醤油もコッチのほうが好き!
《 2022年07月 再訪 》
以前にも紹介した「味噌ラーメンの山岡家」、大手ラーメンチェーン「山岡家」の別ブランドだ。
名前から想像できる通り、味噌ラーメンメニューのラインナップが豊富だが、味噌ラーメンだけに特化しているわけではなく、醤油味や塩味のラーメンも販売している。
今回は「札幌醤油ラーメン」と名付けられた醤油ラーメンと「餃子」を頂くことに。
以前に頂いた「札幌味噌ラーメン」の感じと、公式サイトでみる「札幌醤油ラーメン」の写真画像でおおよそのイメージは掴んでいて、これは絶対に旨いハズ!と期待に胸が膨らむ。
食券を買ってカウンター席へ、少し待ってラーメンが登場。
加水率高めでちぢれ強めの麺と油膜多めの清湯醤油スープの組み合わせ、挽き肉入りのモヤシ、タマネギの炒め野菜がのり、チャーシュー、メンマ、刻み長ネギの具材は、まさに札幌醤油ラーメンのスタンダードスタイルという感じで、メインブランドの「山岡家」の醤油ラーメンとは全く異なるものだ。
正直言って、山岡家のラーメンはあまり得意ではないのだが、「味噌ラーメン山岡家」のほうのラーメンはかなり好み、苫小牧店はすすきの店に続いて2店舗目となる店だが、もっと店舗を増やしても良いのではないだろうか?
はっきり言ってラーメンのタイプが異なるので、同一地域に両方の店舗を構えても、完全に棲み分けが可能だと思われる。
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◇ 1,220円(札幌醤油ラーメン 890円 / 餃子 330円)
「もつ味噌ラーメン」がこちらで登場!
《 2022年06月 再訪 》
ここ数年、毎年年明けに「山岡家」から期間限定で提供されていた「もつラーメン」、今年は登場せずに残念に思っていたら、こちら「味噌ラーメン山岡家」から登場した。
年明けに提供されていたことから、冬の風物詩的なイメージもある「もつラーメン」だがこの6月1日からの提供は少し意外だった。
今回頂いた「旨辛もつ味噌ラーメン」は、過去に「山岡家」で頂いてきたもつラーメンとは少し異なる仕様。
何よりも麺が異なり、「山岡家」のストレート太麺に対して、こちら「味噌ラーメン山岡家」の場合は、さっぽろラーメンではスタンダードな加水率高めの中太ちぢれ麺なるが、これが味わいに大きな影響を与えている気がする。
というのも、麺が細くなってちぢれがある分、スープの絡みがよくったことで、味が濃く辛みも強く感じる。
これはあくまで好みの問題だが、個人的にはこのスープとはあまり相性が良くない気がした。
逆に言えば、小麦系のストレート太麺と辛味噌スープとの相性が良いということだろうか。
具材も「山岡家」ではキャベツなどが使われていたが、こちらではレギュラーメニューのラーメン同様、モヤシやタマネギが主体となる。
メインとなるモツもボリューム的にもう一つな感じで、価格も1050円と、千円オーバーとなかなかの設定。
トッピングとして300円で「もつ」が用意されているので、ラーメン本体は750円という事になるが、辛味噌ラーメンの930円から、チャーシュー、メンマを除いた設定と考えれば、そこまで割高感も無いかもしれない。
ただ、例年山岡家では千円以内に抑える9百円台で提供されていたことを考えると少し気になるところも。
もっともこれは、昨今の物価上昇も関わる話なので、必ずしも「味噌ラーメン山岡家」の価格設定が高いとも言い難い部分も。
総合的にみて、もつラーメンに関しては、長年研究し尽くしてきた「山岡家」のほうに分があるだろうか・・・。
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◇ 旨辛もつ味噌ラーメン 1,050円
この味噌はかなり好き
《 2022年04月 初訪 》
苫小牧に新店を発見、場所は古くは豚丼の「ふじや」が、その後に蕎麦の「東家」が在った場所で、東家が移転後は長らく空き家になっていた。
出来たのはラーメンの「山岡家」のセカンドブランドのひとつ、「味噌ラーメン山岡家」だ。
なんでも、訪れたのは新規オープンの翌日の事で、いつものごとくカメラを持ってドライブ・・・の途中に目に入った。
まだ昼時には少し早かったのだが、24時間営業だそうで、オープンしたてということで食事時間を外れているにも関わらず、結構な台数の車が停まっていて、思わず入店することに。
「味噌ラーメン山岡家」はしばらく前に札幌の街中に出来たが、それ以来の2店舗目となる店、これがなぜ苫小牧なのかはよく解らない。
店舗は居抜きではなく新しく建てられたもので、敷地面積の割にはコンパクトというか、もう少しゆとりをもって建てても良かったのでは?という気がしないでもない。
少し前までは古い建物が残っていたイメージがあるのだが、一気に工事が進められたという感じなのだろうか?
