焼きとうもろこしへの想い
例年この季節になるとカスミでとうもろこし4本で400円セールが始まる。レンジに一本剥かずに放り込んで90℃4分30秒でチン。出来上がる頃にはレンジの外に甘い香りが漂い出てパブロフの犬状態になり、チンと鳴ったらあちっあちちしながら皮を剥いて、張り付いてるもじゃもじゃを脱がして、顕になってピカピカに並んだオレンジ色の粒にハフハフかぶり付く。自分の知る限り安い速い美味いの最高峰だ。でもこないだ見に行った時はまだ一本300円の高級品だった^_^; 旬というのはそう言うものだからありがたい。
レンジでチンでは出来ないのがもろこしと醤油の焦げた匂い。焼きとうもろこしが原価に関わらず780円なら、買いだと思う。ここは焼きもの屋だし、もろこしを焼くのもお茶の子だろう。だけどまだ見た事がない。
家でもろこしを焼いてみようと、何年か前にコンロやら炭やらは買ったけど、まだ焼いた事はない。準備も後片付けも面倒臭いし、素人が焼き方を失敗する可能性も高いから気が重い。そこをさくさくっと間違いなくやるのがプロ。
なんて書きながら念の為過去のツイートを検索したら、一昨年の夏に焼きもろこしが出ていた^_^;
ロングコビッドかな。
でも焼きものやなら、バーベキューセットがあると良いのにと思う。
おにぎり大作戦
外から覗くと各テーブルに予約の印の白い取り皿がずらっと並んでいるのが見えたので今日はどの店にしようかなと思ったら、カウンター席の角が空いていた。ここはあの、ちょっとイタリア人入ってる感じの^_^常連さんの指定席なので少し気が引ける。
予約と言うのが嫌いだ。基本的に約束とかに束縛されるのが嫌いだし。リソースの無駄と言う事もある。自分は大体1時間ちょっとで飲み終わるし、急げば30分でも出来上がる。それが、予約席と言うのは2時間くらいもただ無駄に空気が席を占拠して、ちょい飲みの客をブロックしている。
それでなくてもねっとりしているイカがねばねば和えで。これがご飯に合うのは必定。しかし、ただのご飯も、具が入ってお新香が付いてる特大おにぎりも、同じ200円なのだ。消費者目線で見ればおかしくね?握って海苔のパリパリ感が喪失しているのをいっそポジティブに評価すれば、コスパ的におにぎりの圧勝である。特に明太子は質量ともにコンビニおにぎりのそれを凌駕する。と言うわけでおにぎりをねばねばにして、本意のごとくなりにケリー^_^
アオリイカのパリパリした破裂感が印象に残る。よくある普通の居酒屋で。
会計するといつもより1000円くらい安くて大満足。おにぎり作戦大成功。
帰って来たら大家さんの生垣のクチナシが、まるでツツジのようにベッタリと満開。一つ一つの香りは弱めなのに、雨上がりの無風に100輪くらい同時に咲いてるとレベルが違う。園芸品種では無く、見た目はドクダミに似ている^_^
しょぼくれて候
9時過ぎまで何だかんだしていて疲れてへろへろした感じで慶に向かった。今日はアゲハがキャタピーに脱皮して今季70号に達し、蝶に羽化して23号に達した。生命の誕生の瞬間は何度も見てもドキドキする。せっかく生まれた命なので大事にしたい気持ちが段々重荷になってくる。出がけに見ると、昼間シェフにもらったホテイアオイのバケツに水すましのような生まれたての3mmくらいのメダカが20匹ほどピンピン泳いでた。なんか元気出た^_^。遅く来たせいか客はもう1組だけで、この店で見慣れた喧騒と違う。
学生の時に発見した食べ物の美味しさをより強く感じる方法。特に刺身。口に入れたらぺたっと舌に密着させたり、舌のいろんな部分に魚の肉が触れるように転がしたり。そうこうするうちに魚の旨みがジワーッと感じられて、舌が痺れるくらいになる。どんな匂いがするかなと神経を集中する。すると、なんだか色んな匂いがしてくる。センサーのゲインを上げる。耳を澄まして音を聴くのと同じことだ。音は瞬間的に消えてしまうけど、味覚は長い時間続くからカンタン。
梅雨の予告編か?
重い雲の空が続いていて時々強い雨風。おかげで潤って過ごしやすい気温の日々。5月2日から続いていたアゲハの卵・幼虫の連続捕獲も天候不順により26日で終えた。
本日のおすすめにひらめのたこわさあえと言う面白い企画ものがあったので注文。料理が一番映えて見えるビリケン前のテーブルな事もあり、いい感じにテカッているんだけど、どうしても見えてるように撮れない。味は… ただの茎ワサビ和えよりタコわさび和えというのが何か面白く、食感的にタコとひらめの間がシームレスみたいな、面白さ。以前、ホットなカキにイカの塩辛載せとか言う意味不明のチャレンジがあったけどw、これは普通に王道だと思う。
我々が食べるものの多くは動植物が次世代のために遺した卵や種だ。そこにはゼロから始まってある程度の形まで成長するのに必要な全ての栄養素が含まれている。栄養的に完全なそれらを美味しいと感じないわけがない。
なぜかジムビームのハイボールが美味しい日
今日も満席、と思ったらテーブル席がひとつあいててラッキー。
ハッピーアワーには280円のジムビームハイボールでアルコールの下駄を履かせる。特になんとも思わない日も多い中、時折そのバーボンの香りにはっとする事がある。初めてバーボンのハイボールを飲んだ日の事を思い出す。作り方の違いではなく、感じる方の健康状態、味覚嗅覚のゲインの違いだと思う。
バーボンにハマったのは大学院の時だった。それまでに大抵の種類の酒は飲んでたけど、バーボンと言うと吉田拓郎の歌で名前を聴いた事があるだけでどんなものか知らなかった。大学の近くに出来たそのバーボン専門の店に何度か通っているうちに、オールドふんちゃらとかアインシェントほにゃららというのが多い中、育ちの良い友人が落ち着いたのはフォアローゼスで、育ちの悪い自分が落ち着いたのはアーリータイムスだった。いや、バーボンに求めるのは田舎臭さの良さなので、上品な味ってどうなの?って若かりし自分の問題意識はそれなりに筋が通っていると今も思う。でも今はフォアローゼスを飲む。ジムビームは当時の記憶に無い。
時はカネなり
派手に赤く染まる西の空がハッピーアワーの終わりを予告していた。北大通りの信号を走って渡り切り、19時ギリに滑り込み、セーフ。信号待ちをひとつ回避するための約30秒のダッシュがナマ中を170円安くする^_^v
大好きなほうれん草としらすがタッグを組んで居たので一も二もなく注文^_^。思った通りに美味しく、ボリュームもたっぷり。ほうれん草に最低限の熱が加わっていてしゃぶしゃぶ状態。しらすはもちょっと釜揚げっぽいふっくら感が好き。しらすにドレッシングが掛かっちゃってるせいかも。
こないだエビスのジューシーエールが終わってしまったので、サントリーのトリプル生に戻る。冷蔵ケースの中に4本しか無かったので、これも終わりかと思ったら、補充はされるとの事。でも580円じゃなくて600円だったんだと、後でレシートを見て気付く。少し幸せ感が削がれた。
見渡せば山もと霞む水無瀬川。中学では授業を全く聞いていなかったし、授業を抜け出して遊ぶか、騒いで廊下に立たされてるかだったw。教師が黒板にひたすらなんか書いて、生徒がそれをノートに書き写すと言う、馬鹿げた授業が横行していたんだから無理もない。そんな中で中学一年の時に暗唱させられた枕草子だけは記憶にある。春は曙、秋は夕暮れ。高校では様相がガラリと変わった。自分が教えている科目を学問として好いている教師が多かった。好きこそものの上手なれだし、何か好きなものを説いている人の話は説得力を帯びる。古典Iの先生はしょぼくれ果てた風采の爺さんで、15歳の高校1年生から見れば何が楽しくて生きてんのかな?みたいな感じで、文法の説明とかうんざりだったけど、伊勢物語とか語り出すとやたら生き生きとしちゃって瑞々しく状況を解説し始めて引き込まれる。後鳥羽上皇の作とされるその水無瀬川旅情の歌も古典Iだった。清少納言の言ってる事とロジックがズレてるけど、世の中のステレオタイプを突いている。花は盛りに月はクマなきをのみをだ。ありきたり月並みステレオタイプ化は人間が知的生物化してから常に裏腹にあるのだろう。でも、見渡せば山もと霞むとか、五月雨を集めて速しとか、言葉を聞いただけでイメージが映える。それが日本語を理解する日本人と言うアイデンティティかなとも。古典とか理系の受験には何の役にも立たない無駄な科目だったけど、高一にも面白いものは面白い。そして何十年たっても忘れず、飲みながら食べながら、ハッピーアワーにダッシュしながらふと思い出す。記憶が知識が味覚を支配している。何が美味しいかは極めて文脈依存で、単純ではない。良かれ悪しかれ全ての経験が今の自分を制御している。無駄になる事なんてないなと思う。
慶ログ100回目記念
去年の7月中旬に食べログを始めて10ヶ月。約300日のうち100日来た。コロナ期の2年くらいほぼ毎日来てた事もあるので、トータル500回は楽勝で来てるはず。ツイッターではほぼ全ての食事を呟いていたから、調べれば分かると思うけど面倒臭いし、それがぱっとわかるのが、たいした事無いようでいて食べログの大きなメリットの一つ。
マリネという調理はすごく範囲が広くて、要は油やpHで食材の酸化やバクテリアの過度な増殖を抑えつつ動物性タンパク質の分解をそこそこさせて美味いアミノ酸の産生をマイルドに維持する浅漬け的手法なのかなと思う。このタコのマリネのジャブジャブした漬け汁には梅シソみたいな、夏の冷麦みたいな感じもしてなんだか新しい。
ハッピーアワーの青い空に浮かぶ白い月
先一昨年の秋分の頃に筑波山に登った時、ロープウェイ駅のある女体山からケーブルカー駅のある男体山に険しい稜線の道をこけつまろびつやっとこ渡り終えて東を振り返ったとき、日没の迫る青空に浮かぶ白い月を見た。それがとても印象的だったのが、月を観るようになったきっかけだった。それ以来、やたら望遠鏡やらカメラやら買い込んで、月が出ている日にはほとんど毎日月を観ていた。現代人が月を観る楽しみと言うのは、なんか無理してる風流とかではなく、ただ単に美しいし、昔の歌人が知らなかった地球の生物に大きな影響を与えて来た天体という重みを知っているから。それに昼間の青空の月は目にやさしく、スマホのカメラにも易しい。慶にはハッピーアワーに間に合うようにまだ空が明るく青いうちに来る事が多い。そのために青空に浮かぶ月を観る機会が多い。だから三日月から上弦過ぎくらいまでの、夕方のくいだおれに誘うような月と慶は自分的にはセットになっている。
今日も海鮮丼を自作。本日のおすすめに納豆オムレツのある日だったので納豆も参加して、盆と正月が一緒に来たようだ^_^。自分はとにかくごはんが好きだし、炭水化物は〆にというより、食べながら飲みたい。飲食不可分なのだ。
もうその頃の慶では無い
この店は確か去年が開店9周年だった。開店した頃は店主も店長も若くてピチピチしていたに違いなく、当時に登録されたと思われる食べログの営業時間とか見るとスゲー、と思う。昔は日曜も17-24だったらしいけど、今は実際には16-22だ。誰か更新してよ^_^。
紅生姜が大嫌いだった時代があった。お座なりについてくるケバイ色の意味不明の刺激物と言うイメージで、素朴に軽蔑していた。しかし、そもそもちゃんと作られた生姜の酢漬けが不味い訳はない。安かろう悪かろうの時代に質の悪い紅生姜を食べて嫌いになってしまったのかな。今は是々非々だし、牛丼や焼きそばには不可欠な脇役かなと思う。
栓抜き日より
初夏の雨上がりの午後。昨日から覆いかぶさっていた雲が割れて青い空。今日は一年半ぶりくらいに松見公園の展望塔、通称栓抜きに登った。風も少しあって塔の上は寒いかなと思って長袖のシャツを着て、念の為コートもバッグに詰めて行ったら、なんのことはなく普通に暑かった^_^。自分がよく行く店はほとんど、眼下のごく狭い区域にある。お店からは大抵、この展望塔が見える。展望塔から見下ろした慶の看板や屋根はかなりキテ居た。
ランドマーク的によく見ていて見飽きて居る対象から自分を見た時の自分の見つけにくさというのがある。いつも見ている公園の展望塔や筑波山の山頂から自分の家を見つけるのにはかなり苦労する。慶からも至近距離にある展望塔だけど、向こうからは足元のワンオブゼム。ただ意外にも、向こうからはこちらで思ってるよりやたら近くに見える。特に高低差のある時、距離というのは直感で測れないところがあって面白い。
ハッピーアワーの生中とジムビームハイボール、キャンペーン中のお得なエビスジューシーエール。これでちょうどいい感じに仕上がるように体が出来上がっている。体調もよくジューシーエールもう一本となっても費用は飲み放題未満だけど、ほろ酔いを超えて寝落ちしたりする。うわばみだザルだと言われたこの私が…すっかり健康的になった。目が覚めて店を出た頃にはすっかり夜になっていた^_^;
自作揚げ出し豆腐チゲ鍋風^_^
雨が降っているようだったので久しぶりに半袖ポロシャツの下に下着を着て出たけど、風が冷たくて長袖着てくるべきだったと後悔したのはもう家から100メートルも歩いてからだった。北大通りの交差点にはなぜだか音無しで回転灯を回している消防車。慶の前の駐車場の舗装の穴は血の池のようにも見えた^_^。
久しぶりに少し寒い感じもしたので、本日のおすすめから海鮮揚げ出し豆腐と言うのと、アサリと水餃子の旨辛チゲ風を選択… どちらもイマイチな感じがしたので、生卵を頼んでミックスしてみたらそこそこいい感じに。和韓折衷というか強制併合と言うか^_^。
コロナの前年だったか、フッ化水素の輸出制限で盛り上がってた時に辛ラーメンが話題になったので試しに買って食べてみて驚いた。ただただピュアに辛く旨みがない。コクはなくてキレだけがある。金属の箸を使う国民性かなと思った。カップには断熱性がまるでなく、手で持って食べることは出来ない。手の皮が厚い民族なのだろうか^_^。なんて思いながら食べログを書いていると、隣の席から辛ラーメン食べたという会話が!
