できたてホヤホヤのラム酒が効いたレーズンサンド
<商品>
■レーズンクリームサンド…税込194円
・横…約9.3cm
・縦…約5.4cm
・厚さ…約3.5cm
・重さ…約54g
2021年4月1日から4月11日までのときめきフルーツパンフェア中に期間限定販売されたレーズンサンド。
デニッシュ生地でラムレーズン入りのクリームをサンドしたパンに近いレーズンサンドで、店内の工房で焼成しているので作りたてがいただけます。
デニッシュ生地はサクサクパリパリ、とても軽やかで、ミルフィーユに近い食感。
レーズンはラム酒が効いていてとてもフルーティー。
クリームは六花亭の「マルセイバターサンド」のクリームよりレーズンバターサンドの元祖小川軒の「レイズンウイッチ」のクリームに近い軽めのバター風味のクリーム。
生地もビスケット生地ではなくデニッシュ生地と軽めなので、「レイズンウイッチ」や「マルセイバターサンド」と比べると物足りなさが否めませんが、ラム酒が効いていてこれはこれで美味しかったです。
■レーズンサンド…税込172円
・横…約97.5cm
・縦…約5cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約39g
・原材料名…バター、小麦粉、レーズン、グラニュ糖、アーモンド、ホワイトチョコレート、鶏卵、洋酒、食塩/膨張剤、乳化剤、酒精、(一部に小麦・乳成分・卵・大豆・アーモンドを含む)
アーモンド風味のクッキー生地でバタークリームと洋酒で漬けたレーズンをサンドしたレーズンサンド。
こちらは店内の工房で焼成しているのではなく、横浜にあるポンパドウルの工房で作られたもの。
脱酸素材入りの密閉袋に入っているので日持ちもして、賞味期限は購入日の3週間後の日付となっていました。
アーモンド風味のビスケット生地はしっとりとしていて口の中でほろっと崩れるやわらかい生地。
バタークリームは上述の「レーズンクリームサンド」のクリームよりバター感強め。
もしくは「レーズンクリームサンド」のラムレーズン程はレーズンにラム酒が効いていないためバターの風味を強めに感じられたのかも知れません。
奇をてらっていない王道のレーズンサンドです。
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー2012優勝のパン職人考案の「Tクロワッサン」はバター感強し
<お店について>
こちらは横浜に本店のある1969年創業のパン屋さん。
店名のポンパドウルはフランスの貴婦人のお名前。
フランス・ロココ文化・芸術をリードし、バゲット(フランスパン)を考案したと言われるマダム・ポンパドウルの
生き方や語感が、「おもいきり高級で優雅な欧風ベーカリー」というお店のイメージにぴったりだったことから、
店名に彼女の名前を付けたのだとか。
お店の特徴は、
・セントラルキッチンで作られた冷凍生地を焼きあげるのではなく、店舗ごとに生地から作るスクラッチ製法を採用
・各店舗内にて生地作りから焼成までを休みなく一貫して行うストレート方式を採用
・フランスパンが一番美味しいのは、焼きたての1時間であるため、
1日6回~10回に分けてフランスパンを焼き、いつでも売り場に焼きたてのパンが並ぶようにしている
点でしょうか。
店舗に併設されているパン工房は、売り場面積の2倍程の広さがあるそうで、
ガラス張りとなっているので売り場から工房を見ることが可能。
ちなみに、売り場に並ぶ商品の半分は全店共通の定番商品ですが、
残り半分は各店舗の責任者が地域のお客さんの要望等に応えるかたちで、
約800種類のレシピの中から選んでいるとのこと。
店舗によって商品が違う…そうと知っては色々な店舗に行ってみたくなりますが、
茨城にはこちらの店舗とつくば店の2店舗しかないのが残念なところ。
<店内>
京成百貨店の地下1階にあり、店舗入口にはいつもオススメのパンが並んでいます。
入口にあるトレイにトングで自分でパンをのせていき、レジにてお会計というシステム。
商品はフランスパンがメインですが、あんぱんやピザパン、ドーナツ等種類豊富。
パンが焼きあがると、「○○ただいま焼きたてになります」と言ってくれるのも嬉しいサービス。
さらに子どもを抱っこしていたりすると、スタッフが出てきて代わりにパンを取ってくれるので助かります。
ちなみに、店内の撮影は禁止。
いつも混んでいますが、混雑時はレジが3台稼働していますのでそれ程並ばずに済みます。
クロワッサン等の湿気に弱いパンは紙袋で、それ程でもないパンはビニール袋へ、
