Restaurant name |
Pathisuri Ro Bu Hanakyouan(Pathisuri Ro Bu Hanakyouan)
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Categories | Sweets、Cake、Cafe |
Phone number (for reservation and inquiry) |
076-254-0903 |
Reservation Availability |
Reservations available
・ホールケーキ |
Address |
石川県金沢市尾張町2-4-13 |
Transportation |
北陸鉄道バス・西日本JRバス 武蔵ヶ辻・近江町市場バス停下車、徒歩5分 1,063 meters from Hokutetsu Kanazawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、au PAY) |
Number of seats |
14 Seats ( カウンター6席、テーブル8席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店前、左側1台のみ駐車可能(テイクアウト利用時のみ)※すでに1台駐車中の場合は、お時間をあけてご来店いただくかお近くのコインパーキングのご利用をお願いいたします。縦列駐車はおやめください。 |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
The opening day |
2022.4.24 |
この場所は5年ほど前まで「金澤町家料亭 壽屋」というお店でしたが、2019年に閉店。その後、金沢市内などで飲食店事業を展開している株式会社OPENSAUCEと東京東麻布のミシュラン1つ星フレンチレストラン「Restaurant L'aube(レストラン ローブ)」でシェフパティシエを務める平瀬祥子さんが、別のお店でデザートの監修をした流れを経て、こちらのお店を彼女がオーナーとなり2022年4月にオープンさせています。
ちなみに「L'aube(ローブ)」とは、「始まりや夜明け、 誕生」を表すフランス語で、「自然が創造した美しさと、人が創造した美しさの絶妙なハーモニーを生み出すこと」を意味しているようです。
そして、オーナーである平瀬祥子さんは、ミシュランと並んで有名なレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」の2020年度ベストパティシエ賞を受賞。さらには一昨年TBSの情熱大陸でも取り上げられるなど、人気のパティシエなのです。
時期的にクリスマスシーズンということもあって、事前に予約してありました。ちなみにカフェは13:00~,14:30~,16:00~の3部制となっています。
建物は壽屋さんの時ほぼそのままで、金沢町家の弁柄(紅殻)格子があるファサードがきれいです。
店内も、その時の内部をほぼそのまま活用していますが、濃紺のアクセントカラーが印象的。金沢の伝統をうまく残しながらモダンなインテリアに変貌しています。
まず、スイーツが入れられているケースがある所でオーダーと料金を支払います。ちなみにケースの中に置かれているスイーツはカフェでも頼むことが出来て、もちろんテイクアウトについてもok。
カフェスペースは改装前の蔵がそのまま残されて蔵用の大きな扉があるスペースになります。
我々は外に面したカウンター席に案内されました。
平瀬さんは、金沢の古き良き文化や伝統からインスピレーションを受けてスイーツを作っているようです。
私が頼んだのは、シューケースにあった「加賀ブレスト(700円)」。
フランスにある伝統菓子の「パリブレスト」というお菓子を金沢の梅鉢紋をイメージしてアレンジしたものでした。
シュー皮の中に棒茶とヘーゼルナッツ、そしてキャラメルの各バタークリーム二層仕立て。
さらにはピーカンナッツのキャラメリーゼも入っているようで、軽やかな味わいで上品な甘さ。5つのセパレートになっているので、一口で食べやすかったです。
ドリンクは「加賀ブレスト」に合わせて「加賀棒茶(550円)」にしました。
妻は「洋梨のファルシ 加賀棒茶のジュレ(1,650円)」を頼んでいました。
ファルシとは素材の中に別の食材を詰めた料理のことで、真ん中にでんと置かれた洋梨のコンポートの中をくりぬきキャラメルシナモンアイスが詰め込んでありました。
そして周りに加賀棒茶のジュレを散りばめ、洋梨のソースがかけられています。
私も一口食べましたが、洋梨のコンポートの甘さと加賀棒茶のジュレのコンビは、甘いのですが後口は爽やかでした。
妻のドリンクは「ベンガルティー(550円)」です。
メニューの中に書かれていたのは「シナモン・ローストチコリ・ローストキャロズ・バニラ・ショウガ・カルダモン・ブラックペッパー・クローブ・ナツメグなど様々なスパイス香る自然な甘み」と書かれていました。
あと、この後ディナーでご一緒する東京の友人夫妻へのお土産として、妻がこちらの「日本酒と楽しむデイスティング・サブレ(3,600円)」を買い求めています。
こちらにも書かれている通り、のどぐろやいしる、棒茶など、石川県の素材をサブレに練り込んだ珍しいお菓子。友人夫妻も喜んでいました。
スイーツの世界には疎いのですが、金沢に東京のパティシエの感性が融合して新たな化学反応が起こることを期待します。ご馳走様でした。
ブログ記事はこちらです。
http://asap.blog.jp/archives/50772493.html