1ヶ月近く前にこの店で食べてる時にガリッとして、奥歯の詰め物がゴロッと取れた。昨日ようやくそれを詰め直して、心おきなく噛めるのが幸せ^_^。めっちゃ丁寧に調整してくれたので全く違和感がない。歯医者さんも歯科衛生士さんも腕はピンキリなのに、費用は同じと言う理不尽。ネットで検索すると、奥歯にはプラスチックというかコンポジットレジンは使えないとか長持ちしないとかいう情報がザクザク出てくるけど、いやいや割れる前のは20年近くもったし。詰め直したけど保険適用で1500円だし。死ぬまでにあと一回か二回詰め直せは済む計算だwww。
5月2日に1齢で保護したアゲハが2齢から2階級特進して今日終齢のキャタピーに昇格した。来週にはサナギになり、再来週には蝶になるというスケジュール。去年もここにお祝いに来た記憶があるけど、今年は2ヶ月近く早い。
春菊と豚しゃぶのサラダ&カンパチの炙りポン酢
お昼にトンカツをがっつり食べたし歯医者の麻酔も微かに残っているのかもしれずあまり食欲は無いけど、強い南風に背中を押されながら北大通りを渡って来た。
本日のおススメには冬に何度か登場して以来の柔らかくてマイルドな春菊。露地物では無さそうなので、もう少し頻繁に出番があっても良いのでは無いかなと思う。
お昼に行ったとんかつ屋さんには、エビスのジューシーエールが900円!というお札があった。ここではキャンペーンで580円!580円とお得です。アルコール専門店の強みかな^_^。餅は餅屋、トンカツはトンカツ屋、酒は居酒屋。
炙ったカンパチからはカツオの藁焼きのようなイナゴの焼いたのみたいな髪の毛の焦げたようなワイルドな香りがする。匂いのもとはケラチンに含まれる硫黄らしい。子供の頃はマッチをするのが好きだった。花火も。ゆで卵の匂いも。楽しい匂いは物質レベル、元素レベルで繋がっている。
八十八夜の100円大ジョッキ
かなり長く生きて来て八十八夜を意識したのは初めて。しかも七十七夜あたりからカウントダウンして来たので感慨がわずかに深い^_^。あいにくと一日中強い雨風が続いて、気温の割には体感肌寒の中傘を少し斜めにさして慶に向かった。
今日は久しぶりに刺し盛りを注文。このところホタテが美味しかったので期待して待っていたら、思った通りの薄い飴色の色合いと照り具合で登場^_^。ホタテらしいサリサリ感とネト感とヘタレ感と旨みが期待通りのバランスだった。
BGMに平井堅の瞳を閉じて。
注文してから待つ事何十分、人生でかつて見た事の無い質感の鮎の塩焼きがやって来た^_^; 見た目はともかく、まあ美味しいので受け入れ可能。
海老串280円。安くて美味しいお値段以上。イナゴかコオロギか、共通するキチン質の焦げる時の魅惑的な香りが立つ。固定メニュー、おまかせ6本のレギュラーでもよいのでは?
2024年夏も近づく88夜のイブ、ナマ大100円の夕べ
朝から雲がワクワクし続けた4月最後の1日も暮れかけて、穏やかな夕空が松見公園の上に降りる頃。くいだおれの居酒屋の100円ナマ大を目指して温度湿度空気清浄度快適度サイコーの空気をスーハーしながら歩いて来た。
二十四節気的に年が終わった節分、始まった立春からはや3ヶ月。月の満ち欠け周期29.5日×3巡=88.5日。明日5月1日はついに八十八夜。実際には野にも山にも若葉が茂ったのは七十七夜あたりだった。この店に通うようになって3年。
鴨ローストの載ったシーザーサラダ1300円はちとお高いなと思ったけど、ナマ大で1100.円浮いてるしという事で注文。何かの錯覚か、鴨からサヤエンドウのような香りがして美味しい。でも鴨にはシーザードレッシングが掛かってない方が好いカモ?
イワシのなめろうで丼を自作。彩りに明太子もトッピングした。当然美味しいけど、ちょっと明太子多すぎ^_^;
生大100円キャンペーン始まる
あんまりお腹空いてないけど、初日なので記念に、やや重い腰を上げて来た^_^。
連日ではどうかなと思ったけど1000円サーロインがあったので注文。してみたら、昨日はサラダ仕立てでドレッシングの味が勝ってたけど今日は黒胡椒のみ。より牛肉そものの味と香りが楽しめる。同じく素焼きのたけのこ…移り香なのか嗅覚の錯覚なのか焼き鳥と似た香りを感じる。白い柱状節理の食感が、もしそういうものがあればクリスピーなホタテの一夜干しのようだ。焼いたクリとかとうもろこしとも似た香りがする。たけのこのえぐみは感じないのに、独特の美味しさは強く感じる。大衆酒場の酒の肴じゃ無い、グルメレポートのようになってしまう^_^。しかしもしこれが採算に乗っているなら、定食屋さんとして大繁盛も間違いない。まあ最近、ファミレスであんひりーばぼーなサーロインを食ってしまった悪夢が冷めやらぬ中でもあり、相対評価として。
連日ではどうかなと思ったけど、今日もジャガイモのチーズ焼きがあったので注文。今日はエビが入ってる分なのか少し高い。えびは当たり前に美味いけど、焦げたジャガイモの皮の香りと味がそれを凌駕している。流通過程のための保存のためにいじくり回されて失われる本来の美味しさと香り、付加されるコストが無い。
会計しながら店長さんに聞くと、あのタケノコは通常の流通経路ではなくお裾分け経路で来ているとのこと。だからほぼタダで鮮度が良いわけだ。
季節により、安くて美味くて栄養価の高い素材があり、それを活かす料理技術があるところにはある。
居酒屋で1000円でサーロインステーキ!