まだ焼きたてで熱をもっているパンは袋の口を完全には閉めない状態で、
それぞれ個別包装した上で“ポンパドウルレッド”と呼ばれるお店のシンボルカラーの紙袋に入れてのお渡し。
クロワッサンを紙袋へ入れてくれるお店は、売ったもん勝ちではなく、
できる限り美味しい状態でパンを食べて欲しいという気持ちが伝わってきて、好きです。
スタッフの手際も良いですし、サービスも良いです。
<料理>
■Tクロワッサン…157円
・直さ…約10.5cm
・幅…約7cm
・高さ…約6.5cm
・重さ…約48g
今年6月1日より販売開始となったクロワッサン。
3月にフランスのパリで開催された「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー2012」というパンの大会において、
こちらの会社の製品開発課に在籍する佐々木卓也氏が日本代表の1名として出場し、みごと優勝。
その大会で彼はクロワッサンを始めとするヴィエノワズリー部門担当で、
今回発売開始となったこの「Tクロワッサン」は佐々木氏が独自の配合、工程で作り上げたパンなのだとか。
もちろん、製品開発課にいる佐々木氏がこちらの店舗にいるはずもないので、
そのレシピを元にこちらのパン職人が焼成しているわけですが。
ちなみに、商品名の頭に付いている「T」は佐々木氏の名前である卓也のTなのだそうな。
…で、こちらのクロワッサンは、クラムは力を入れると落ち葉のようにハラハラと崩れ落ちてくるくらい軽く、
クラストはバターがたっぷりだということが一目瞭然の黄色で、程よく細かい膜状。
そこそこ引きもある生地で、見た目通りバターたっぷりの濃厚な味わいで…とても美味しいです。
個人的にはもう少し引きが強い生地でも良いですが、久しぶりに好みのクロワッサンに出会えました。
とても美味しいクロワッサンだったのですが、きっと優勝記念の期間限定品なのだろうな…と残念に思っていたら、
こちらはこのまま定番商品化するとのこと。
これからはいつでも食べることができると思うと嬉しい限りです。
■Tショコラ…210円
・直さ…約10.5cm
・幅…約8cm
・高さ…約5cm
・重さ…約63g
「Tクロワッサン」同様、佐々木氏が考案したパン・オ・ショコラ。
パン・オ・ショコラは、クロワッサン生地で板チョコを包み込んで焼いたパンで、
こちらのパン・オ・ショコラこと「Tショコラ」は、板チョコが縦に2本入っていました。
甘さ控えめでカカオの香りの強い美味しいチョコレート…しかもチョコの量も多め。
生地は「クロワッサン」と同じと思われるバターたっぷりのものですので、当然美味しい。
ただ、「クロワッサン」との差額が60円以上あるので、美味しいのは美味しいですがちょっと高いかな…。
ちなみに、こちらを定番商品として扱うか否かは店舗によるそうです。
■ジャンボレーズン(1/4)…263円
・直さ…約9.5cm
・幅…約11~13cm
・高さ…約5.8cm
・重さ…約232g
少なくともこちらの店舗での人気商品だそうで、店頭に山のように商品が並んでいました。
とても大きなパンで、1本だと1050円。
今回は1/4サイズを購入。
フランスパン生地のレーズンパンで、軽くトーストしてからいただくと、クラムはカリカリでクラストはもっちり。
このもっちり生地はいいですね。
最近、レーズン70%クラスのレーズンたっぷりなレーズンパンばかり食べていたので、
それらと比べてしまうとレーズン量も少なめですが、一般的なレーズンパンとしてはだいぶ多い方かと。
しかも1粒1粒が大きめのレーズンなので、レーズンの味をしっかりと味わうことができます。
カリカリ、もっちり…しかもレーズンいっぱい。
人気なのもわかります。
とても美味しいパンでした。
■ジェノバ…315円
・直さ…約18.5cm
・幅…約10cm
・高さ…約3.8cm
・重さ…約170g
パンを選んでいる際に、焼きたてですと運ばれてきたので思わず購入。
ベーコン、チーズ、ポテト、バジルが生地に混ぜ込んであるパンで、以前何かのTV番組でも出ていた気がします。
カットした場所が悪くちょうど写真は具がないところでしたが、
「ジャンボレーズン」程ではないもののそこそこ入っていました。
こちらも軽くトーストしてからいただくと、クラムはパリッとクラストはもっちりで、生地そのものが美味しい。
カリカリベーコンやチーズの塩気、ホクホクとしたじゃがいも…バランスも良いです。
見た目の大きさの割に軽くボリュームはありませんが、幸せな食事パンだと思います。
