生地が上質
同じ並びにある飲食店でおでん定食を食べた後は、少し夙川駅側に戻り、此処で久し振りにパンを求めた。マンションの半地下の様なところにある目立たぬ店で、店は奥に入っていくかたちになる。
久し振りの利用なので以前の記憶も曖昧だがパンの種類が多くなった気がしないでもない。購入側としてはありがたいこと。ただ、小さな店故、一つ一つのパンの数は多くない。それとも陳列棚以外に焼いたものをSTOCKしておいて、売れる度に補充しているのかも知れない。
エピを求めたがこの店のパンは幾分小振りである。でも、その分他の店と比して値段が安い。エピはバゲット生地のパンであるが、当然に温め直して食べたが、此処のものは外はしっかりと硬めであるが、中はもちっと粘りつく様に肌理が細かく、実に質の高いパンである。良い小麦粉を使用して発酵&焼き加減も抜群と言えよう。凝ったパンの種類は多くはないがいつでも安心して利用できる。そういうパンを提供する店である。又、利用しよう。
小さな可愛らしいパン屋
日本帰国の際に求めた。健康診断を終え、家に歩いて帰る際に、前よりこの店は未だ利用したことが無いことを思い出し、帰路の途中にあるので立ち寄ったのだ。夙川駅の改札を出て左側にぐるりと回り、高架下を潜る手前の右側の小さなビルの地下一階に位置し、なかなか目立たぬ場所で、何も知らないと些か入りにくい感じがあるが・・・
中に入ると優しい間接照明で、何だか暖かい感じのとても小さな店である。陳列されているパンの種類は然程多くないが、これは時間帯によるものか、或いは焼きあがっても直ぐに売り切れるかどちらかだろう。
ふと、アップルパイを見つけ、好きなのでそれを求めた。林檎の葉だろうかを模した形容で、翌日の朝に食べたのだが、生地がさっくりとしており、中の林檎もそうなのだが、生地がしっかりと厚みをもっており、それを楽しんで欲しいという思いがあるのかも知れぬ。林檎の甘さは控えめである。
店員さんと何も特別な会話を交わした訳ではないのだが、この店は、何か少し安らぐ様な雰囲気が漂っている。
Restaurant name |
Torico.(Torico.)
|
---|---|
Categories | Bread、Sandwich、Sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0798-73-0818 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
兵庫県西宮市大井手町3-6 ヴァンベール夙川 B1F |
Transportation |
阪急夙川駅から徒歩すぐ、東側の横断歩道を渡ったら鉄橋のしたをくぐりすぐ。住宅地への入り口になる角のビル地下1階 101 meters from Shukugawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2011.7.5 |
前述のフレンチを楽しんだ後、西宮ガーデンズをうろつき夕食の食材を求めて帰路へ。途中の夙川で降りた。家までは乗り換えて苦楽園口が最寄だが、天気も良いので夙川沿いを散歩しながら帰ることにしたのである。冬枯れの際は、やはり何か寂寞とした感じがするが、未だ其れ程寒くなく紅葉も始まったばかりだから川を見ながら歩くのは気持ちが良い。
その前に、翌日のパンをこの半地下の様な小さなパン屋で買って帰った。とても小さなパン屋でパンの種類も数える程しかないので、沢山のパンに囲繞され彼是迷いながら選ぶ楽しみはないが、此処には誠実な空気が流れている。
既に4時頃であったので種類も尚のこと限定されていたが、「ヴィエノワ 栗」というものを求めた。ウィーン風のパンで、仲に栗が入っているというもの。この秋から冬に掛けては通年よりは栗を其れ也に食べた。細君と一緒に栗ご飯も食べた。栗ご飯を食べるのは実に久し振りだった。
小さなパンだが中に栗の実を切ったものが4つ5つ入っていた。この大きさなら充分なである。いつもの様に朝はモーツァルトの協奏曲を流しながらの食事である。後で、「ヴィエノワ」とは何かと確認をすると上述と相分かった。となると、モーツァルトは実にその場に相応しい音楽であったと言える。小振りだが210円と安い。生地に少し砂糖を加えているのだろうかほんのり甘いのも良い。
細君の選んだのは「シュシュ」。これはその形状故のネーミング。うまい表現である。