Funamachi Shokudou
(船町食堂)- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Saturday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Funamachi Shokudou
|
|---|---|
| Categories | Soba |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
0280-87-0368 |
| Reservation Availability | |
| Address |
茨城県猿島郡境町本船町1598 |
| Transportation |
車 |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
～￥999
|
| Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
18 Seats （ テーブル4人掛け×4卓。小上がり4人掛け×2、2人掛け×1卓。） |
|---|---|
| Private dining rooms |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
OK バス会社敷地の北側に７～８台分 |
| Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats,Sports TV |
Feature - Related information
| Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Location |
House restaurant |
| With children |
Kids are welcome |
お盆直前の平日、この日は茨城県猿島郡境町にある素敵な古民家カフェ8014861,茶太郎’Ｓ CAFE やまの]
さんに行くつもりで家を出ました。カフェで甘いものをいただくことにして昼食はお蕎麦でも…と
思い、まずは「船町食堂」さんへ向かいます。実は少し前に仕事でお会いした方がたまたま境町に
お住まいだったので、どこか美味しい店は無いか聞いてみたら「境町の人なら誰でも行ったことが
ある人気の蕎麦屋さんがあって、大根せいろそばが名物なんですよ」と教えていただいていたの
です。
へぇ～、大根そば？大根おろしが乗ってるのかしら？と思ったら大根の千切りが乗ってるお蕎麦
だそうです。どうやら栃木県佐野市ではポピュラーな食べ方らしいけど私は初めて知りました。
しかし何故その大根そばが境町にもあるのか謎ですが。（店のご主人は下妻市で修行したらしいの
でホントに謎）
お店は利根川の土手のすぐ下で、朝日自動車の路線バス車庫（停留所）の対面にあります。人影
の無い道だったのですが、お店に近づいて行くと…ギョギョッ！この店の外にだけ人だかりができ
ています。１２時ちょっと過ぎの到着だったのですが、すでに数組待ちの状態だったようです。
失礼ながら田舎だからウェイティングになるなんて思っていなくてなめてました＾＾；ホントに
人気あるのねぇ。会社のランチタイムに来ていたらしい前の男性陣はあきらめて引き上げていき
ましたが私はおひとり様だったので、すでにお食事中だったおひとり様のお客さんが相席を許可
してくれて数分待っただけで席に着けました。
メニューを見るともりそば５００円、ざるそば６５０円など手打ちにしてはリーズナブルな
値段設定。当初の目的通り大根せいろ（８００）を注文しました。ちなみに大根せいろは基本は
冷たいつけ汁ですが希望なら温かいつけ汁にしてくれるそうです。蕎麦が来る間に厨房内を観察
するとご主人が一人で茹でたり冷やしたりと大忙しの様子。配膳と補助は女性２人ですが、町の
そば屋さんにしてはとっても低姿勢な言葉遣いと所作で、注文を聞くときやお膳の上げ下げの時に
丁寧にお辞儀をしていて人気店なのに殺伐としていなくて大したものだなぁと感心しました。
１０分ほど待って出てきたお蕎麦は想像していたより盛りがかなり良いです。大根はそばの上に
乗ってるだけじゃなくて内部にも混在しているのですが、そばだけみても１５０ｇくらいありそう。
そば自体はやや太めで平たく、切り口は長方形。色はクリーム色で星が点在しています。切り幅は
揃っていて、エッジも滑らかな、かなりちゃんとしたおそば。大根は生の状態で、刺身つまより
ちょっと太めに切られていますが、さすがにこれは機械（サラダ用の器具？）を使って切ってある
のかな。食べてみると、夏場なのでそばの香りはそれほど感じませんが、穀物系の穏やかな甘みが
あって飲み込んだ後にもそれが持続します。そこに大根の辛みと香りが加わってすごく爽やかで
とっても美味しいです。最初は、千切り大根と一緒に食べるなんて喉越し悪くならない？と思って
いたのですが、意外にお蕎麦と大根の馴染みが良くてズルズルッと一緒に啜ってもスムーズに口の
中に入ってきてくれます。そして咀嚼するとそばの弾力感に混ざってシャキシャキ、シャクシャク
とした大根の心地よい歯ごたえが…。あ～、この食べ方変化があっていいわ。自分でも試して
みたいけどきっと大根の切り幅とか水に晒す時間とかの調整の上に成り立ってる絶妙なバランス
なんだろうなぁ。つけ汁にも最初から大根おろしが入っていて大根大根。味は醤油が薄目だった
のでもうちょっと濃いほうが好みだったな。水切りはよくできていましたがそれでもやっぱり大根
が混ざってる分、後半は多少水っぽくなってくるので特にそう感じました。小皿のゴボウとニンジン
の天ぷらは冷めていてイマイチでしたが、まぁ「おまけ」だからね。
盛りもいいし、よく噛んで食べることになったので食後はかなり満腹になりました。全体の
４分の１くらいが大根とはいえ手打ちそばで満腹になるってなかなか無かったことなので満足感
あります。そのせいなのか私以外のお客さんはほぼガタイの良い兄貴達。やっぱり大根せいろを
注文しているご仁が多かったのですが、その半分くらいが大盛りを頼んでいたので午後１時前に
そばは売り切れになってしまっていました。今度来るときは早めに到着したほうが良さそうですな。