■男爵(1斤・6枚切り)…283円
・高さ…約11.5cm
・幅…約10.5cm
・長さ…約12.5cm
・重さ…約387g
食パンは数種類あり迷いましたが、
「小麦胚乳部のなかでも中心部を使った小麦粉を使用しており、トーストした時に抜群のサクみが特徴」
とのキャッチのこちらを購入。
ちなみに、「男爵」という商品名ですが「男爵いも」とは無関係で、当然男爵いもは入っていません。
本来の爵位の一つである「男爵(バロン)」から名付けたのでしょう。
ただ、他に子爵や伯爵、侯爵、公爵…といった爵位が付いたパンがあるわけではないので、
パンの格付けをしているわけでもないもよう。
五爵の中で一番低い爵位をつけているあたりは謙虚と言えば謙虚ですが、
爵位が付くパンですので他の平凡なパンよりは格上だとは言いたいのかも知れません。
原材料には、小麦粉や食塩の他にも脱脂粉乳や砂糖、ソルビトール、乳化剤、加工澱粉、ビタミンC等色々入っており、
無添加に勝るものはないとまでは言わないものの、色々添加物が入っているあたりは少々微妙。。。
キャッチ通り、トーストするとサクサクとした歯切れのよい食感。
悪くはないですが、今回購入した他のパンのように感動する程美味しい食パンというわけでもありませんでした。
Restaurant name |
POMPADOUR Mito Ten(POMPADOUR Mito Ten)
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Categories | Bread |
Phone number (for reservation and inquiry) |
029-300-4180 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
茨城県水戸市泉町1-6-1 水戸京成百貨店 B1F |
Transportation |
1,381 meters from Mito. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB) Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
( テイクアウト専門) |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Available 京成百貨店駐車場2000台 |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
Family friendly |
Children welcome |
Website |
<商品>
■マリトッツォ オランジュ…税込356円
・直径…約9cm
・高さ…約6.2cm
・重さ…約102g
・熱量…456kcal
2021年5月1日発売開始となったマリトッツォ。
「マリトッツォ」はブリオッシュ生地に生クリームを挟んだイタリア・ラツィオ州発祥の伝統菓子。
「マリトッツォ」の語源である“マリート(marito)”はイタリア語で“夫”という意味で、“マリトッツォ(maritozzo)”はその“マリート”の俗称。
夫(マリート)がベッドでまだ寝ている妻のために朝食用に買ってきたパンだからその名が付いたとか、3月の最初の金曜日にいずれ夫となる男性から好きな女性に贈る習慣があったパンだからとか…その名が付いた由来は諸説あるようです。
型崩れ防止にもなるプラスチック製カップ入り。
ブリオッシュ生地はほんのり塩気がありしっとりとして美味しい。
挟んであるクリームはオレンジ風味のヨーグルトクリーム。
ヨーグルトクリーム自体がオレンジ風味ですが、さらに細かく刻んだ砂糖漬けのオレンジピールがたっぷり入っている贅沢仕様。
ヨーグルトクリームというとさっぱり軽そうですが、クリームチーズベースのクリームかと思ったくらい濃厚なクリームで、予想以上に美味しいマリトッツォでした。
■マリトッツォ レモン…税込378円
・直径…約9cm
・高さ…約6cm
・重さ…約94g
2021年8月限定販売のレモン風味のマリトッツォ。
クリームはレモン風味のヨーグルトクリームで、表面には薄く半月切りにしたレモンが付いています。
某美少女戦士に出てくるルナが頭をよぎったのは秘密です。
「マリトッツォ オランジュ」よりさらに爽やかな味わい。
元々酸味のあるヨーグルトクリームなので、レモンが良く合います。
こちらも美味しいマリトッツォでした。