完璧な心配りにおいしいとんかつ。感激ですよ、みなさん！ : Tonki

みなさま、おいしいもの食べてますか？
osyokuji708と申します。

昨日の夕食、嫁様はとんかつを食する予定だったのですが、諸事情により食いっぱぐれ…。
そんな嫁様をあわれんだワタクシ、「今日はとんかつ屋さんへ」と心に決めてました。

というわけで、とある土曜日の12時半に「とんき　牛久店」さんに到着。
駐車場の位置が以前と変わったようです。お店の入り口に案内が出てましたが、ちょっと分かりづらいかもです。
みなさんご注意を。(写真をご参照ください)

さて入店です。
店内は白木のカウンターを筆頭に、非常に清潔感に溢れています。
カウンター6席、小上がりには2人掛けテーブル×3卓、4人掛けテーブル×1卓です。
先客は6名。ご主人と奥様でしょうか、今日はお二人でのオペレーションですね。
カウンターに着席してメニューを拝見します。
お？こちらも以前とは構成が変わっていました。
定食が姿を消し、揚げ物、ご飯、豚汁が全て単品価格になったんですね。

今日の注文も当然ながらシェア前提です。
ヒレかつ（1243円）にロースかつ（1265円）、各々御飯中サイズ（220円）にとん汁（220円
さらにフンパツして嫁様ご所望のエビフライも一尾。ちなみにエビフライは時価。今日は550円でした。
エビフライは別皿にしますか？とご主人の細かな気配りに感心です。
店内にご主人の口から我々の注文内容がコールされます。

少し時間がかかる気配です。なんとなくお二人の動きを見ていました。
いやーよく動きます。
ご主人は料理をしながら隙をついて配膳、カウンター客へのキャベツおかわりの配慮など。
女性のほうはキャベツ、ごはんの盛り付けにお茶とキャベツの追加に気を遣いつつ、とん汁を担当しているようです。
約30分後「カウンターのお客様ロースイチヒレイチエビフライイチあがりまーす」
ご主人の高らかな宣言により女性がごはんととん汁の盛り付けにかかります。
ちなみにとん汁、作り置きではありません。2〜3名のロットのたびに味噌を投入、味見を繰り返していました。

いよいよ料理が目の前に。
ごはんはけっこう威勢の良い盛りです。
丁寧に作られたとん汁に浮いている葉ものはほうれん草だそうです。それに豚肉、豆腐、ネギのシンプルな構成です。
そしてメインのとんかつ。
一般的なとんかつの見た目と比べると、唐揚げとの中間のような衣です。かなりの厚みですね〜。
そこに山盛りキャベツが添えられてます。
別皿でお願いしたエビフライ。
大ぶりのエビは３つに切り分けられていて、こちらにもキャベツがサービスされてます。
レモン、タルタルソース、からしが添えられてます。
・・・エビフライにからし、一般的なんでしょうかね？ワタクシは、初めてです。

では…とその前に。
嫁様とこそこそ「シェア行為」に励みます。と、ここでご主人が「取り分ける皿用意しますね」の嬉しいひとこと。
しっかり見られてました。…少し恥ずかしい…

さあ今度こそいただきます。
かつの衣は「サクサク」というよりは「ざっくり」とワタクシには感じられます。
ロースカツは脂の甘味がお肉にしっとりとなじんでいて、当然美味いです。
ヒレかつ、こちらは噛み応えばっちりの肉々しさ。やっぱりとっても美味い。
盛りの良いごはんがガンガン減っていきます。
絶妙のタイミングで女性から「キャベツのおかわりいかがですか？」の声。2人ともいただきました。
嫁様のエビフライも味見させてもらいました。
モノは試し。ソースにからし、レモン、タルタルソース全てをのせて…うーんぶりぶりの歯応えと濃いエビの風味。
タルタルとからしの組み合わせ、なかなか良いですよみなさん。
ちなみに・・・時価のエビフライは決してお安くはないかもしれません。
ですがこちらを注文することでタルタルソースとレモンがゲットできます（笑）
これをとんかつにも使うことで色んなバリエーションが楽しめるんですね。ちょっとした嬉しい発見でした。

ふと隣を見ると嫁様、ソースか何かをデニムに一滴こぼしたようで、もぞもぞやってます。
そこに突然ご主人が。手にはおしぼり。
「お湯につけてきました」
…あまりのお気遣いに我々、思わずぽかーんとしてしまいました。感服です。

最後にデザートのオレンジをいただいて、ごちそうさま。
美味しい料理に完璧な心配り。素晴らしい食事となりました。

ありがとうございました！ごちそうさまでした！