Restaurant name |
Hashimotoya
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Categories | Soba、Udon |
Phone number (for reservation and inquiry) |
019-622-2223 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
岩手県盛岡市本町通1-16-6 |
Transportation |
岩手県交通(盛岡都心循環バス『でんでんむし』)「本町通一丁目」下車、徒歩1分 666 meters from Kami Morioka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
70 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗向かいに3台分。ただ前の本町通は交通量が多いので出るのがちょっと大変。 |
Space/facilities |
Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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一般的に『老舗(シニセ)』とは創業百年以上の歴史を持たれる店に使われる言葉ですが當店『橋本屋本店』さんは元和四年創業で今年で創業四百四年を迎えられたということですから盛岡で現存する飲食店の中では老舗中の老舗と称しても過言ではないように思われます。同じくそば屋を生業とされている『東家本店』さんが明治40年創業で今年で115年、『直利庵』さんが明治17年創業で今年で138年とのことですから藩政時代より404年も続く『橋本屋本店』さんの歴史は正に老舗中の老舗。慶長から元和へと時代が移った時の将軍は徳川家康公であり日本を東西に大きく分けた関ヶ原の戦いで勝利し大阪冬の陣、夏の陣で豊臣家を滅亡させ二代目将軍 秀忠公が掌った時代に創業されたということですから京の都の『虎屋』さんと同等の歴史を持たれるというになります。その盛岡を代表する超老舗店に今回初めて寄せていただきました。表裏両面に亙ってびっしりと書き込まれた品書きは四十二種類もの麺類に三種の定食、十一種類の丼物に十四種類の一品料理と幅広いラインナップ。今回は其の中から『冷風麺(レイフウメン)』と呼称される所謂、『冷やし中華』をいただきました。程無くして供された『冷風麺(レイフウメン)』は波佐見焼風の青い丸皿にて登場。皿の上に横たわった中華麺の上には叉焼(チャーシュー)に錦糸卵(キンシタマゴ)、紅生姜(ベニショウガ)、中華海月(チュウカクラゲ)、千切り胡瓜(キュウリ)、中央部に極細の刻み海苔(キザミノリ)と白胡麻(シロゴマ)等、色とりどりの具材が載せられて登場。綺麗に盛付けられたソレはとても品の良さを感じ和芥子(ワガラシ)は別に供されました。茹で上げ後に冷水でしっかりと締められた細めのちぢれ麺に程良い酸味のスープが良く絡み美味しくいただきました。地方によって呼び方に相違がある冷やし中華。関東では冷やし中華、関西では冷麺とも呼称されるソレが盛岡の地では『冷風麺(レイフウメン)』と呼ばれています。麺の街 盛岡には『わんこそば』、『盛岡冷麺(モリオカレイメン)』、『盛岡じゃじゃ麺』の三大麺を筆頭にこの『冷風麺(レイフウメン)』があります。創業、四百年超えの老舗中の老舗でいただく『冷風麺(レイフウメン)』乙な味わいでした。