今日から大ジョッキ100円だー!と思って来たけど、スマホで日付を確認したら明日からだった^_^;
1000円でサーロインのサラダというのがおすすめにあったので、あまり期待しないで注文したところ…薄切りではあるものの立派にサーロインステーキのジューシーなミディアム。大好きなサニーレタスがどっさり。この店の肴は微妙に高いなーと思う事が多いけど、これはびっくりなお値段以上^_^。生魚の状態の管理と、焼き鳥の焼き加減に気を使う焼きものやが、牛肉を焼いたという感じ。
じゃが芋タルタルチーズ焼き@600円。いわゆるジャーマンポテトかな?と思って注文したけど、タルタルがジューシーっぼさとタマネギの食感を添加する。なーるほど、と思う料理が600円。正直、その他の本日のおすすめはお高い。分量を調整して680円均一とかにしてくれたらなー^_^。
よく行く飲食店の最重要な要素はコスパを置いて他にない。高いなら相応に美味いのは当たり前で、高いのに不味かったら許し難い。安いなら笑って許す気持ちの余裕もある。まあこの店は不味いことはまず無いけど。美味しいものを安く提供する技術や工夫や努力が納得心を打って味覚をブーストする。
すずきのネギ塩和え
午後から汚れたホワイトノイズのようになってしまった陰鬱な空の下、たぶん日没時刻より前に来たら、最初の客だった。明日は開店後しばらくは予約で一杯でという店長さんからの情報。いよいよ年に一度の金色週間が始まる。1/1、3/3、5/5、7/7とというめでたいシリーズ。5月1日は八十八夜だ。
マリネと言えば玉ねぎだけど日本には長ネギという上位互換の最強ネギがある。生でよし茹でてよし焼いてよし揚げてよし薬味でよし主菜でよし。最近ここでよく見るネギ塩和えというのは和風マリネかな。ゴマ油とかを極微量に効かせたら面白いかも。
なめろうがあるので今日も海鮮丼を自作する。あー、しらすの釜揚げがあったらなー^_^。
酒は陽が落ちる前に飲め
今日の刺し盛りは5点盛りで4280円!ハーフでも一発で肴に配分できる予算を超えるだろう。定額の、1500円くらいの盛り合わせが欲しいものだ。前に通ってた店ではそうしてもらってたけど、ここはなまじハーフと言うのが明示的にあるので聞きにくい…
ここの自家製ベーコンはもともと独特な味わいがあるけど、今日は炙ってあって面白いカリカリ食感とカラメルっぽい風味が加わり、それがプリプリでジューシーなアスパラと合わさってシナジー^_^とても美味しい。
今日は窓際ベンチシートの一番手前の席。ここは真後ろから店の入り口の照明が来るので、撮影時に体を避けるのがちょっと面倒な席^_^。
今日は久しぶりにスカッと青空が出たし、午前中は面白い雲がモクモクしていたので筑波山の近くまで観に行った。と言うか1ヶ月ぶりに大穂のムクゲの店で腹ごしらえしてからロープウェイで山頂までというコースを思い描いていたのに、なんと店が閉業、後片づけ中状態。どゆこと?動転しつつ食べログやGoogleマップ他のネット検索したけど要領を得ず。流行ってた店なので、もう若くは無いマスターの身に何か?…その後、あのあたりの店は軒並み現金オンリーで持ち合わせもないし、実のところそれほど空腹でもなく、コンビニおにぎり買って食べながら、マスターとの会話を思い出したりしつつ山を眺めた。春爛漫の筑波山山麓を正面至近距離から眺めつつ、いまいち気分が盛り上がらず山に登る気力は失せた。その点、この店はマスターも店長もまだ若いからまあ安心だとは思うけど。俺より先に逝ってはいけない。
この店であまり見た記憶がない食材として、ウドがある。子供の頃には理解不能だったあのヘンテコな味^_^。特に野生的な山ウドは多分今が旬。カスミでも短期間店頭に並んでる。ホタテのネギ塩和えを食べながら、これはウドと合うかな?みたいな事を考える。そう言えばこの店ではホタルイカと菜の花以外に酢味噌を見た記憶がない。しかし酢味噌と言えば半生ネギだ。ぬた食いてー。
あー、今日は8時前に満月ちょっと過ぎの月が出る日じゃないかと思い出して、急いで会計して出る。
傘をさしたものかどうかと言う霧雨。コートを着たものかどうかと言うやや肌寒。今週はずっと厚い曇りと雨が続いてビタミンDは不足気味少し気分も滅入り気味。明日はようやく晴れるみたいだけど、そうなると暑さ対策と言う事になり、体調維持には百薬の長という事になる。少し億劫だけど健康のためだと出かける。店の前に来ると期待通りの水たまりが^_^。
このところテーブル席はオジサン達の飲み会で埋まっている事が多い。そう言う季節なのかな。
カウンター席で冷蔵ショウケース越しに受け取った生牡蠣がおこす磯の香りを肴に飲む^_^。
定番の串焼きお任せ6本盛りは過去に100回は注文したと思うけど、必ず左側に塩3本、右側にタレ3本と言う配置だった。今日はそれが反転している。新人バイト君の所業をにこやかに笑い飛ばしながら内心には鬱積しているものがあるのかも知れない。焼き加減照り加減は完璧だ。
東京とかで飲むと、驚くほど不味くて安くも無い居酒屋がぎゅうぎゅうに混んでたりする。コストの大半が場所代に消えているのかな。種子島のビジネスホテルの近くにあった飲み屋さんで驚愕した記憶もトラウマ的に残っている。別府の海岸沿いにある店の海鮮に呆然とした事も。基本、いちげんさん相手の店はヤバい。
昔の詩に、上野駅に故郷の訛りを聴きに行くと言う描写がある。居酒屋には喧騒のシャワーを聴きに来る。今日は不快な騒音も無く良いミキシングだった^_^。
8時半近くになってはけた客もあり、ケータさんに余裕が出来た感じがしたので〆のおにぎり@200円を注文。海苔が花輪くんの髪型っぽい感じで登場。ここのところのご飯の水分量は完璧に近く、このボリュームでおしんこ付きはコンビニおにぎりのコスパを凌駕している。
おにぎり食べ終えた頃20:41に弱いながら長めの地震。
エビスジューシーエール初登場
外から覗いたら予約席の印の皿がずらっと並んでいたのでアウトかなと思ったけど、左奥のテーブルが空いていた。
ここのカツオの塩タタキは、藁焼きの野生的な香りは無いものの、厚さ固さは本場高知ののタタキに近い。
3月のあたまに予告されていたエビスのジューシーエールが、リスケ2回を経て本日登場!一口飲んでびっくり、これってビールなのかな?^_^?ってくらい。
マスカット味みたいなシャンベンみたいな味と癖と色。オランジェよりさらに大きく踏み出した感じがある。日本のビールが判で押したようようなお決まりの味から脱却して行く。どっちが美味しいと言うものではなく、美味しいという範疇で、とにかく違う事が重要だと思う。
七十七夜の夜、大ジョッキ100円の予告を見た
くいだおれ界隈は日曜休業の店も多く、照明の落ちた廃墟の通り抜けから覗く慶の看板もなんだか暗く観える。入る前にたまたま見た店のおもての掲示板に大ジョッキ100円の張り紙。大型連休中の出し物らしい。
このところ満席が続いて居たこの店も客はまばらで静かめ。両隣のテーブルには見かけない熟年のご夫婦が日本酒の熱燗を連チャンして居てなんだかイイ^_^。真似して久しぶりにヌル燗を注文。自分の学部学生時代までは日本酒は燗して飲むものだった。酒に一級とか二級があった時代。越乃寒梅がパラダイムを変えた。冷や酒が冷酒と呼ばれるようになりデフォルトになった。82年頃に当時松見公園前にあった居酒屋で初めてそれを飲んだ時のインパクトを今も覚えて居る。
その後に入って来たご夫婦も飲んで食べて会計して帰り、入れ替わる店内の景色を眺めながら、お茶漬けから急遽ダウングレードしためんたいこおにぎりを食べながら帰る準備をする。
ホタテのガリわさび抜き和え
この店の本日のおすすめで最初の頃にへえと思って記憶に残って居るのが、2年半前の冬に登場したホタテのガリわさび和えだった。ガリがもたらす柔らかい酸味と、茎ワサビの柔らかいワサビ味、ややへこたれて味が出たホタテの、モヤっと力の抜けたコンビネーションがとても良かったと思う。その後、ホタテときゅうりとゴマと言うメリハリのある味のメニューは頻繁に登場しだけど、あのぼんやりトリオは見たことない。今日はガリわさび和えとメニューにあったのでおおぅと思ったけど、ワサビの味も香りも検出出来ないので、勢いでメニューを書き間違えたか、ワサビを入れ忘れたかというミスが疑われる^_^。
〆の炭水化物にちょっと嫌がらせかなと思いつつ200円おにぎりを頼んだら、今日はご飯が無いという無敵の反撃に会う。予約客でずっと一杯な事は分かってたろうから、防衛策に出たかな?^_^。帰ってカップ麺で〆よう。
はまちの炙りポン酢
5時半前に来たらテーブル席は全て予約済み。飲み会の季節になったかな。まだバイトのこは来てなくて、店長さんが阿修羅のように料理を作ったり注文を聞いたり酒を出したり来客の案内をしたり電話に出たりしている^_^。それでいて不愉快になるまでは待たせないし、とにかく酒は最優先でさっと出す。その辺は日本人のやる居酒屋の凄さでは無いかと思う。お、も、て、な、し^_^。
バーナーで炙られたのであろうはまちからは、藁で焼いたカツオに似た、炙ったイナゴのような、タンパク質の焦げた野生的な香りが漂う。
アスパラバターと言う、普通の店にありがちなものがこの店の固定メニューには無い。何年か通って今日初めて見たかも知れない。見た目がチャーシューみたいな自家製ベーコンと合わせてチーズ焼き。まあ、美味しく無い訳ないよねえ^_^。
飲み放題が2000円なのて、アルコール代はそれ未満で抑える事、ノミホでカバーされてない物を頼むのが勝利の基準であり戦略になる。今日はハッピーアワーに生中2とジムビームハイ、それとサントリーのキャンペーントリプル生中瓶というセットで、勝利基準達成^_^。
観察して居ると、料理人の手間を3分間近く占有するおにぎり@200円。〆に頼んで、時間掛かりますけどと抵抗するように言われて分かってますがなと言う攻防。最高忙しい時のプロの料理人の時給を36000円とすると、分給600円、3分間なら1800円で、大儲け^_^。
今日はたまたまなのか、いつも柔らかすぎるご飯の炊き具合が、おにぎりに合った粒々噛み締め感と味のある程よいかたさだった。やればできるこ^_^。
初夏も近づく七十四夜^_^
この店はテーブルごとの照明の違いが大きくて、席によって特に刺身と生ビールの見え方が大きく変わる。肉眼で見てるのとカメラで撮ったのと違いもある。今日のビリケンさんの対面の席はクセのない照明で、見えてるままに撮れる事が多い。
夏も近づく八十八夜。88という数字は現代人には謎めいてるように見えるけど、月の巡りの周期29.5日x3、ちょうど3ヶ月だと思われる。季節の始めの立春から3ヶ月。自転軸の傾いた地球は太陽の周りを1/4周して、日照時間ドリブンな光合成植物たちは夏に向かって成長期、野にも山にも若葉が茂るという運びだろう。
この店的には、魚の美味しさが下り坂になる季節かも知れない^_^。
カツオの塩タタキって何ですかと隣のお客さんさんが質問してた。わたし的に解説すると、塩を振ってカツオの水分を減らすと、炙ったのと同じような効果でカツオが固く〆られた食感になり、味も強く感じられて美味しい。って事ではないかなと。
今季初葉しょうが
松見公園に沈む太陽と真上近くに浮かぶ月を眺めながら空が青く明るいうちに入店。
メニューに大好きな葉生姜があったので一も二もなく注文。パリパリ食べながら、香りを楽しもうかと思ったら熱々プンプンのおろしポン酢部隊がやって来て周辺の空気を大根臭で制圧してしまった^_^; ほかほかでやや半ナマのカキのポン酢は美味しかったけど。
久々にポテトフライ@500円を注文。おしんこ@400円が無くなって以降はこれがおにぎり@200円と並んでこの店のコスパキングかなと思う。ジャガイモってお店で買うとえっと思うくらい高い。皮の香りと食感を楽しめる自家製の揚げジャガイモがボリューム満点で500円、500円とお得です^_^。
焼き鳥を見ると想い出す
石立鉄雄演じるパパがチーちゃんを連れて焼き鳥屋に入って、焼き鳥はこうやって食べるんだよと歯で串焼きをくわえて横に引く。パパと呼ばないでは、そのタイトルと幼い頃の杉田かおるの印象だけが残っていて、ドラマの内容で記憶しているのはあの焼き鳥のシーンだけだ。自分は当時まだ焼き鳥屋と言うものに入った事がなかったので、へーっと思ったのだった。
今日はあのハワイ出身横綱、曙が亡くなったと言う情報をツイッターで見た。若貴時代っていつ頃だったか。昭和の終わりから平成の初め頃、くいだおれ華やかなりし時この店の場所は若筑波というちゃんこ屋さんで、この窓際のベンチシートのあたりは畳の座敷席だったと思う。時空がクロスオーバーする感。
松見公園に沈みし月かも
明日が三日月だったか、日没が遅くなって松見公園の上のまだ青い空に沈んでゆく細く赤く青い地球照を抱えた月を観ながらハッピーアワーに滑り込む。
