Restaurant name |
Furenchi Shouan(Furenchi Shouan)
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
029-292-7735 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
茨城県東茨城郡茨城町大字小鶴156-1 |
Transportation |
<車> |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999¥3,000~¥3,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Occasion |
Date |Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
以前から「mito」等で情報を見て気になっていたお店。
笠間の菊まつりへの道中、ふと思い立って寄ってみました。
13:30ころに到着すると、表にはランチメニューが掲示されていて営業はしている様子でしたが、CLOSEの看板。
売り切れとか?と思いつつ引き返そうとすると、店内から店員さんが出てきて「いらっしゃいませ。」と。
満席だったのでCLOSEにしていたが、1組帰るので大丈夫とのこと。
ランチを最後までいただくのに1時間以上かかったので、後々、そういうことなのかなと思いましたが、ちょっと驚きました。
CLOSEになっていても、確認した方が良いようです。
店内は落ち着いたレトロな感じで、厚みが均一でないガラス越しに臨む庭や、調度品も含め良い雰囲気です。
贅沢な空間使いはなかなか都内では難しいので、こういう茨城ならではな点は嬉しいです。
席は座敷を衝立で仕切って作っているので、仕事の話をするには向かないかもしれません。
ランチメニューは¥1900のAからC(¥3,500↑だったかな?)までの3種類+14周年スペシャルランチ(¥3,500)の計4種。
折角なのでスペシャルランチを頼み、2人で利用したのでメインはそれぞれ牛ヒレステーキ料理と魚料理を選択しました。
ドリンクはワインもそれなりに種類があったのですが、菊まつりへの道中だったので2人とも「木苺のジュース」(¥500)を注文。
ワインのラインナップはあまりどっしりしたものはなく、軽めのもの中心という印象です。
さて、最初に出てきたのは「木苺のジュース」。
普通のお味ですが、酸味と甘味のバランスがとれていました。
続いて出てきたのは「海の幸のサラダ仕立て」 。
真鯛の炙り、鰤、海老、数の子のシーフードサラダでした。
魚介も野菜も素材がよく、魚介は臭みなくプリプリ、野菜は甘く美味。
しかしながら、ドレッシングはちょっと酸味が強すぎ、数の子はなくてもいいかなという感じ。
2皿目は「帆立貝のポワレ プロバンス風」。
厚く旨味がしっかりしたホタテにバターソースがよく合うのですが、ちょっと味が濃すぎるかなぁと思っていたらホタテの下からトマトと茄子を発見。
混ぜるとトマトの酸味が効いて調和がとれました。
3皿目はメイン。
牛ヒレステーキ料理と魚料理(この日は真鯛のポワレ)のどちらかを選びます。
牛ヒレ肉は赤みがうっすら残り、肉の柔らかみが残るほどよい焼き加減。
肉本来の旨味がしっかりする肉なので、薄味のソースで十分。
付け合わせのグリル野菜も香ばしく焼き上げられていて絶妙。
こちらも素材から良いもの使ってます。
真鯛のポワレは鱗がパリッと焼き上げられていて、身はふっくらジューシー。
そして、真鯛とタメはる存在感の海老とホタテ。
海老は殻ごとバリバリやると香ばしさと海老の風味が口内に広がりこれまた美味。
ホタテも良い焼き加減で、心地よい食感と旨味に満足しました。
付け合わせの野菜は牛ヒレステーキ料理と同様に美味。
ただし、ソースは肉料理とは対照的に濃いめ。
良い素材使っているので、もっと薄味、控えめのソースで十分と感じました。
最後はデザートとコーヒー(または紅茶。)。
この日はオレンジのクレームブリュレとキャラメルのアイスクレームでした。
オレンジのクレームブリュレは強すぎるオレンジの風味とのっぺりした甘味がちょっといまいち。
キャラメルのアイスクリームはほどよい苦味と風味が甘味とよく調和がとれていて美味。
秀逸な出来でした。
コーヒーは普通^^;
総じて満足感の高いランチで、¥3,500という値段も全然"アリ"です。
店員さんのサービスもよく、和陶器と箸でいただくフレンチはゆったりと寛げ、お店の雰囲気も含め気持ちよい一時を過ごせました。
ただ、シェフの好みなのか魚介料理の味付けが濃く、ソース・ドレッシングの調味がいまひとつと感じました。
肉料理の方が上手なのかもしれません。
もう一点、洒落た和陶器で料理をサーブしてくれるのですが、お箸が割り箸なのは残念でした(使い捨ての割り箸を好むお客さんもいるのでしょうが。)。
色々書きましたが、新しいお気に入りになりそうなお店です。
次はワインも試したいと思います。