米蔵と納屋改装の和の空間、カフェ＆アートギャラリー : Kuraudo nain

蔵や古民家を利用したお店がちまたで人気のようです。

和だからどこかホッとする、古いものに郷愁を覚える、だけど新しいスタイルでおしゃれ、というところが人を惹きつけるのでしょうか。

お店の開拓も好きですが、知らない道を通るのも好きで、そんな道草の途中で見つけたのがこのカフェギャラリーでした。

お店の少し離れた場所に広い駐車場があり、何もなさそうな畑と民家の中にどうして駐車場が？どこにお店があるの？

と探究心があおられます。

民家としか思えないので、看板がなければ見過ごしてしまうところです。

お昼少し前にお邪魔して、奥のテーブルにつきました。先客は隣の１組。

テーブルは２台、４人ずつ座れますが、相席はきつそうなので、このあとのお客様はカウンター席にご案内？でしょうか。

言葉を選んでしまうあまり、記事を公開するのが遅くなりそうなので、ここは写真をたくさん掲載して、

率直な感想を述べたいと思います。

私が注文したのは、いろ野菜定食900円、連れはほうれん草とベーコンのクリームパスタ800円で、

サービスドリンク＋200円を付けました。

デザートをつけると＋300円、「デザートは何ですか」と聞いたところ「ガトーショコラとりんごのスライス○○ソースがけです」との

答えでしたので（オレンジソース？ちょっと度忘れ）、じゃあいいやとドリンクのみを注文したつもりでしたが、

しっかりデザートがやってきてしまいました。しかも連れの分まで。

『あれれ？』と思ったものの、気弱な私たちは『頼んでません』の言葉が言えず、いただいてしまいました。(^_^;)


このお店の位置づけは、カフェギャラリー。

主体はアートギャラリーで、レストランではありません。

なので、あまり辛口コメントはどうかと思ったのですが、

食べログに掲載する以上、食としての評価をさせていただくと・・・

満足のいくものではありませんでした。

’もちろん、ほかにもメニューはたくさんありますので、たとえばカレーを頼んでいたら評価も違うかもしれません。）

野菜は地元農家の協力により提供しているようで、どんな「いろ野菜」が登場するのか期待して待ちましたが、

ありきたりで量も少なく、野菜が大好きでベジタリアン寄りの私を納得させるものではありませんでした。

お魚かお肉のお料理が付きますが、この日の鱈の煮つけは普通の家庭の味でした。

ご飯も五穀米とありましたが、色が付いているだけでどの程度五穀が加えられているか微妙で、

おかずがとても少ないため、ご飯が進まず、連れが頼んだパスタのクリームをかけていただきました。

こうするとおいしかったですよ。(^^ゞ

注文しなかったはずのデザートは、少量で金額に見合っていない感が否めません。

パスタのお味はおいしかったようです。極細パスタでした。


お昼過ぎになると、ギャラリーを見学（ほんとは食事が目的だった？）のお客様が結構見えて、

狭い店内ですのでテーブル席の私たちは、なんだか落ち着きません。


トイレの位置も気になりました。また、扉を開けるといきなりべんき、というのもちょっと。

扉を開けたらまず手洗場があってほしいところです。でも、清潔なところは良いです。


食事を落ち着いて食べるというより、カフェとして利用するならとてもいいお店に思いました。

飲み物を注文して、２階のギャラリーで、アートを楽しみながらおしゃべりをする、など楽しそうです。

また、蔵なので、日光がまったく入らないのも紫外線に怯える者（わたし）にとってはｇｏｏｄです。

奥のテーブル席ではなく、カウンター席に座ってしまうのもいいかもしれません。

こうすれば、あとから入店されたお客様に背を向けることになり、混雑もひとごとです。

夜はまだ未体験ですので、今度は夜お邪魔して、どんなふうに雰囲気が変わるか、お味はどうか、

取材させていただきます。

メニューがたくさんあり、お店のエピソードなど書かれていて、本を読むようで、楽しかったです。