Restaurant name |
Marutaka Chuukasoba
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Categories | Ramen、Dumplings、Chinese |
078-242-4008 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
兵庫県神戸市中央区二宮町4-11-9 二宮ビル102 |
Transportation |
JR東海道本線「三ノ宮」駅から徒歩7分 454 meters from Sannomiya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
22 Seats ( カウンター10席、テーブル12席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 付近にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Wide seat,Counter,Sports TV |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2000.4.16 |
2024年1月9日(火)
昨日は和歌山を巡った後に神戸まで移動してこちらの店を初訪問。
こちらは和歌山ラーメンの中でも「車庫前系」の発祥と言われる老舗の支店です。
尚、店主は創業者の御息女であり、本店はこちらの店主の御子息が営まれているそうです。
19時17分に到着すると、店内では丁度1席のみが空いている状況です。
先ずは「中華そば+半チャーハン」の食券を購入し、着席して食券を渡すと待つ事5分ほどでラーメンと炒飯が殆ど同時に到着です。
茶褐色に濁ったスープは強めに粘度を帯びていて、細麺の上にはチャーシュー、メンマ、ナルト、胡椒が配われた刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、穏やかでいて角の無い醤油の風味や塩味と共に、濃厚でいて円やかな豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は骨っぽさとゼラチン感に満ちていて、尚且つ本店に比べ全体の濃度が増すと共にゼラチン質の比率が一段と高められている印象です。
また、本店のスープは微乳化寄りである反面、こちらのスープは豊富なゼラチン質によって溶けた脂質が半濁に至るまで乳化されています。
一方、見た目に反して醤油の風味や塩味は幾分控えめであり、尚且つ巧みに施された化調によって味わいの土台が絶妙に補強されています。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、靱やかなコシと共に茹で切られた小麦の豊潤な風味を感じます。
そして、麺には粘稠なスープが潤沢に絡み込み、噛み締めると小麦の甘味に脂質のコクが重なる事で味わいに一段と膨らみが増す印象です。
次にチャーシューを食べてみると、小振りな豚バラ肉の煮豚が薄切りにスライスされています。
肉質はパサ付く事なく瑞々しい食感を保っていて、熟成された醤油の風味が背景となる事で脂身のコクや甘味が舌に鮮明に映し出されます。
次に炒飯を食べてみると、米粒が若干甘めな醤油ダレと共に化調や胡椒で強めに炒められています。
水気の抜けた米粒は焦げた醤油の香ばしい風味を帯びていて、尚且つ細切りのチャーシューや玉子が味わいにコクや広がりを与えています。
食べ終えた感想ですが、本家の味わいとは些か掛け離れてはいるものの、パワフルさとサッパリ感を絶妙に兼ね備えた私好みの一杯でした。
また、炒飯に関してもズバリとわたしの好みにハマる味わいであり、店を出る際に追加で持ち帰り分を買おうか否か若干迷ったぐらいです(笑)
改めて訪れる機会があれば、次回はラーメンと炒飯に合わせて「ギョーザ」も是非食べてみたいと思います。
ご馳走さまでした。