Restaurant name |
Hoozuki(Hoozuki)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
090-9747-8401 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
岩手県釜石市大町2-2-21 |
Transportation |
JR・三陸鉄道 釜石駅より徒歩10分 745 meters from Kamaishi. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats ( カウンター席6席 テーブル席14席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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2021夏の東北の旅で釜石にやって来た旅浪漫であります。
盆休みの東北の旅。 二日目は釜石で宿泊します。
2011年3月11日に起こった東日本大震災。
ここ釜石にはギネスブックにも登録された世界最大級の
湾口防波堤がありましたが、それを破壊した津波は、
防潮堤を越えて街の中心部まで達し、多くの被害を出しました。
呑兵衛横丁にあった鬼灯(ホオズキ)さんも被害を受け、
七年間の仮設店舗ののち大町で居酒屋を再開したそうです。
日曜日の午後七時過ぎの飛び込み訪問。
日曜夜の釜石市街は店を開けている飲み屋は少なめです。
カウンター席6席とテーブル席が2卓あります。
カウンター席はほぼ満席。 テーブル席に座りますが、
ちょうどカウンター席のお客さんがひとり帰ったので、
カウンター席へ移動させてもらいました。
目の前には金魚の泳ぐ水槽があります。
お女将さん一人で切り盛りする地元の居酒屋さん。
今夜はじっくりと海の幸をいただこうと思っています。
◇ お通し・三品
◇ 地物 ホヤの刺身 ・・・ 500円
◇ 刺身盛合せ ・・・ 2000円
◆ 瓶ビール アサヒスーパードライ 大瓶 ・・・ 500円
◆ 浜千鳥 熱燗 二合 ・・・ 1000円
◆ 浜千鳥 特別純米酒 冷酒 一合 ・・・ 1000円
◆ 浜千鳥 純米うすにごり (夏限定) 冷酒 一合 ・・・ 1000円
◆ 浜千鳥 純米大吟醸 結の香 冷酒 一合
いつものように瓶ビール、それと刺身盛合せ、
おすすめの地物のホヤをいただいてみます。
ホヤはクセがあるので「食べられますか?」と聞かれましたが
初めて食べるので、一度挑戦してみたいのでお願いしました。
瓶ビールはアサヒスーパードライにします。
「はい。どうぞ」と出てきたのは、お通し三品。
三品もあるんですね(笑) それもどれも手の込んだものです。
まずは真いか丸煮、小さなイカを丸ごと煮てあります。
これだけでもビール1本、日本酒一合はイケそうです。
次は地元で「シュウリ」と呼ばれるムール貝、またはムラサキイガイと
がんもどきの煮物。 これも貝のいい味出しています。
そして三品目のフキと揚げの煮物。 これはおふくろの味です。
日本酒は釜石の浜千鳥しか置いていないというので、
それじゃあいろんな浜千鳥を呑んでみましょう!
まずは浜千鳥の本醸造を熱燗で二合いきましょうか。
三陸海岸を飛び交う千鳥から名付けられた「浜千鳥」
大正12年(1923年)創業の蔵元。
軟水の北上山系の仙磐山の伏流水で仕上げたお酒です。
やっぱり地元の料理には、地元の酒が合うようになっていますね♪
「海のパイナップル」といわれるホヤが出てきました。
ポン酢でいただいてみます。
クセがあるとママさんは言いましたが、全然大丈夫です。
貝のようなコリコリとした食感がいいです。
日本酒によく合いますね~♪ これぞ海の幸という感じです。
最初は地元のお客さんは地元ネタの話しで盛り上がっていましたが、
ママのヒロミさんと話すオレの言葉が大阪弁なので、
興味を持たれたようで話しかけてくれるようになりました。
コロナ禍の大阪から来た旅人を嫌がらずに
受け入れて頂き感謝申し上げます。 まあ、よろしゅうに。
カウンター席にアクリル板も何もない店なんですけどね(笑)
お通し三品も驚きましたが、刺身盛合せもめっちゃ豪華ですやん!
地元で獲れた魚介類が並びます。
まずサーモン。 輸入ものではなく地元産のトラウトサーモン。
これはなかなか食べられませんね。
それにマグロは本マグロの赤身と脂の乗った大トロがあります。
カンパチの隣には、「なめろう」のようなものがあります。
ヒロミママに聞くと、「どんこのたたき」
深海魚のエゾイソアイナメという魚だそうです。
釣り上げたら口から胃袋が飛び出す魚。 見てみたい!
夏でも釣れるようですが、旬は11月から3月くらいだそう。
そしてツブ貝。 これは今が旬です。
コリコリしてサザエのような食感です。 美味しいなあ~♪
あまりにも刺身もボリューミィなので、
お通しとホヤと刺身盛合せで浜千鳥を楽しんでみます。
特別純米酒と夏限定の純米うすにごり、
そして純米大吟醸 結の香。 最後の酒は上品過ぎましたけどね。
♪ ほおずき ほおずき まだ鳴らせない
ほおずき ほおずき もし鳴らせたら
おまえの淋しさ わかるだろう ♪
(作詞 ちあき哲也 作曲 杉本真人 歌 渡哲也)
店に入った時は小雨だったのに、出るときは土砂降り。
津波前の話しや写真も見せていただきました。 言葉がありません。
それにしても日付が変わっても皆さん楽しんでいます。
さて、悪いですがお先に帰らせてもらいます。
ヒロミママ、皆さん、ありがとうございました。 お元気で!
ごちそうさんです。