このエリアでは驚きのクラシカルカレー
創業から40年以上、登別市幌別の洋食店です。店内は老舗的洋食店というよりは、古き時代の落ち着き喫茶店。カウンターにテーブル席とキャパは広いですね。平日のお昼時は、地元サラリーマン客で賑わっておりましたが、席につけない程の混雑度はありません。
商品としては、喫茶洋食系のメニューが一通り抑えられておりますが、こちらの人気は「カレー」のようです。
「ハンバーグカレー」1,025円(税込)
洋食の実力を知るには効率の良いハンバーグカレーにしました。おっと、ルックスと味わいベクトル共に、http://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1001083/dtlrvwlst/5197623/ に似ていました。
口に含むと広がる粉っぽさは、レトロクラシックな製法の王道カレー。おっと!シャープかつ爽快な辛さが口の中を吹き抜ける・・・と思いきや、かなり滞留します。うーん、擬音語的にはビリビリピリピリ・・・舌がジワーっと痺れるような感覚です。但し、複雑なスパイス感という訳でも無く、これもレトロクラシックでシンプルな辛味なのですが・・・。うーん・・・でもこれ、本気で辛いなあ!汗汗汗
但し、函館の名店と異なるところは、こちらの味わい・・ただ辛くて粉っぽいだけでは無く、古き良き喫茶カレー系の「旨み」が穏やかに主張する事。その旨みが、上手に親しみやすさと大衆感を演出しているようです。
ハンバーグは、ジューシー感の少ない、キメ細やかさが特徴のレトロ風。これに関しては「無難」という言葉以上の魅力を感じる事は出来ませんでした。何となく「どっち付かず」な味わいで、厳しく言えば、個性と訴えかけるものが少ないです。但し、カレーのお供ならばそれも良いのかなとも思いました。そしてもしかしたら「デミソース」がより魅力的ならば、場の雰囲気は保てるような力がある存在なのでしょうかね。そして白飯の状態ですが、これは適正かつ良好でした。
結論的にはこのカレー、とても気に入りました。脳裏に焼きつき、ふとした時に呼び寄せられるようなインパクトと個性のある味わいはやはり強い。登別市でこのようなカレーに出会えるとは驚きでした。いつまでも輝いて欲しい「地域の名店」ですね。
Restaurant name |
Youshoku No Ishikawa(Youshoku No Ishikawa)
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Categories | Curry、Yoshoku (Japanese style western cuisine) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0143-85-8080 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
北海道登別市中央町2-13-6 |
Transportation |
159 meters from Horobetsu. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
おおお!改めて見直しました…この洋食カレー!やはり美味ーい!
登別市幌別の老舗的洋食店に久しぶりの訪問。爽快な辛さのカレーは高評価していましたが、カツカレーにして更なる印象UP。
■カツカレーライス ¥1,045(税込み)
レトロクラシカルなセパレート容器が雰囲気あり。まずはカツレツ、細かいパン粉の衣付きバッチリで香ばしく、ポークはしっかり下ごしらえされていて、柔らかいヒレのような繊維質とじんわりとした旨味、厚みもカレーとのバランスがとれている。
そして真骨頂はルー。インドカレーと銘打っているが、それは昭和的解釈の「インド」だろう。スッキリ爽快な辛さ…まさにその通り、重たくなくスーッと抜けるような強い辛さが心地良く、下支えするブイヨンのコクも十分だ。そう、いわゆる下品な激辛感無く、理にかなった根拠ある辛味。
函館の老舗「小いけ」にも通ずる、昭和レトロクラシカルカレーの雄が登別にもあり!地方ではこのタイプのカレーがかなり珍しい事も高評価及び加点の理由だが、一食の価値は大いにアリだ。