濃厚なガナッシュ生地にラムレーズンとナッツを合わせた「アルハンブラ」
<お店について>
2018年5月24日オープンの洋菓子店。
屋号の“ドルチェスタ”は、イタリア語で「甘い食べ物」や「食後のデザート」を指す言葉「ドルチェ」に、皆に気に入っていただき、地域で輝ける一番店になれるよう願いを込めて「星(スター)」を付けた、オーナーが作った造語。
特にイタリア菓子にこだわっているわけではないとのこと。
場所は、惜しまれつつ閉店した西麻布のフレンチレストラン「ジョージアンクラブ」で最後のパティシエを務めた川崎達也氏のパティスリー
仏蘭西菓子キュイソン(2018年7月13日神奈川県藤沢市に移転)があったところ。
・駐車場
14台分
・席構成
テーブル席…4名がけ2卓
<商品>
■サンファリーヌ・ショコラ…380円+税
・縦…約2.8cm
・横…約10.9cm
・高さ…約4.9cm
・重さ…約99g
小麦粉不使用のチョコレート生地とチョコレートムース、フランボワーズジャムを組み合わせたチョコレートケーキ。
ちなみに、フランス語で“サン”は無い、“ファリーヌ”は小麦粉…よって、“小麦粉を使っていない”というような意味。
生地もムースも食感は軽めですが、味は濃厚。
甘さ控えめでビターなチョコレートと甘酸っぱいフランボワーズが良く合い、とても美味しい。
チョコレートは好きだけどこってり重いものは苦手という方にもおすすめのチョコレートケーキです。
■ミゼラブル・カフェ…380円+税
・縦…約2.8cm
・横…約10.9cm
・高さ…約4.8cm
・重さ…約82g
ベルギーの伝統菓子「ミゼラブル」をアレンジしたようなケーキ。
お店のお勧めにして人気商品である旨のポップが付いていました。
“ミゼラブル” はフランス語で“みすぼらしい”とか“悲惨な”という意味の言葉で、節約のためバタークリームに牛乳ではなく水を使うことに由来。
ダックワーズ生地でコーヒーとプラリネのバタークリームをサンド。
表面にはココアパウダーと粉糖が対角線を境に振りかけられており、2019年まで大阪にあった「パティスリー ケ モンテベロ」の「ミゼラブル」のようなビジュアル。
ダックワーズ生地は水分量少なめのふかっとした軽い食感。
バタークリームはしっかり甘いコーヒーミルク味。
素朴な味わいのケーキです。
■シシリアン・ショコラ…430+税
・縦…約2.8cm
・横…約11cm
・高さ…約9.2cm
・重さ…約136g
ピスタチオムースとショコラムースでグリオットチェリー風味のジュレをサンドしたケーキ。
鮮やかなピスタチオグリーン色のトップにはラズベリーやホールのピスタチオ、板チョコレートがのり、今回購入したケーキの中では最も華やか。
ピスタチオだけの色味にしてはあまりに鮮やか過ぎるので、ピスタチオの色だけではなく着色料で色付けしているのかもしれませんが、このピスタチオムースの緑色とラズベリーの赤色の組み合わせは、映えます。
商品名に“シシリアン”と付くので、南イタリア・シチリア島産のピスタチオを使用しているのだろうと思われますが、未確認。
味については、グリオットチェリーの甘酸っぱさが主張していますが、なめらかまろやかなピスタチオムースの量が多いので、上から下までまとめてすくって一緒に食べれば中和されて美味しい。
見た目も味もインパクトを求める方におすすめできるケーキです。
■アルハンブラ…320円+税
・縦…約2.5cm
・横…約8cm
・高さ…約3.8cm
・重さ…約90g(棒込み)
ガナッシュ生地にラムレーズンとナッツを合わせたスティック棒付きのケーキ。
「アルハンブラ」という名の付くケーキは、神戸の洋菓子店「ハイジ」の看板商品である「アルハンブラ」(ハイジの当時のオーナーがスペイン旅行中に観た夕日が当たり光り輝いて見えたアルハンブラ宮殿からインスピレーションを感じて考案されたと言われているチョコレートケーキ)が有名。
こちらの「アルハンブラ」も濃厚なチョコレートケーキで、トップには金粉ものっていたので、アルハンブラ宮殿をモチーフにした…もしくはハイジの「アルハンブラ」をインスパイアしたケーキと思われます。
濃厚なガナッシュ生地にラム酒の香りが素晴らしいレーズン、さらにコリコリとしたクラッシュナッツが大量に。
個人的にチョコレートとラム酒が好きということもあり、今回いただいた中ではこちらが一番美味しい。
それでいて安いので、CPも良いと思います。
Restaurant name |
Dolcesta(Dolcesta)
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Categories | Cake |
Phone number (for reservation and inquiry) |
029-219-7600 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
茨城県ひたちなか市津田1942-2 |
Transportation |
2,185 meters from Godai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Website | |
The opening day |
2018.5.24 |
<商品>
■ガレット・ブルトンヌ…170円
・直径…約6cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約32g
・原材料名…バター、小麦粉、砂糖、卵、アーモンドパウダー、ショートニング、塩、ベーキングパウダー、洋酒
アルミケース入りのガレット・ブルトンヌ。
カルデラ状に陥没しており、ガレット・ブルトンヌならではの格子状の模様は薄め。
アルミケースに入れて焼成したガレット・ブルトンヌらしいかためのザクザクとした食感。
食感はややワイルドでしたが、バターリッチで美味しいガレット・ブルトンヌです。
■ブール・ド・ネージュ…170円
・直径…約3cm
・高さ…約2cm
・重さ…約26g(3粒で)
・原材料名…小麦粉、バター、クルミ、アーモンド、砂糖、ショートニング、塩
クルミ入りのブール・ド・ネージュ。
サクサクほろっと崩れる生地にクルミのコリッとした食感。
粉糖をたっぷりとまとったストレートな甘さ。
ほんのり効いた塩味が、砂糖の甘さを引き立てます。
珍しいクルミ入りのブール・ド・ネージュ、美味しかったです。