今日の刺し盛りはカツオ、ブリ、ホタテと言うハズレようのないトリオ。とくにホタテが昨日に引き続き美味しい。
もともと反っていた割り箸が気持ち悪く使ってるうちに折れたのでチェンジ要求。食べものを引き立てたり逆に台無しにしかねない食器の中でも特に、割り箸は和食の店の一丁目一番地。基本中の基本のキ。絶対ケチってはいけないし、品質保持に最大限の注意を払うべきだと思う。
大好きなイカゲソが沢山入ったホタテのバター焼き。魚介類はスープに美味しさと栄養素がほぼ流出してしまう。スプーンをもらってちびちびと舐めながらビールを飲む。医食同源、酒は百薬の長、捨てれば汚染物質食べれば美味しい栄養源。SDGsとか国連に言われるまでもなく日本人には昔からあたり前なのだ^_^。
今日のバイトのこは初々しい新米の機長みたいな男子と、トレーナーを着た熟練のCA女子みたいな組み合わせでなんだか面白かった^_^。
看板の照明復活
1週間以上続いた春の長雨の日々が今日で終わる。家を出る時にもぽつりぽつりして居たけど、傘を持つのが面倒なので、春雨じゃ濡れて参ろうと言う言い訳をして手ぶらで出た。慶の前まで来るとなんだか明るい。しばらく切れていた左側の照明が復活してた。
十分なお湿りを得て、予報によれば明日からは十分な日照の日々。今週で景色が一気に緑に変わるかな。東大通りの並木も近所の公園のケヤキもグラウンド脇のクリの大木もそば屋さんのもみじもスズランも。
新人歓迎会の季節。混んでるかなと思ったらそうでもない。最近の若い人は酒飲まなくなった、ともう20年くらい前から言われてたかな^_^。
今日のバイトは女子だけどまずまずの泡具合なので2杯目も生ビール。しばらく前に別の店で戯れにサントリーの生を自分で注いでみたけど、ノブがかなり固いので、微調整操作が簡単ではなかった。
刺し盛りが美しいので、手をつけずに眺めながら飲む^_^。ほたてが見るからに美味しそう。キリッとして居て味も濃ゆそうな感じ。食べてみたら、期待通りの歯触りと味がした。キレがあるのにコクがある^_^。
〆にたのんだ塩焼きそばが、かつお節や刻み海苔やニラやキャベツの香りをプレンドして送ってくる^_^。
超ハッピーなアワー
家の玄関から出て観ると、西の空にでんっと横たわる真っ黒な雲の帯の下に細く開いた窓を横切って2024年4月4日の日が沈んで行くところ。時間切れ寸前に滑り込むことの多いここのハッピーアワーだけど、あと1時間以上あると思うと心に余裕が出来てよりハッピーな気分になり、ゆったりてくてくと暖かくなった春の宵の往路を満喫する^_^。
ただ人間が気ままにてくてくと歩く様がなんだかおかしく感じる年頃、それが気持ちの良い季節になった。
夕日に染まる筑波山方面の雲や松見公園展望塔のシルエットを眺めながら北大通りを渡りくいだおれの廃墟の通り抜けを抜けて6時前に入店。カウンター#1席から観るまだ明るい外の空気をiPhoneが青く写す。
ここのコスパ的に1番ダイナミックなのは、レシートにも350円と明記されているお通しだと思う。最悪な時は50円相当未満のゴミか?って事もあったし、最高の時はツマミとしては優に500円以上プライスレスもうっ最高!という事も稀にある。ここ何ヶ月かは350円福袋への期待を外れた事はなく、今日は450円相当だった。飲み物に限らないけど、コスパ感、お値段以上感は人間の本能を喜ばすスイッチだと思う。コスパ感は人類が誕生して以来、進歩の道しるべであった。
今日は本日のおススメメニューとしては定番で外れな事がないかんばち炙りポン酢とかつおの塩たたきを注文。相盛りで賑やかに来た^_^。
カウンター席以外はスーツ姿の予約客のおじさん達で満席、埋め尽くされた。カウンター席には自分も含めて、見たことのあるようなおじさん達ばかり^_^。
7時頃にメッチャ眠くなり、ハッピーアワーのラストオーダーを聞いた記憶もなく、眠り崩れて目が覚めたのは10時過ぎ。満席だった店内は随分がらんと静かになっていた。明るくても寝るのに支障はないけど、仰向けにならないと大変眠りが不快。眠りながら、学生時代によく階段教室の長机に突っ伏してよだれを垂らしながら眠っていた頃を思い出していた。
会計を済ませて帰路。そよそよと吹く春の夜のそよ風に少し目を覚ましながら、途中金もの屋さんの自販機で100円のさらさらトマトを買って帰る^_^。
刺し盛りの日
日の入りの時刻は6時を過ぎた。店に入る時にはまだ沈んでなかったから、食べログ分類的に「行った」のは昼間と言っても間違いではないだろう。自分の滞在時間は大抵1時間くらいなので、開店直後の5時に入れば明るいうちに帰れる事になる。特にそのメリットは思いつかないけど^_^。
経験的に、火曜日は刺し盛りが当たりの日が多い。
今日はカツオのたたきを焼肉ソースで食べるという新しい出し物もあった。面白いけど、頻繁にリピートしたいかと言うと微妙^_^。カツオは分類的にスズキ目サバ科マグロ族カツオ属だそう。仲間の中では1番、色んな食べ方が出来る魚かと思う。
最後は巨大おにぎりで〆る。おにぎりは言うまでもなく手づかみで食べる。暖かいおにぎりは食べてるうちに崩壊して指がご飯粒まみれになる事がある。うれしくはないけどイヤでもない^_^。
タマ切れ?
看板の照明の片方が点いてなくて雰囲気が暗い^_^。外から覗くと、テーブル席は埋まっているみたいだけどカウンターが空いていたので入る。
今日はジムビームのハイボールからバーボンの香りがして、おっと思った。作り方というより自分の感受性の問題だと思う。朝に食べたとんかつ屋さんのカレーにも繊細なスパイスの香りを感じた。花粉症の季節、特に辛いと言う事も無かったけど、鼻が詰まり気味の日が多かった。鼻粘膜が再生して、嗅覚が少しリセットされたかも知れない。
iPhoneの記録によると、初めてジムビームのハイボールを飲んだのは6年前、大阪にあった展示会を観に出張した夏の日の夜の事だった。もともとバーボン大好き派なので、おーなるほど、大阪は洒落てるな、分かってるなーと。でも今考えればたぶん、東京でも始まってた^_^。つくばには2年以上遅れて来た。
会計して出ると、店の前の駐車場は身動き取れない感じの最密充填状態になっていた。まあ、昔のくいだおれはいつもこんなだった。
そうだ、お茶漬けを食べよう
この店は、自家製ほにゃららという肩書きのものが多い。一般に自家製素材の良さは、量産品市販品にはない個性、品質、コスパだと思うけど、いやこれあらゆる面で普通に市販品のほうがよくね?と思うことも少なくない。この店の自家製でへーと思ったのがこの自家製ベーコン。これは工場メイドなベーコンとはまるで違う。ベーコンの定義ってなんだっけと言うくらい個性的だ^_^。いや、ファミレスにもこんな感じのがあったかも?脂の多い豚肉のチャーシューを燻製した的な不思議な、これまで生きて来て記憶の無い食べ物で、シーザーサラダによく合う。ふんわり脂身の燻製的な。カリカリして焦がしバン的な役割も果たしている。普通のシーザーサラダのパンも燻製にしたらいいんじゃ無いかと思わせる。
どう言う創意工夫をしたらこんなまずいビールが作り出せるのかと謎だったサントリーのビールのイメージが最近変わりつつある。香るエールの缶をドラッグストアで購入したり。画一的でつまらなかった日本の瓶缶ビールの景色が最近変動しているように感じる。
今日はお茶漬けで〆ようと、最初から計画していた。熱湯に浸けられて立ち昇る海苔の香り、シャケの香り。筋肉細胞のミオグロビンの香りかも。美味しさは色に出でて視覚で検出される。
美味しいものには美味しく感じる理由がある。
飲んで居たらオジサンの客ばかり増えて来てちょっと空気が重くなって来たので、オジサンはおいとまして密度を下げることにする。
まぐろのたたき海鮮なめろう丼
筑波大学の卒業式が昨日終えて追い出しコンパの季節も終えただろうか。外から覗くと今日は予約席が少ない。テーブルが水面か氷面のように見える奥の席に座る。
おしんこが見た目にも香りもいかにもお新香な感じ。お新香はその昔、浅く漬けた漬け物に付けられた呼称だそうで、元の素材の香りが引き立つのでそう呼んだのかなと思う。長期の保存食として漬ける技術が編み出されたけど、漬け始めてすぐが実はすごく美味しい事に気付いたという事かな?コールスロー的サラダ感。すぐ美味しいすごく美味しい^_^。干物における一夜干し。
保存技術が転じて素材の美味しさを引き出す調理技術になる事は多いと思う。生き物は分解して吸収しやすくなった時に旨みや香りが出る。食べる側の我々はそう感じるように感覚が進化した。鮮度至上主義はおかしい。
本日のおすすめに海鮮なめろうとあったのを見て今日は丼の日だなと思い、そのように注文を組み立てた。思った通りに美味しいけど香り匂いねばり的に少し弱い。納豆とヤマイモが少しあったら最高かな。
8時過ぎて混んできたのでおいとまする。
するめいかのねぎ塩ユッケ
今日もハッピーアワーに間に合うよう走れメロスで7時3分前に着。
この店には珍しくイカがあるけど、普通に刺身で食べさせないところが素直じゃ無い^_^。
今日もかつお節と刻みのりの香る塩焼きそばで〆る。
食べ物と酒の肴は同源だと思っていて、なんであれ、スープでも、美味しい食べ物はそのまま良い酒の肴になる。今日はやたらコスパの良いおにぎりか塩焼きそばで迷ったけど、ここはご飯だけはいかがなもんかと思うところもあり。美味しいご飯はちゃんと米を水に浸して電子ジャーでポチッとすれば簡単確実に出来るのに、そこが不思議。
今日はうたた寝もせず9時前に店を出ると月はまだ高くおうし座アルデバランの右上に浮かんでいた。オリオンは出かける時に昇るのでは無く、帰る時に沈むようになった。春分まで1週間。
人生初たこまんま
松見公園に落ちてゆく三日月を観ながらハッピーアワーに向けて走った。北大通りの信号を駆け抜けて走った。7時3分前に入店して生ビール。直後のラストオーダーにハイボール^_^v。努力は人を裏切らない。
タコのまんまの沖漬けというのがあったので、丸ごとなのかな?と思ってどんな大きさ?とケンさんに聞いたら、まんまと言うのは卵の事だそう。
タコの親が卵を守りながら孵化するまで食事もせず新鮮な水を卵に送り続けて自分はボロボロになって果てていく映像を何回か観たことがあり、少し複雑な気分。
サントリーが新作瓶ビールのキャンペーンをしていたので試してみた… これは… サントリーのきのこ臭く無いし、アジア系のビールに感じる麦わら帽子の日向臭い喉越し… 悪く無いかも。
かつお節香る野菜たっぷり塩焼きそばで〆る。余は満足ぢゃ。
ビリケンさんのトイメンの席で
この店のレジ横にはビリケンさんが居る。日本では通天閣から広まったという縁起物のビリケンは20世紀の始めにアメリカで生まれたと言う。その割に何だか東洋の妖怪っぽいのは、デザインした人がジャポニズムに染まってたかららしい。つくばのくいだおれでは、今は亡き大阪風お好み焼き屋さんに居た記憶がある。初めて見た時に何じゃこのキモい人形はと言ったら、一緒にいた神戸出身の先輩がこれは足の裏をくすぐると御利益があって云々と由来を解説してくれたっけ。
それはそうと店長のケンさんのダボダボズボン?が新調されてるのがめっちゃ気になる^_^。色が大人しめになったけど、構造は同じ。
〆はおにぎり三兄弟にしてみた^_^。恐るべきボリュームでおしんこ付きで600円。
ホタルイカの菜の花の酢味噌和えに異議あり
もちろんホタルイカは大好きで、季節になるとあの生のプチプチした下足の食感が脳裏を駆け巡るくらいだ。天使のそうめん。しかしこの店で生のホタルイカを見た事が無い。茹でたのであれば何処の店でも美味しいし、何ならスーパーでも小さめだけど充分佳いのが手に入る。今は走りかもだけど、割高感もある。この店ならでは感が無い。あと、何だか菜の花が茹で過ぎな感じ。
食べログに悪口を書きながら飲んでいたら、繋がらなくなった。食べログサーバの問題かと思ったら、ツイッターもGoogleもどこも繋がらない。ケータさんにWi-Fiルータをリセットしてもらったら治った。吾妻の焼き鳥屋さんでは何度かあったけど、この店では初めてのインシデント。悪口を検知して遮断するAIでも入ってるのか^_^;
啓蟄の雨の慶
駐車場の入り口に出来た穴が補修されてもうすぐ2年になる。見た目にいかにも長持ちしなそうだったけど案の定1年ちょっとでダメになり始め、今では元の大穴に復旧した。今日は啓蟄の初日、バラバラと降る雨を集めて水をたたえたクレーターが慶の看板を逆さまに映している。
カキが涼しげな香りを運んで来ると花粉症で詰まり気味ながら炎症気味で敏感になってる感じもする嗅覚を突く。なぜか今日はもみじおろしが載ってなくて色合い的に今ひとつだけど。
今日もめっちゃ飲みごたえのある奇跡の柚子サワー。来週くらいにはエビスの新作ビールのキャンペーンが始まるらしく楽しみ。
魚串!