名前の通り、味噌ラーメンの専門店で、メニューは味の異なるいく種類かの味噌ラーメンにトッピングのバリエーションという感じ。
ただ、醤油味や塩味のラーメンが無いわけでも無く、味噌ラーメンはあまり・・・という方も利用可能だ。
札幌の店舗は訪れたことが無いので、「味噌ラーメン山岡家」自体が初訪問となるのだが、頂いたのは「札幌味噌ラーメン」という同店の看板メニューで、欲張ってチャーハンも付けてしまった。
加水率高めの中太ちぢれ麺に濃厚な味噌スープ、熱々のスープの表面にはしっかりと油膜が張っていて、そのせいで湯気が出ないので写真が撮りやすい(笑)
トッピングには、チャーシュー、メンマに刻み長ネギ、もやし主体の炒め野菜には挽き肉も入り、正統な札幌味噌ラーメンという感じだ
値段は890円とやや高め、ただ値段に比しても満足度はなかなか高い。正直、通常の山岡家の味噌ラーメンはあまり得意では無いのだが、この味噌ラーメンはかなり好みで、これを機会にもっと店舗が増えたら良いのにと思う。
一方で、チャーハンの方がラーメンのスープが濃厚なため、一緒に頂くととても薄味に感じてしまう。
これだとむしろ白メシのほうが相性が良いかもしれない。
機会を作って、他の味のラーメンも頂い、「山岡家」との違いを試してみたいところだ。
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◇ 1,230円(札幌味噌ラーメン 890円 / チャーハン340円)
Restaurant name |
Misora-Men Yamaokaya
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Categories | Ramen |
0144-84-8281 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
北海道苫小牧市新中野町3-1-7 |
Transportation |
1,374 meters from Tomakomai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Website | |
The opening day |
2022.4.27 |
《 2023年02月 再訪 》
星の数ほど・・・と言うといささか大げさだが、あまたの店が凌ぎを削るラーメン激戦地の北海道、人気店ともなれば他店に差をつけるべく、手間ひまとともに材料費を惜しみなく掛け、工夫を凝らし、それぞれが特徴のあるラーメンを提供している。
これは客にとっては様々なラーメンを食べることが出来るという意味では素晴らしいことなのだが、本来の味は・・・という部分で言えば、忘れがちになりやすい点でもある。
ご存じの方も少なくないと思われるが、サッポロ味噌ラーメンと言えば「味の三平」が発祥とされ、当時、常連の単身赴任族のリクエストで提供していた豚汁にラーメンを組合せたものが原点と言われている。
近年では、メインのスープや麺はもちろん、具材などもさまざまに工夫された味噌ラーメンを見かけるが、自分の世代で味噌ラーメンと言われて想像するのは、白味噌ベースのシンプルスープに加水率高めの中太ちぢれ麺の組合せ、チャーシュー、メンマ、刻み長ネギのトッピングに、具材にはもやし、玉ねぎにひき肉が入った炒め野菜というもの。
まさにそれを具現化したのが、「味噌ラーメンの山岡家」で提供している「白味噌ラーメン」だ。
まさに、サッポロ味噌ラーメンのスタンダードスタイルという感じで、安心していただける味だ。
以前に頂いた看板メニュー「札幌味噌ラーメン(790円)」との違いは味噌スープだけという感じで、具材などはどちらも変わらない印象。
直接食べ比べたわけではないのでなんとも言えないが、品書きにあるように白味噌のほうがマイルドで甘みが強いという感じがした。
ただ、140円の価格差が出るほどクオリティが高いか?と言えば、個人的にはそこまでの差は感じなかった。
その日は朝食を食べそびれて遅い朝食というよりも早めの昼食という感じ。
いわゆるブランチというヤツで、チャーハンも付けたが、こちらは少し微妙な感じだ。
次回には「胡麻味噌ラーメン」を試してみたい。
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◇ 1,270円(白味噌ラーメン 930円 / チャーハン 340円)