るのは当たり前、考慮して欲しい。
白菜漬けうまいわ~ビール欲しくなる。
天婦羅がメニューがあれば飲めそうだ。
もりの薬味は珍しい山わさびと長ねぎ。
そばに乗りづらいがつんとくるわさび。
必要分だけ朝に擦りおろすのだろうな。
どちらも状態が良く品質の高さを評価。
そばと盛り汁の相性は良く、ずぞ~っとすすると舌と鼻腔、のどに喜びが届けられて広がる。
この快感は食べ終るまでで続きました。
とろりそば湯を飲むと汁が伸びて旨い。
盛り汁の秀逸さがここに表現されてる。
完成度高く改善不要でこのままがいい。
縮小してもいいから残して欲しいそば。
後 10年15年続けてもらえるとうれしい。
おいしいぞばをありがとう。