3月の日曜限定メニューは魚串だそう。真鯛、イサキ、ホタテ、サバ。各330円のところ、4本セットで1100円とお得感^_^。西京焼き風の味付けで締まっている。食べ比べると鯛が別格に美味しいかな。ホタテが2位。熱を加えても個性が壊れない、良さが増す素材かな。
スギ花粉の飛散は今がピークのはずなんだけど、拍子抜けするほどなんて事無い。飛散量が少ないのか、生活環境および体質改善作戦が成功したのか?ここで食べた春菊サラダも効いているのか。今年もクスリ無しでイケそうなので、そのぶん飲み代2回分くらい浮く^_^。
ゆずハイボールが極めてゆず。化学合成なのか?というくらい不自然なくらい自然にゆず!^_^。ゆずが丸ごと入っているらしいけど。
〆のおにぎりを注文しようとして、さっき注文したような気もして、スマホのカメラのライブラリを見ると、すでに食べていた。そんな気もしてた^_^。
前方の席で飲んでいるうら若い女子が血液型性格の話をしている。自分の世代くらいかと思っておたけど、今でも根強いらしい。誰が言い出したんだろう?何せ血液の凝固をもたらす免疫系の型なので、感染症やガンのリスクに直結している事は事実として知られている。ソフトウェア的性格にはまず影響は無い^_^。
カウンター1番席にて
北大通りの歩道から昭和時代に空前の繁栄を見せたくいだおれの廃墟を通り抜けて慶に至る。外から覗いたら満席のようだったのでプランBでラーメン屋さんかなと転進仕掛けたところ、店内のケータさんと目が合いカウンターの奥の席が空いていると招き入れられる。さすが経営者の目配り、ソツが無い^_^。しかし税務申告とかで忙しい時期ではないのかな?
ここは生大ビール御大の指定席だけど今日は休肝日なのかお休みらしい。このカウンター席ではテーブルの木の色がビールに写って明るく映える。カウンターの角の席では以前、蒔絵のような金色に輝くシマアジを見た。刺身の色は照明が抑えめのテーブル席の方が綺麗に見える。
実際以上に美味しそうに撮れるのは嫌だけど幸いにそういう事はあまり無い。逆はよくあって、残念に思う。単に美味しそうというのでなく、その個性的な味と不可分になっているような質感とか照りとかが写せたら。
奥のカウンター席からは厨房全体が見えるという面白さがある。今日は新しくバイト君男子が入ったらしく、先輩が色々説明しているのが見える^_^。
満足度90%くらいに達して会計して出て、隣の店のシーサーのあ・うんぶりを観て帰る^_^。
イカオイキムチ?
この店は普通の居酒屋なら必ずあるメニューが無いという特徴がある。その一つがイカ系。使いやすい安定した素材だと思うのに。以前通ってた飲み屋さんではイカ刺し、イカ丸、イカバター、ゲソ揚げ、イカ天、塩辛とかを必ずと言うくらいイカを食べていた。今日はこの店には珍しくイカがあるやん、と思ったけど、オイキムチとか素直では無い^_^。
誰にでも美味しく安く作れる料理を意図的に外している感がある。そういうのは単価を高く設定出来ないと言う事情があるのかなと、邪推する。
それはそれとして、キムチのきゅうりが小指くらいの細さで、幼いきゅうりの食感だったのが面白かった。
最後はカキフライ+ご飯で〆る。噛むと気が動転するくらいの熱々の牡蠣のスープがじゅわわー。油断すると周囲に飛び散る。明石焼き的な持て余し気味のジューシー感。とんかつ屋のカキフライはこの季節によく食べたけど、こう言う物では無い。今まで生きて来て一番美味しいカキフライかも知れないのを、居酒屋の〆で食べた^_^。
はまぐりの酒蒸し!
はまぐりにハマったのは30歳過ぎてから北千住駅前の寿司屋さんで出会ったはますいだった。その蛍光を帯びて白く濁った汁があまりに美味しかったので主人に、このスープには一体どんなダシが使われて居るのですかなどと尋ねたのを覚えて居る^_^。あのはまぐりは大人のこぶしに近いくらい大きかった。その後はまぐりをスーパーで買って来ては自分で酒蒸しにしたけど、あの味には遠く及ばす。はまぐりに関しては、デカさと美味しさは正の相関があると思う。貝類全般がそうかも知れない。
はまぐりの酒蒸しのスープに意表をつくふきのとうが浮いていて、そのほろ苦さを包み込むはまぐりの旨味のハーモニーが素晴らしかった。
今日はカウンター席なのであの大ジョッキ御大の至近距離に居る。ハッピーアワーのラストオーダーを問われて当然のごとく、大ジョッキをおかわりされていた(๑>◡<๑)。その後、空耳かもだけどさらに一杯… 明日の事を考えない、ゲロ吐きリセット前提の若者では無い。アセトアルデヒド中和剤でも服用されて居るのだろうか?
生カキで生ビール^_^/
生大100円キャンペーンの際に連日生ビールを飲んでた時には流石に特別な美味しさを感じなくなっていた。同じ物事の繰り返しに飽きるのは人間固有の能力だと思う。その記憶を強制的に消せたら、毎回感動的に美味しいかも知れない。けど健康上はよろしく無い^_^。
希少性を重視するのも人間の本能。続けて起こる変わり映えのしない事は急速に希少性を失う。どんなに美味しいものも美人も3日で飽きる。自分では飽きているのに、人に見せびらかすには見栄えがした方が有利という理由で高評価が持続する事は多い。
近くのテーブルでオジサン4人組が旅の話で盛り上がって居る。生八つ橋はうまいよねと言う話の切れ端が飛んで来て、深く賛同する^_^。ニッキ、ハッカ、シナモン、浅田飴。親戚だけど、ニッキは木の根っこ、シナモンは地上部の樹皮が使われる。うちのベランダのシナモンは4年目に入ったけど、かろうじて生き続けてるだけで、皮をはがすには先が遠い。
会計して出て北大通りの歩道を西に向けて歩くと、正面の空にはみんなが知ってる宇宙の一角。
悲しい酒
昨日まで大ジョッキが100円だったと思うと、少し悲しく懐に疼痛を感じる。店の入り口の掲示板にはまだ当時の名残が。雨に破れかけた街角のポスターに過ぎ去った昔が鮮やかに蘇る♪
今日はこの店には珍しくメバチまぐろがある。子供の頃、刺身といえばばちマグロだった。鮮度はよくなかったから独特の匂いがあり、粉わさびとカールしたパセリの香りを足して食べる。その緊張感が何だかバランスしていて美味しかった。その後本マグロブームが来て狂信的なトロ至上主義みたいな時代があった。ある種の黒歴史。この店ではまずマグロを見ない。オトナの店なのだ^_^。
山菜と豚しゃぶのおひたし780円… 何かなと思ったら、タラの芽、ふきのとう、わらび、菜の花という早春のアルカロイド系四天王オールスターキャスト!医食同源、良薬は口にほろ苦し。ブタが邪魔をしないようにすっかり脂を抜いてある。野菜に熱を通し過ぎでぐったりしてるのがちょっと残念だけど、めっちゃお得感。
最後にお得な特大シャケオニで〆る。
ひゃくえんで生大最終日
今日はたとえ花粉症で死にそうでも這ってでも来る覚悟で朝から心の準備をして体調を整えていた。花粉症の方は朝に何回かくしゃみが出たくらいでほぼ無症状で済み、17時を回ったのを見てすっかり暖かくなった通りを歩いて17時少し過ぎに一番乗り。まずはヨシ!^_^。
次々に入って来る何組かのお客さんの注文に耳をそば立てると、そもそも100円均一セールの事を知っている人が居ない。自分のセコさを感じさせられる^_^。
ここに頻繁に来るようになってもうすぐ3年。店のおもてのゴチャゴチャした慶示板を読んだことがなかったけど、今日はじめてじっくり眺めたら、一杯目100円キャンペーンのビラがデカデカと貼ってあった^_^。
キュウリから夏の香り
南関東一円で朝からスギ花粉の飛散をそそのかしていた大気は夕方にはキンキンに冷えたけど、念の為真冬モードの重ね着をして家を出た。見上げるのがめんどくさい高度にある上弦前の月を一瞥して店に入る。ほうぼうときゅうりの茎わさび和えに和えてあるキュウリからなんだか夏の香りがした。
以前よく頼んだ自家製ポテトフライ500円を久しぶりに注文したら、なんだかボリュームアップしていた。小さいジャガイモなら2個分くらい有りそうな勢い。原価率めっちゃ高いぞ。生きたまま焼かれたジャガイモの匂いか漂う。いかにも揚げたてみたいな、やや水分過多な手作り感。客にとっても店にとってもコスパ最高というメニューは存在すると思う。
ナマ大100円の日々
パッピーアワーが始まる5時を少し過ぎて家を出ると、午後からの強風の名残で通りの木々がざわめく中、月はまだ高く青い空に静止していた。先月、日本のカワイイ月探査船がおちゃめな逆立ち姿勢でピンポイント着陸を決めたあたりが月の夜を脱しつつあり、今年2回目の上弦の月が近い。
今日は暖かく、強い南風に乗ってスギ花粉が飛んで来た。風上の取手市ではかなり多かったらしいけど、つくばまで届いたのはそれほどでもなかった。ウェザーニュース・ポールンロボの実測値では今季最多の二桁だったけど、今の所症状は無い。一昨年までの自分なら、1日あたり数百円する薬を飲みながら鼻水をタラタラしてた頃。
焼いたイカから染み出したエキスが鉄板の上で濃縮されて少し焦げた煮凝り的な感じになり、とても美味しい。捨てれば鉄板の汚れ、生かせばご馳走だ。以前通っていたお好み焼き屋さんでは、タコから染み出すこれを食べたくてよくタコバターを注文していた。丁度良い感じになるタイミングはデリケートで目が離せないという緊張感もある。ある意味、もんじゃの焦げた部分と共通する。たこのそれは泣き別れたタコの肉本体と絡めて食べると味と食感が最高。イカもそうかも知れない。
去年の7月12日に始めてから食べログ歴7ヶ月に達した。7ヶ月間ほぼ皆勤。今日はあまり腹も減らないし面倒だから食べなくてもいいやという日も、ログに穴を開けるのがなんかイヤだなと思って食べに出た事も何度かある。ささやかながら食べログの経済効果だ^_^。
続・大ジョッキ100円\^_^/
酒を飲みながらタバコを吸う人は多い。自分もタバコは吸うけど、飲食店で吸いたいとは全く思わない。マナーがどうとかでなく、タバコを吸いたくなるのは何かしら強いストレスが掛かっていて、ちょっと一服したい時に限られる。それに、飲みながら吸うと気分が悪くなる事もある。酒のエタノールがタバコのニコチン・タールをブーストしてそう。
今日は何やら刺し盛りが綺麗なのに、どうも観えてる感じに撮れない。じっと見るとピンクとイエローの花。なんだろうと検索すると金魚草だ。この店はシソの花を刺身に添えたりしてたりもしていた。特に飲み屋では気分。店の人の心映えが料理の見栄えになり味を変える。
100円で大ジョッキの日
実質1100円引きだ^_^。そのぶん肴をリッチに行こう。
この店に自分が心の中で「大ジョッキの人」と呼んでいる常連さんが居る。いつも店の右奥のカウンター席に座って、とりあえず大ジョッキを飲まれる。追加も大ジョッキ。そう若い方では無い。大ジョッキは重いし量があるから、若い人の飲む物だと思っていた。そもそもお高いし。彼の姿を見て、自分は心がジジくさくケチくさくなってしまったなと、思わされた^_^。
6時半過ぎた頃にその御仁というか御大がスタスタと入って来て右奥のカウンターに直行、当然のように大ジョッキが運ばれて行くのが見えた。今日はそれ、100円ですよ!って、多分値段とか気にしてなさそう^_^。
人類の進化はコスパの追求に駆動されてきたと言っても過言では無い。カゴーンン宗^_^。コスパの良いものに接すると快感を覚えるように人間のDNAにプログラムされている。はずだ。かなりメタな感覚。
