Restaurant name |
Sushi Nakagawa(Sushi Nakagawa)
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
087-821-4222 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
香川県高松市御坊町10-7 |
Transportation |
428 meters from Kataharamachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
Business |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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香川県の高松にある中川さんに伺いました。
四国周遊の最終夜に20時半の部で予約が取れたので高松に1泊することにしてやっと訪問が叶いました。
色々と探しましたがネットから予約できるような仕組みは見当たりませんでした。何時頃なら電話しても迷惑でないのだろう?また満席かな?満席なのに色んな人から電話が鳴って迷惑じゃないかな?と考えすぎてしまうので電話予約は苦手なんですが、頑張って電話にて予約。
コースのみ22,000円
ドリンクメニューなし。日本酒は凱陣(がいじん)シリーズ1銘柄のみ、ただその凱陣のシリーズ違いが10種類くらい?というマニアックセレクション。ソフトドリンクは烏龍茶、ジンジャーエール、炭酸水くらい。
冷酒お任せで飲み始めましたが、和食と熱燗の相性の良さについて今年に入って知ってしまったので途中から熱燗にシフト。これが大正解。
お料理が数品ほど出た後に握りに移行するスタイル。
温度管理されたシャリというよりは保温器から都度移しかえるので温かく、移したては熱くて徐々に冷めていくというだけ。それが繰り返されるので熱い、普通、熱い、普通という波があり、シャリが熱すぎるという意見が出ている原因はここにあります。確かに移したては一般的な温度よりかなり高めの温度帯でしたがこれはこれでアリかもしれません。
2貫~3貫を握ってまな板に置いてからまとめて醤油を塗ったり柑橘を絞ったりという流れ。1貫ずつではないのは待たせない為の配慮であり時間短縮するためかもしれません。そこは気にならないのですが、握ったものをまな板に置くというのがどうも苦手で。まな板が綺麗なのはわかっていますが、、、手で握った物をまな板に置いてまた手に取って渡すのって皆さん気にならないものなんですね。私が神経質すぎるのかもしれません。
提供されたもので気になったものをいくつか。
シャリの香り。まだ握りに入る前、白子を使った小丼のような物の準備に入った瞬間の香り。食べる前から吸い込む鼻息だけで美味いと感じてしまうあの香り。期待が急激に上がった瞬間でした。
炭火でバリッと皮目を炙った鰹は腹身側の脂がジュワジュワしてるうちにさっぱりとした背側の身と合わせて提供。大トロも強めに炙る事で適度な脂の活性と適度にハードな食感と香り。いつの間にか焼き台が稼働するたびに何か美味いものが出てくるんだと期待している自分がいました。
熱燗。もっと鮨屋に熱燗が広まれば良いとさえ思います。俗にいう町寿司なら普通に置いてある熱燗。最近は何でもかんでも希少な冷や酒、下火になり始めましたが安易なケンゾーエステート、そしてパリピ用なのかパパ用なのか誰が頼むのかわからないサロンなどの泡ボトルにうんざりしてたので熱燗を聞いてみた時の反応がピカイチ。凱陣をシリーズで置いてある本領発揮という所でしょう。熱燗を頼んだ時に何気なく出ていた言葉が嬉しかった。
「気軽な雰囲気もあるけど中身は高価な鮨屋」というより「ハイクラスだけど町寿司」であり、芯の部分は町寿司(誉めてます)です。好みはありますが搾りたてフレッシュなオリーブオイルを使ったりこの地ならではを感じることもできます。
お酒の値段も安いですし人気で予約が取りにくいのも納得。同じ高松で人気を二分する鮨舳さんとは方向性も雰囲気も全く異なりますがどちらも甲乙付けがたい。ただ酒飲みなら中川さん一択でしょう。摘みというか料理が楽しめます。
これはぜひ再訪してみたいですね。
美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。