Restaurant name |
Takahoshi Shokudou
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Categories | Soba (Buckwheat noodles)、Udon (Wheat noodles) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0294-72-0839 |
Reservation Availability | |
Address |
茨城県常陸太田市馬場町527-1 |
Transportation |
1,966 meters from Hitachi Ota. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Non-smoking/smoking |
− |
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Parking lot |
OK |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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常陸太田市の中心部の商店街がある鯨が丘
たかほし食堂はその一角に立つ老舗食堂だ
元は馬の蹄鉄を作っていた店で、休む客を蕎麦でもてなしていたのが好評で食堂に鞍替えしたという
食堂としてオープンしたのは昭和初期のころ
それでも100年近く続く本物の老舗食堂だ
現店主で4代目
凄く気さくで優しい御仁
いろいろ話を聞くと嫌な顔もせずに丁寧に答えてくれる
お店の一押しはなんですかと訪ねると「冬のけんちんがおすすめなんですけどね…夏場はやってないんですよ。その代わりつけけんちんをやっています。味はちょっと違うんですけどね」と回答
こういう店ってとても良い
まず頼んだのはつけけんちんそば(850円)
冬は根菜類中心だが、夏は夏野菜とお揚げが入る
ちなみに、夏野菜として入っているピーマンが汁全体に回っているのでピーマン苦手な人は食べられないだろう
楽しみにしていた自家製芋がらは残念ながら入っておらず、冬のけんちんまでのお楽しみ
麺は常陸太田産の常陸秋そばを使った七三
お母さんが打ったのか
短く縮れ麺の幅や厚さに差がありかなり個性的な蕎麦だ
細いところが湯だっていれば、厚くて幅広なところはむっちりと硬いくらいの食感
ショートパスタや最近人気のラーメン店でも、幅や形が違う数種類の麺を合わせて提供する店が出てきているが、そんな流行の先駆けのような仕上がり
でも、ゆだりすぎな感じは否めない
汁は鯖節の酸味がしっかり強め
鰹節の香りもしっかり
醤油の濃さもあるか角はずいぶんと丸くなって熟成されている感じ
なんとも言えない優しい味はいろいろ好みがありそうだが個人的にはアリ
一緒に食べ歩きをした友人は肉汁ソバ(820円)
豚のばら肉を一緒に炊いているようだが、ばら肉入れただけでこんなに味が変わるのかってくらいびっくり
これはマイルド
けんちんよりも塩味が柔らかくなって、つけ汁としてはちょっと物足りないくらい
また、カレーそば(720円)はこの蕎麦がなんともいえない感じに変わる
温かい汁にいれるとさらにくたっと…
全くコシのない柔らかい蕎麦はなんとも優しい
福岡のうどんと同様でこの食感が許せるかどうかがポイント
カレーは甘くてTHE蕎麦屋のカレーといったカレー南蛮仕立て
片栗粉でとろみをつけているので、食べ終わりにかけてだんだんとろみがなくなってくるので、徐々にあっさり食べられるようになるのも嬉しいポイントか???
なにはともあれ、まさに田舎の食堂
好みはわかれそうだが、一度自分の舌で確かめてみたくなる味だろう
ごちそうさま