青空のハッピーアワー
すっかり日が長くなって、5時半に店の前に着いた時はまだ空が明るい青だった。青空を背景にした店の姿を見て、ああこの看板の形は昔くいだおれの黄金期、ここが若筑波と言うちゃんこ料理屋さんだった時から変わってないのかな、と思った。お隣の七福軒の場所は当時、四季彩という串揚げの店だった。ここは、当時はそう言う、当たり前では無い料理の店が軒を並べている空間だった。今もその伝統が少し受け継がれているかも。
貝刺し盛り登場。ホッキ、ミル、つぶ貝のトリオで780円はお得感あり。涼しげなくだものと甘い柿をミックスしたような味がする。
今日大穂のホームセンターに行ってタネのコーナーを見たら、サラダ春菊と言うのがあって、なるほどと思った。昔ながらの春菊は固いしアクが強くて生で食べるにはキツイはず。ここで使ってるのも生食用に改良されたやつでは無いだろうか。
居酒屋で春菊デトックス
今日はお気に入りの春菊豚シャブサラダがあるのでもちろん注文。生の春菊はこの店のこのメニューで初めて食べたし、その後も他で食べた事はない。野菜全般に感じるけど、特に生の春菊には何だかデトックス感を感じた。検索してみると実際、抗酸化作用があるそう。粘膜強化にも良いそうだから、もうすぐ訪れるスギ花粉の季節への備えにもなる^_^。
百薬の長たるアルコール、エタノールにも抗酸化作用がある。そして食物の有益な成分を溶出させて効率的に吸収させる能力。これが体に悪いわけがねーだろ、厚労省絶賛推奨コロナ対策食品であって然るべきだ。コロナ期に飲み屋を時短自粛させた後遺症がその後の超過死亡爆増を招いた、と言うのがオレオレ説だ。ざけんなバーロー。ハッピーアワー補助金出してくれないかな^_^。
やべ、興奮して誤嚥した^_^;
明るいうちから飲むハッピー感
5時半に玄関を出るとまだ空が青く明るいのに驚く。今日からもう2月なのだ。あさっては節分なのだ!慶の看板と松見公園の展望塔のツーショットを撮って店に入る。世間の人がまだアクセク働いている時間帯に飲めるという優越的な地位はプライスレスで、間違いなく酒をうまくさせる。
お得な刺し盛りハーフの美しさを愛でながら良くぞ日本に生まれけりなどと数分間。昭和の時代のカツオはカツオ臭かった。しかしそれは新鮮なカツオには無い臭みだと言う事を流通の良くなった平成に知る。しかしただただ新鮮だと、没個性になり別にこれカツオでなくてもよくね?って事になる。新鮮過ぎると旨味も希薄だし。闇雲な鮮度信仰、鮮度至上主義は過去の遺物だ。ちょうど良い頃合い、タンパク質が吸収しやすいアミノ酸に分解して、その魚固有の匂いが醸される丁度良い頃合いというのがあると思う。この店は大抵、丁度良い。佳い国に生まれて、良い時代に大人になった^_^。
店内BGMにクリスタルKが流れている。クリスタル慶^_^。デビューは彼女が中学が高校の頃だっただろう。大人っぽい歌を歌わされてだけど、違和感なく断然うまかった。あの頃歌番組で郷ひろみとデュエットしてるのを観たけど、郷ひろみが気の毒になる、天性の歌姫だった。今はもうアラフォーに近付いているらしい。
デカいおにぎりにおしんこが付いて200円は、コンビニおにぎりを質的にも量的にもぶっちぎっており、シャケおにぎりに続いて明太子おにぎりをガッ付いて〆る^_^。この店のご飯の炊き具合は柔らか過ぎる事が多いけど、きょうは丁度よかった。
なぜか看板の写真写りが佳い日
蒸しカキに塩辛トッピングというとっぴなメニューがあったのでつい注文。んー… 別に悪く無いけど、特段の相乗効果を感じない^_^。この店で見た組み合わせの妙は色々あるけど。
串焼きおまかせ6本を久しぶりに頼んだら、黒い皿にやる気なさそうにぐったりと詰め込まれて来た。暗い船底に詰め込まれて運ばれて来た奴隷みたいな気力の無さ。盛り付けには緊張感が重要で、実際手間のかかる刺し盛りとかには全力投球してるのに、。以前のように、あの白くて細い長い皿に、塩とタレの3本ずつを少し間隔を開けて斜めに置くべし。それだけでよく手間は掛からないはず。これは以前店主に直訴して了承を得たつもりなんだけど。
食べ残しを片付けながら、カキの涼やかさが移ったイカの塩辛は面白いかも、と思った。
乾燥の季節はナマ
連日の超カラカラで体が心が生ビールを求めている、医飲食同源、美味しいと感じるものは体が求めている証拠、という事にしている。バイトのこが男子だと泡の出来の心配をせずにナマを頼める^_^。
殻付きのカキ。やって来たらまずその涼やかな香りを楽しむ。クンクン。ポン酢を垂らして殻の内側の白に這わせ、紅葉おろしの赤とのコントラストを愛でる。しかる後にカキの魔法の水で割られたポン酢を啜って味わう。チュッ。生カキ的涼やかさ感はここで振り切れる。牡蠣酢の楽しみはこの時点までで6割方満たされていると言ってカゴンでは無い。後は食うだけだ。モグモグ。
久しぶりにバンバンジーサラダを注文。学生の時にバンバンジーを中国料理店で初めて食べて虜になり、いい歳まで中華系で飲む時にはバンバンジーを必ず頼んでいて、何年か前にこの店に来るようになった頃も、メニューにバンバンジーサラダあったのでそればかり食べていた^_^。本物のバンバンジーとの距離はかなりあるけど、そんなの関係ねえ。
サラダにはきゅうりとトマト。これは切り方によって食感がまるで変わり、味わいも変わる不思議な食材だ。特にきゅうりはそのクラッシュ感が重要。店主は料理人出身ではないためかなんか家庭料理的な平行ベタ切りにするけど、店長はなんか立体的な切り方をする。食べるときのウキウキ感がまるで違うんだけど、店長から店主にそれが伝わらないのは、なんか将来を見据えた深謀遠慮があるのだろうかなどと、勝手に憶測して楽しむ^_^。
これも久しぶりに食べた塩焼きそば。素材のそれぞれの味や見た目がソースの味にマスクされずに伝わってくる。それが一番大事ー^_^。
会計の時なんだか安いなと思ったけど、今日は刺し盛りをスキップした事と、ドリンクをハッピーアワーの内に済ませたのが勝因だった。今日はコスパ良く仕上がった、という時の追加の高揚感満足度はとても重要で、逆の時は帰り道に凹む^_^。
梅は咲いた
今年初の濃霧の朝、ベランダに出て眺めていたら、鉢植えの甲州小梅が咲いていた。お昼に近所の観測点に観に行って見ると、黄色い梅や紅い梅が満開間近になり、それぞれに素晴らしい春の匂いを起こしていた。
男梅サワーというのを初めて飲んだ。… 梅干し味であり、梅の香りの成分は検出できない。バイスサワーに酷似している。ウメシソサワーだな。
前回来た時には豚シャブ春菊におろしポン酢が載ってなくてあれ?と思ったけどきょうはバッチリ載ってた。ここは厨房が店主の日と店長の日で結構違うのが面白い。
春来ぬと目にはさやかに見えねども梅の香にぞ驚かれヌル。節分・立春まであと10日。
満席に近くなったので出る。帰り道、北大通りを渡ったあたりから白いものが混じり始め、パチパチと跳ね踊る本格的なみぞれになった。
強風によろめきながら
今季最強の北風。だけど暖かい。フェーンかな?
お通しがめっちゃ美味しそう…で実際ピリッとしてネットりして旨味があって美味しかった^_^。
刺し盛りは今日も完璧だ。ただ、もっちりしたカツオの明るく赤黒い、ギラリとして透明感のある、美味しそうなミオグロビンの色を見たままそのままに撮れない。前回もそうだった。
春菊と豚しゃぶのサラダ。今日はちらりとゲスト参加しているキュウリが食感香り味ともにいい感じの橋渡し役というかまとめ役になっている。ただ、楽しみにしていたおろしポン酢が載ってなかった…
カウンター越しに豚シャブを受け取る時にタコハイのグラスを引っ掛けて倒してしまったら、なんと割れてしまったぁ>_<。強度は確保しようね>サントリー。
帰り道、風は少し弱まっていたけど、めちゃめちゃ冷たかった。
刺し盛りで生ビール
昨夜は満席で入れなかったのでリベンジ。今日はどうかなと早めに家を出てくいだおれ通りの上に掛かる月を眺めながらアプローチすると、店の前の駐車場が満杯でなく、店内を覗くと予約席も少なめ。ほっとして入店すると店主が昨日はどうもと。カウンターにはいつもの席にいつもの常連さん2巨頭が守神のように。コロナ期に見た光景のよう^_^。
今宵の刺し盛りは自分の好きなのの四点盛り。手をつけずに景色を愛でながら、注文する前から店主が注いでくれていた生ビールを一杯。神泡は数分では消えない。2杯目はバイトのこが驚速で出して来て泡が驚速で消えたが、そのぶん液体分で吃水近くまで満たされており、それはそれでコスパの観点では好ましい^_^。
7時を過ぎてほぼ満席状態になり注文も殺到状態になるが、店主は刺身を切る時には精神を集中した真剣勝負な感じになり見た目にスローモーションのようになる^_^。4人がけのテーブルをぼっちで占有してるのが気まずくなって来る状況。鮭茶漬けで〆たかったけどそういう雰囲気で無くなったため会計して出る。佳い店が相応に流行るのは良い事だ。
八代亜紀さん追悼
お酒はキャンペーンのタコハイでいい
肴はハーフの刺し盛りでいい♪
舟唄:作詞阿久悠、作曲浜圭介、唄八代亜紀
昭和がまた終わった。
寒ブリ!いさき!いわし!かつお!どれも美しく美味しかった。特に寒ブリ。これに酢飯が付いたら上等なちらし寿司。飲んで騒ぎながら上の空で食べるようなもんじゃ無い。
今日はベーコンほうれん草バター醤油に味覚が振り切れたので星5つ!。なぜかトロッとしたほうれん草の味と香り… かつて食べた記憶のない包み込むような味と香りのベーコン。カラメルと似てるような鼻をくすぐるような染み込むような不思議な個性… ほうれん草バター歴何十年、ほうれん草のソテーにはウルサイと自認しているけど、これは今まで長く生きて来て、初めてと言うか色んな部位の味覚のウロコかが落ちたと言うか。
刺身系ソールドアウト
2024年の慶初日。9時過ぎに入った事もあり、フレッシュな魚介は売り切れだった… けど使い残しが全く無いと言う事も無いもので^_^。
慶ではこの季節、ズワイの丸ごとが2500円くらいで出されている事があり、過去に何度かゲットした。あれはたまたま仕入れられた系らしいので、以前のように毎日来て無いと巡り会える事はまず無い。
慶に頻繁に来るようになったのは2021年の夏でコロナ真っ盛り、自粛だ時短だマンボーだ緊急事態だアクリルパーティションだ検温だアルコール消毒だー!入店時だけマスクすると言う、今思えば不思議な時代だった。つい興奮して何を書こうとしたのか忘れた^_^。
つまりあの頃はさすがに客は少なめで、その分日替わりメニューにも固定メニューにも特別に手が掛けられて居たように思うし、価格設定も安めだった。コロナのおかげでたまたま、静かめで落ち着いて居て居心地が良くて、最高のコスパ状態の慶を観たのかなと思う。あれを定常状態として続けるのは無理だと思うし、その必要性も無いのだろう。今はあの時勢の慶を微力ながら支えたかも知れないと、勝手に自分を褒めてあげよう^_^。
帰途、北大通りを渡りながら天の原ふりさけ見れば街の光害が照らし上げる南西の空、オリオンの三つ星の延長線上に一昨年の冬に位置を覚えた牡牛座アルデバラン、そしてすばるを認む。今季初すばるだ。
銀杏豊作?
