Restaurant name |
Hoozuki(Hoozuki)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
090-9747-8401 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
岩手県釜石市大町2-2-21 |
Transportation |
JR・三陸鉄道 釜石駅より徒歩10分 745 meters from Kamaishi. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats ( カウンター席6席 テーブル席14席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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三連休最終日の釜石の夜は開いているお店が少ない、ということを思い知らされました。行こうと思っていたお店はずっと連絡つかず、ホテルでもらったリストを片っ端から電話するも、三連休で河岸が休みなので魚がないから臨時休業しているとのことでほぼ全滅、仕方ないので街をそぞろ歩きして開いているお店を探そうということになりました。
ホテルのある大通りに沿って歩くこと数分、駅からも近いところにちょっと雰囲気のいい民芸調の外観のお店を見つけました、開いているか覗いてみたら先客がいてこれは営業していることは確実、出てきてくれた女将さんから「うちはご飯ものないけれど、それでもいい?」と聞かれ、美味しいお酒とツマミがあればOKの私たち呑兵衛グループは二つ返事で伺うことにしました。
店内には店名にもなっている鬼灯(ほおずき)があちこちにかかっています。カウンター席が4つ、テーブル席が3つでそのうち1つは7〜8名のグループにも対応可能のようです。通路も席もゆったりしているのは、ラグビー部のお客さんが多いからだそう、ガタイの良い方でもゆったりできるなんて素敵です。
まずは 生ビール(小) 250円 でお疲れ様の乾杯、お通し(価格不明)はもつ豆腐です。もつ豆腐の出汁がとても美味しく、これは期待しちゃいます。
一番のお勧めは刺身とのこと、入店時に聞いた時も「刺身の店」とキッパリ断言されていましたので 刺身3点盛り 1000円@1名 は必須ですね。あとはツマミとして 枝豆 500円、厚切り牛タン 1000円、お隣の予約のグループで出ていたメニューにはないサザエ がおいしそうだったので聞いたらあるとのこと、サザエの壺焼き 500円@1名もお願いしました。こういう魚の美味しい店のタコ唐揚げは美味しいに決まっている、というセオリーで タコの唐揚げ 1000円、お肉が欲しくなった同行者が 鳥の唐揚げ 1000円 をオーダー、そして海鮮居酒屋には珍しい ジンギスカン 1000円 です。
刺身盛りが来ましたが、皿を見て絶句‼︎ 本マグロ、鰹、ビンナガ、おまけで隣町で最近養殖を始めたサーモンと4点盛りになっただけでなく、一切れがそのまま立つくらい分厚い‼︎ これはすごい刺し盛りです。もちろん魚は新鮮、下処理もきちんとされているので臭みもドリップもなく、一押しであることは間違いない‼︎
サザエは想像していたものより大きく立派なもの、楊枝で引き出すとプリッとした甘みのある身に肝の苦味が合わさって、日本酒が進むこと‼︎ そしてタコの唐揚げが予想通りめちゃくちゃ美味しい‼︎ 大盛りで食べても食べても減らないタコ唐ですが、衣が薄くて胃もたれもなく食べられました。そして鶏カラはマカロニサラダにトマトとキャベツも添えられた定食のメインディッシュのようなもの、この唐揚げも山盛りで、見た瞬間頼んだことをちょっと後悔したのは内緒です。でも味がいいので結局みんなで完食しちゃいました。そして謎のジンギスカンですが、タレを作っている会社が釜石にあり、それでメニューに入れたとのことです。隣町のサーモンといい、地元の産物を出来るだけ使いたいという女将さんの心意気には惚れました。
女将さんのワンオペで切り盛りされていますが、切迫感を感じさせない動きと気遣いは相当なもので、他のお客さんがいなくなった時に色々お話を伺え、波瀾万丈の変化の中でのプロとしての在り方を変えてこなかった信念には感銘しました。
夜12時の閉店時間間際ですが常連さんから立ち寄ると電話があり、女将さんは再び支度に取り掛かっています。私たちも気づけば18時から6時間も滞在しています。女将さんの3.11を含めた生き様には心から喝采を送りたいと思いました。釜石に来ることがあるなら、再訪してまたお話を伺いたいものです。