6時前に入ったらほとんどの席が予約済み。大騒ぎが始まりそうな予感もするのでちゃちゃっと仕上げて出る計画に。着席して何分もオーダー取りに来ない座敷席の人たちが殺気だった視線を厨房の方に向けている^_^。
今日は炒り銀杏が大盛りだった。最近は自宅で銀杏をチンして食べる事がよくあるけど、銀杏の殻は外しにくい事も多く、薄皮を残して外すのはちょっと気を使う。炒った銀杏の薄皮の焼きものの肌みたいな風合い、野生的な舌触りは酒のツマミとして秀逸だと思う。
店を出て北大通りの歩道歩きながら見上げると、昨日に比べてかなり離れた月と木星。月はかなり太って、裸眼の乱視でも雨の海が見えてる事がわかる。
シャブ漬け
お通しに半ナマのタコぶつが入っててとってもリッチな気分に^_^。削いであったらたこしゃぶと言っても過言では無い。
生ビールはとても残念な状態で提供された。今の時代、ボタンをポチッと押すだけで最適な状態でビールを注ぐ機械なんて簡単に出来ると思うんだけど、なんでそうならないのか世界の七不思議。
エビスオランジェ550円のキャンペーンは終わってしまっていた。でもケータさんに確認したらあと2本残ってるそうなのでさつそく買い占める^_^。
アサヒのマルエフも、サッポロのエビスオランジェも、この店のキャンペーンで初めて飲んだ。スーパードライ、黒ラベル、一番搾りで30年くらい固まってた日本の瓶詰め生ビールの歴史が、今動いている感じがする。
今日は豚しゃぶオン春菊があったのでもちろん注文。期待通りのトロッとした豚の脂の味^_^。春菊にはなーんかデトックス感がある。スーパーで買うのに比べてなんか食感も風味も柔らかい感じでもある。
ぶりしゃぶ。これはこれまで生きて来て一番美味しいぶりしゃぶと言っても過言では無い。茹でて味を溶かし出して捨ててない。しゃぶしゃぶというのは、熱水によって素材の強すぎるクセを流しつつ微妙な瞬間的加熱により美味しさをブーストする調理技術だと思うけど、本来の個性も一緒に洗い流している感じしていた。この店は焼きものやを看板に掲げてるけど、要するにここは、生の食材に丁度良い熱を加えて美味しく食べさせるのか上手い店だと思っている。
だけどほとんどの客は、ただコスパが良くて大騒ぎしながら飲める店だと認識している模様^_^。
ふたご座流星群の降り注ぐ夜
秋の終わり頃に庭で捕まえた黒アゲハの幼虫が今日日没後、サナギの殻を破って羽化した。あのこが黒アゲハだと確信できたのは脱皮して最終齢に達した時の顔立ち。寒くなって活動も鈍り、このまま死んじゃうのかなと思った事もあった。それが今日ついに、無事に大きな黒い羽根を伸ばし終えて部屋の中を初飛行するのを見届けると、今度は空を観ている監視カメラからモーション検知メッセージの嵐。双子座流星群は今夜がピークらしい。吹雪のように舞う流星の群を観ていて気がつくと慶のハッピーアワー刻限を過ぎていた。
でもエビスオランジェはハッピーアワーの対象外だからそんなの関係ねー^_^。
刺し盛りをめくって探したけど、今日はあの海ぶどうは隠れてなかった。
あー、ホヤを食べたい。バクライでもいい。記憶によればもう何年か口にしてない。
冬モード
木枯らしと言うほどではないけど冷たい強い風が気まぐれに吹く薄暗いくいだおれ通りを歩いてくると、慶の看板も心なしか深刻っぽい色合いに見えた。
店内の気温が低めのせいか、冷やしてないためか、生ビールのジョッキに曇りがなく、とってもクリアで、景色が締まる。
この豚シャブ春菊サラダは週に一度は食べたくなる味。これは何か体か心が求めている味。今日の豚シャブはあっさりめ。春菊にもイガイガした刺々しさがない。見た目は生っぽいけど、瞬間的に熱湯を潜ったのかな?
〆に大きなシャケおにぎり200円。これはコンビニおにぎりのコスパを凌駕している。これだけ食べに来てみようかな^_^。
滑り込みハッピーアワー
北大通りの信号を走って渡って6時58分に入店。この信号待ち一つが数百円の違いを生む。
ここのお通し(350円)は当たり外れが激しい。今日はハズレの日だった。パスタ系のお通しはほぼ外れと言っても過言では無い。手抜きだな^_^。
今日は銀杏も無いのが残念だったけど、会えない時間が愛育てるのさ♪^_^。しかしなぜか定番の牡蠣もないのは初めて見た。何かサプライチェーンに異変でも?
豚しゃぶに生の春菊と言うのはここで初めて食べたし、他で見た事はない。誰が思いついたのかこの組み合わせ。これは美味しいと感じる生理的な、栄養学上の理由があるに違いない。生のほうれん草とはどうだろう?クレソンとも合いそうな気がする。でもきっと、野菜も少しだけ熱を入れた方がイケるにちがいない。
ここしばらくあった海鮮納豆ユッケも無い。まあ鮭茶漬けでもいいけどさ。ここは良いなーと思ったメニューが続かない。幻のメニューが数知れない。一昨年のガリ茎ワサビ和えシリーズとか。そう、コロナ期はなんだか色々頑張ってた。
会計はauベイで向こうがこっちのスマホアプリのQRコードを読み取る楽ちんタイプ。逆の方が微妙に手数料が安い設定のようだけど、手数料や手間の問題を置いても、この決済方法は色んな決済アプリで統合されてて管理が楽なのだとか。ある程度の売り上げ規模の店ならそう言う選択になるかな。電子決済の過渡期には色んな事があるもんだ。そう言う歴史上の変遷を今はリアルタイムで眺めている面白さもある。
今日は炒り銀杏の日
また銀杏が食べたいなと思って来た。炒り上がるのに時間が掛かるので、刺し盛りハーフが先に来た。
しばし刺身の美しさに見惚れる。久しぶりに座ったカウンター席の照明と漆黒のスレートの皿が刺身の輝きを浮き立たせ、特に生サバがの青みが怪しげに光る。美味しさは細部に宿る。刺し盛り全体を写真に収めるとイマイチ肉眼で見ているような魅力が写らないけど、一品ごとにズームインすると観える。焼きもの屋を標榜してるけど、ここの刺身は下手な寿司屋よりよっぽどレベルが高い。これを酢飯で食べたらいかばかりかといつも思う。
カウンターの隣の人も炒り銀杏を注文。ここのは殻が無くて食べやすいですねと。すると店長さんが、自分も殻があると食べるのが面倒だと感じるなで、外して提供しているとの事。なるほど。値段にその作業コストが含まれていると考えると、この値段設定はリーズナブルと言える。しかし、食べやすいと食べすぎてしまうというきらいもある。銀杏は食べ過ぎに注意と言われている。
銀杏の実はその分解にビタミンB4を消費するために、食べ過ぎるとビタミンB4不足による中毒症状を来すという。ならB4を多く含む食品と一緒に食えばいいじゃんとか、なんならビタミンサプリでさっくり解消と思うけど、人を脅して食ってる人はその点には言及しない。問題が解消してしまうとメシのタネを失う人たちがこの世には居る^_^。
B4は今はビタミン類とは違うとされているそう。代表的なのはアルギニンとからしい。基本動植物タンパク質由来。茶碗蒸しに銀杏は鉄板の組み合わせだけど、それを人体が求め美味しいと感じる理由があるのだろう。
昔から食い合わせという言葉がある。食い合わせのの良いものには合理的な理由があり、それを機能美的に体が欲して美味しいと思う、のだろう。
今日思い当たった事。空腹は最高の調味料と言う。腹が減ってればなんでも美味しい。特に電気仕掛けの生命体を駆動する発電所たるミトコンドリアの燃料であるブドウ糖、糖類、それにつながる物質が美味しく感じる。喉が乾けばただの水がやたら美味しい。何か不足している栄養素、物質を補給したい、食べたい、それを美味しいと感じるのが本能ならば、常にバランスの良い食事したりサプリで補ったりしていると、いつも満腹状態のようなもの。ということは、意図的にでもビタミンやミネラルを不足した状態にした方が、物が美味しく感じられるのではないだろうか?
エビスオランジェ初登場
オレンジビール?なんだか面白い味… 黒ビールとのハーフアンドハーフみたいな??
豚シャブ春菊サラダ。春菊を生で食べたのはこの店のこのメニューが初めてだった。他では見たことがなく、目からウロコだった。この味が濃いめの豚シャブとすごく合う。たとえてみれば… ワシワシした食感と微かな苦味がクレソンに似てるかも?
ヒラメの納豆ユッケ。これを食べてるうちに無性にご飯が食べたくなってしまわなければ日本人ではない^_^。ご飯と生たまごを注文して、崩したおにぎり状態にして、ほいの如くなりにけり。余は満足じゃっつーの。
食べた記録をツイッターから食べログに移行してもうすぐ4ヶ月になる。ログメディアとして使いものにならないツイッターの投稿数は半減。食べることは生活の重要な軸だなと再認識する。いずれ自炊のログも混ぜ込ませて、トータルな食べログにしてやろうかと画策する^_^。
ちかれたびー
最近は年に2000kmくらいしか走らないところ、この3日で1000km以上走って、ちょっと疲れたかも。睡眠もアルコール摂取も不足。こんな時は生ビールを体が求める。なわけで今月いっぱいハッピーアワーな慶に来た。
前回はナスの一本漬けが佳かったけど、今日のおしんこはフルコースと言うかオールスターキャストというか七福神乗合バスな感じでやって来た。テーブルに到着した時に白菜の匂いがフワーッと来て、食べ始めたらいぶりがっこが主役を主張する。飴色のパリパリらっきょうを食べたらカレーが食べたいような気がする悲しい条件反射^_^。
終日ハッピー神無月
ボート部の彼はビールの注ぎ方も上手い事がわかった。見た目のバランス的には泡が少な過ぎだけどそのぶん正味の液体が多いわけでもちろんお得。少なめの泡はしっかりしていてなかなか消えなかった。ここでオレオレ仮説を考えると、サントリーの生ビールサーバは使いこなすのに握力が要る。のではないか。だからきゃしゃな女子が注いだビールの泡には神が宿ら無いのではないか。
おしんこ盛り合わせが売り切れとの事で代わりにナスの一本漬けになった。やって来たナスは久しぶりに神秘的な青色を発しており、期待に違わぬ絶妙の味と食感だった。皮のナス紺はナス由来のアントシアニンと思われるけど、中身のスミレがかった青はミョウバンから来ているのかもしれない。そしてその成分のアルミニウムではなくカリウムから発しているのでは無いだろうか。ならば利尿作用があり体を冷やす。これは嫁に食わしてはいけないやつだ。知らんけど。
コロナは遠くなりにけり
この店に頻繁に来るようになった2021年の夏には、テーブルにはパーティション、入店時にはマスク、入店すると検温、消毒用アルコールプシュプシュ、店員さんは全員マスクだった。そんな時代もあったっけねーと、今では当時の雰囲気を思い出すのも難しい。
今思うと、あの当時の外出禁止令と禁酒令みたいな空気の中では外で飲める事の有り難みが増して、酒の味をかさあげしてたかも知れない。
刺し盛りの皿が久しぶりにガラスではなく黒い焼きもの系で、締まって見える。自分の苦手なあの透明な人工物の飾り物も混じってない。カツオにモチモチしたタイとズリズリしたマグロの感じが入っていて面白い。刻んだミョウガが味覚に一息ブレークさせる。ハタを梅肉でいただく。おいちー。興味を引かれて注文した一尾390円の本シシャモの串焼きをじっと眺める^_^。
お昼に食べた炊き込みご飯2合の処理がまだ終わっておらず、〆の鮭茶漬けの入る余地はない。
バイトのイケメン男子がボート部だと言う事で、色々面白い話を聞かせてもらった。水上水中の競技は水の抵抗との戦い。彼は水泳もするそうで、プールによって泳ぎやすさ硬さ柔らかさがあり、新潟のプールは高速プールと呼ばれているとか。へー。なんでだ?ボート部の練習は夏は戸田、冬は霞ヶ浦という感じらしく、かつ、ボートの敵、風がないでいる早朝、夜明け頃だそう。霞ヶ浦では強風の中でよくヨットを見かけるけど、ボートを見た事が無いのはそう言う事だったんだな。日の出は霞ヶ浦総合公園で観る事にしてるけど、港町の堤防で見るとボートと一緒に鑑賞できるかも。
慶開店9周年キャンペーン
7周年、8周年と来ているので、自分的には3年目に入っている。この近くに越して来て5年と少し。でもあの頃は北大通りを渡るのはルビコン川並みに敷居が高かった。田舎でクルマ暮らしをしている人間には、3分以上歩いたら負けと言う感覚がある。それが、2020年の春頃にタイ料理のサタポンによく来るようになったのがきっかけで、くいだおれまで歩いて来るのが特に苦でも無くなり、逆にその数分の散歩が楽しくなった。サタポンで食べて出て右のほうを見ると、あ、若筑波のあったとこに飲み屋が出来てるなと思って、何度かこの店に来た記憶がある。あの頃は主にバンバンジーサラダととうふサラダを食べてた^_^。サタポンが建物ごと消滅してもう2年くらいだろうか。
神泡?
ここのバイトのこは背中に神泡を背負ってるけど、?と思う泡な事が少なくなかった。おそらく自分ではあまり飲まなくて美味しいビールの泡と言うのが分かって無いのではないだろうか。サントリーのサーバーに問題が有るのかもだけど、マスターや店長が注いだ時に外れは無い。今日は合格^_^。
9月ももう中旬。夜だけでなく昼間も秋の虫が合唱している。特に極小のコオロギのカネタタキは昼夜を問わずカネを叩く。だけどそのテンポは冬が近づくに連れて遅くなる。夏の終わりには秒3回鳴らしてた鐘が秒2回以下になり、やがてその音が絶えた時が冬の始まりだ。そしたら近くのそば屋さんに温かいすき焼きうどんを食べに行こう^_^。
今日は天久保1丁目・吾妻3丁目境界周辺を歩き回った。グラウンド脇の並木ではもうセミは鳴いて居なかった。近所の柑橘の枝先にキャタピーを見つけた。ムッチリしてデカいのでメスかも^_^。このこがサナギになりアゲハ蝶デビューして運良く次世代を残せても、そのこたちが無事成長してサナギになり蝶になる頃にはもう花はほとんど咲いてない。だから彼らはサナギとして冬眠して花の咲く春に目覚める。去年11月初旬に冬眠に入ったこは今年3月3日に目覚めた。今はもうオスメスの見分け方がわかったので、あのこがメスだった事が分かる。
刺し盛りについていたサンゴみたいな形の海藻がカシュカシュした歯ざわりで、何か微かに味もあり、美味しかった。
生ビール
瓶詰めのビールはどの店で飲んでも味が同じで、よほど賞味期限を切れてなければハズレがないと言うメリットがある。一方生ビールはその店の顔みたいなもので、その店のやる気と言うか姿勢がストレートに見える化される。回転と管理が悪くてツンと臭ってしまう店も少なくはない。慶は品質管理的な問題は全くないけど、生ビールの美味しさをあんまり分かってないだろうバイトさんが注ぐので。自分が知ってる中ではつくばで完璧な生ビールを注ぐ店が北大通りの吾妻3丁目側にある。食べログを始めてからはまだ行ってない。何年か前は毎日行ってたんだけど。
無粋な話、状況に応じて美味しくビールを注ぐ手順は明確だろうし、コンピュータ制御で弁の開閉を制御する機械はわりと簡単に出来そうな気がする。AIがどうとか以前の、NCのレベルだけど、まあ各種環境センサーと画像認識くらいで必要なパラメータは取れる。でもそれを人間の感覚だけで実行できるというところに、プライスレスな感じを受けるんだな。
〆の鮭茶漬けを待って居る間にうとうとして、胡蝶の夢を見た。どう言う夢だったかは思い出せない。
終日ハッピーアワー本日まで
医食同源なのだ。当たり前じゃん。30年以上、居酒屋の料理を主食として来た。この体の何十兆個の細胞は酒のツマミを原料として出来ていると言っても過言ではない。百薬の長を頂きながら海鮮と野菜を味わう。これは明らかに健康に良いと実感する。個人の感想です。
血中アルコールは感染症の感染予防とか重症化予防に効くか?には興味がある。イベルメクチンが寄生虫に劇的に効く原理は最近知った。あれの分子構造は線虫とかにしか無い細胞膜上の塩素イオン関門を開ける鍵の形をしている。それを開放状態でロックするので奴らの神経は電気的に麻痺する。我ら生物の生命活動はそういうメッセージ物質の交換で制御されて居る。アルコール、エタノールもそのような鍵、リガンドの一つであり、だから神経が麻痺して酔っ払う。問題は、病原生物の細胞がアルコールをリガンドとして居るかという事と、もしそうだとしても奴らを酔っぱらわせ続けるためにはこっちもずっと酔っ払ってる必要がある事だにゃー^_^。
アルコールがコロナ対策に有効だと分かると、酒を飲む事が周囲への思いやりになり、思いやり飲酒運転もお目こぼし、アルコール飲料は自己負担無し、居酒屋には補助金がバンバン出るし深夜営業推奨、Gotoドリンク!、在宅勤務しながらの家飲みという新しい生活様式もブーストするだろうなー^_^。いい時代になったもんだ。自分は時代を先取りしすぎてやや軋轢があった。だけどそうなると、酒が嫌いな人には嫌な同調圧力がかかる、暗黒時代の再来かもね。
我々男の見た目を支配するX染色体と、生命エネルギーを生産するミトコンドリアは母親から来る。自分では選べないけどね^_^。
帰路、満月を観る。確かにデカい、ような気がする。それは最近満ちて来る間ずっと、そう感じていた。
シマアジの金属光沢を愛でながら
この店のシマアジと釣りアジは並の寿司屋のそれを楽勝で凌ぐ。冬場に何度か、シマアジの皮が金色に輝いているのを観た。これを寿司で食べられたら…と思い、ごはんにガリを混ぜて一緒に食べたことがあるけど、実際美味かった。握るのは面倒だろうから、ちらし寿司にして出したら絶対イケるだろうと思う。
牛久に姉妹店が出来たお祝いキャンペーン中だそうで、閉店までハッピーアワーだ!^_^/。評価爆上げ。
会計して出て左方向を見るとクジラ食堂がやたら明るい。誘引されて近くまで見に行くとなんか青春群像のようになって居た^_^。くいだおれ名物の昭和時代の廃墟を潜り抜けて帰る。
秋の虫が大合唱してるグラウンド前を歩く。みんなが知ってる鈴虫のリリーンという声に混じってカネタタキのチッチッチッチという地味な声を聴きながら。
いつも開いてる慶び
親からもらった名前、だと思うけど、が好きで自分の店の名前にしちゃうって、幸せな事だと思う。
この店に来るようになった一昨年の夏、印象的だったのはスレートの板に直線的に盛り付けられた刺身やおしんこだった。刺身の一切れ一切れにひねりが加わっててイキを演出してた。一次元のデザインというのは自由度が減らされる分失敗が少ない。食材をいかに美味しそうに見せるかに集中できるだろうし、食べる側もそこに集中できる。これが二次元になると様相が変わる。配置のセンスを問われる。なんかベタベタ並べてる感じになりやすい。窪んでる丸い皿は実用的だけどそれゆえ入れ物になってしまう。ここのお任せ串焼き6本盛りは細長い皿に6本が肩寄せあって斜めに並んでるのが緊張感を醸していた。気のせいか最近皿の幅が広がって、ゆるゆるのデカパンみたいに感じなくも無い。
ああ、串焼きもヤジロベエみたいにしたら、緊張感が出るかな^_^
お茶漬けは今日も美味かった。
ハッピーアワー!
ジムビームハイボール280円 42%OFF!(°▽°)/
各種サワー350円 27%OFF
生中500円 25%OFF
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生かき300円/一粒!
ハッピーアワーの品目別割引率がどういうルールになっているのか、以前バイトのこに尋ねた事があるけど、知らなかった。決めてる店主や店長にも簡単には説明出来ないのかも知れない。
レモンサワーのアルミカップのすり減り具合が回転の激しさを物語る。サントリーのダンピングまがいの営業を感じる。アサヒもマルエフで何ヶ月かやってたけど終わってしまった。
刺身が売り切れ全滅だということなので久しぶりにお任せ焼き鳥盛り合わせを注文。この店の串焼きはほぼもれなく根元にネギが刺さって居て、ネギ大好き人間としては全力支持している。全てのネタをねぎま形式に、あるいは先っぽにネギでいいんじゃまいか。
鮭茶漬けて〆て帰ろうと思ったらご飯が売り切れとの事。ご飯は吸水さえ終わってれば10分足らずで炊き上がる事が実験により確認されている。ましてお茶漬けのご飯だから冷凍物でもOKではないかと??
隣の鯛そば屋さんも今日はなんか臨時休業だとかで…
ハッピーアワーのあるお店
つくばでは珍しいハッピーアワーのドリンク割引のある居酒屋です。お店の開店何周年の月とか、侍ジャパンWBC優勝の折には最初の一杯は大ジョッキでも100円だったりと、時節を反映したキャンペーンがしばしばあります。次は大谷翔平がホームラン王を取った時かな^_^。日替わりの刺身の質は折り紙つきで、刺し盛りのハーフが定番。お通しは当たり外れが大:-p
Restaurant name |
Yakimono Ya Kei(Yakimono Ya Kei)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
029-875-4882 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
茨城県つくば市天久保1-6-13 くいだおれ3号館 1F |
Transportation |
947 meters from Tsukuba. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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PR for restaurants |
歓送迎会、追いコンなどの御予約はお早めに! 御予算などのご相談も承っております。
つくば駅から徒歩16分。松見公園すぐそばの【焼きもの家 慶】はアットホームな雰囲気でゆったり過ごせるお店です。カウンター席はキッチンを囲むようにつくられていて、手際よく料理をする料理人の姿を見ながら食事を楽しむことができます。また開放感のあるお座敷もあり、シーンに合わせて利用が可能です。極力、冷凍加工品を使用しないという信念の基、『自家挽きつくね』は、地元の鶏肉を自らが挽いて使用しています。『自家 |
6時に来たら、店の前の駐車場の中央2列にクルマが無いという珍しい光景を観た。暗くなってから来るとうす暗いベンチシートの一番奥の席に通される。昼間座ると、なかなかに明るく、店全体が見通せる席だとわかった。
学園祭に所属サークルで出した模擬店で照明担当をした事がある。あの頃は、こんな風にしたい!と言う一つのイメージがすぐに決まった。思いつく安い材料を買ってきてぱぱっと適当に作る行動力があった。定演のポスターを描かされた時もそうだった。暗がりにソロの演奏者が浮き上がるイメージ。今はそう言う、これしか無い的な集中が出来なくなったなと思う。慶の室内照明とか装飾とか、なんだかごちゃごちゃしているのも、こういうのもありかな、で終わる^_^。
何かに拘らない事に拘る。ついつい頑張らないよう頑張る。無駄のない持続可能な自分なりの幸せ感を大切にしたい。
食べるものが美味しいってそう言う事かな。
大元のクチナシが咲き始めたので嗅いで帰る。