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今年も「活越前ガズワイガニ」のフルコースを‼ 気の利いた酒肴に越前海&瀬戸内海の魚がある ” くいもんや おか村 ” : Kuimonya Okamura

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Japanese sake Izakaya (Japanese-style bar)

Kuimonya Okamura

(くいもんや おか村)
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4.0

¥15,000~¥19,999per head
  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.8
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.6
2020/12Visitation6th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.8
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 15,000~JPY 19,999per head

今年も「活越前ガズワイガニ」のフルコースを‼ 気の利いた酒肴に越前海&瀬戸内海の魚がある ” くいもんや おか村 ”

今年も12月になりましたね。
今が旬のズワイガニ漁は,
今年の11月6日~来年3月20日までということで,
年末までならセコガニ(♀蟹,香箱蟹)も食べられますので,
kaji727さまとを含め3人で,
活けの越前ズワイガニを食べることにしました!

福井の冬の味覚の王者「越前ガニ」,
その活けの越前ガニが入荷できるということで,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。
福井県民の凄いところは,地元消費率の高いところです。
県外にはなかなか出回りません。

また,今年の越前ガニは不漁であり,
go to travel の影響で越前のカニ旅館が大盛況,
越前ガニ専門店のお土産買いも大盛況と相まって,
なかなか入荷できるかどうか?という状況で,
原価が昨年の1.5倍増しと恐るべき事態となりました。

昨年までは越前ガニの雄の茹でズワイガニ(4,000円~7,000円?),
雌のセコガニ(香箱ガニ:2,000円?)をいただいたのですが,
(今年は高騰していますので,値段が変動しています。)
これらは値段は手ごろで質も含めると,
コストパフォーマンス良かったことから,
昨年冬の2月には活けの越前ガニを食べてみて,これまた良かったので,
今年の冬もリターンズで!ということになりました。
越前海直送でけっこう動いており,口から泡を出していますね。
やっぱり活けモノの良さですね。

外観は小料理屋というか,割烹的な趣きです。
店内はカウンター10席に,
小上がりは半個室的で2卓あります。

店主は岡村秀人さん。
福井県南越前の出身で,
京都センチュリーホテルやホテル嵐亭の和食部門など務められ,
縁あって高松に来られ,
JRホテルクレメント高松(旧全日空ホテルクレメント高松)の
日本料理 瀬戸の副料理長のあと,独立されました。

本格的な和食の道を歩まれたかたですが,
かっちりとした「日本料理」や「割烹」スタイルではなく,
地元に根付いた昔ながらの「酒亭」のような
リーズナブルで庶民的な和食店というか,
割烹居酒屋という感じでしょうか。

周りは閑散とした飲み屋街の平日夜にもかかわらず,
カウンター席,小上がりも満席状態とにぎわっています。

魚は天然モノにこだわり,
オニエビ,のどくろ,いさき,鯛などの魚介類と,
へしこ,花らっきょうなどは,
福井県越前海岸の漁師の友人から仕入れます。
日本酒は福井の一本義,白龍,黒龍などと,
香川の川鶴などがあります。

ズワイガニのブランド蟹といえば,
京都の間人(たいざ)蟹,福井県の三国蟹や越前蟹,
兵庫の津居山蟹や柴山蟹などがあげられます。

私は食べログ活動をしていない時期に,
福井県坂井市の三国の旅館の望洋楼さん,荒磯亭
若ゑびす(閉店 https://tabelog.com/fukui/A1801/A180102/18000331/dtlrvwlst/)さんで,
三国蟹(これも越前ガニではある)を食べたこともあるのですが,
これに感激してしまったのです。
昨年11月は北兵庫の豊岡で柴山産ズワイガニだったので,
今年2月は「くいもんや おか村」さんで越前ガニだったので,
やっぱり,今年のお初も活の越前ガニでチャレンジです。

福井県越前町の越前港で水揚げされたズワイガニ,
ブランド化されたズワイガニはタグが付けられており,
この越前ガニの場合は,
「越前港福洋丸」G1,「越前港宮宝丸」G1と,
黄色のタグが付けられていますね。

店主からお聞きすると,
G1とは,地域で長年培われた特別な生産方法によって,
高い品質や評価を獲得している農林水産物や食品を,
知的財産として国が保護する制度だそうです。

ドリンクはキリン一番搾り瓶ビール,
活越前ガニなので,日本酒は同じ福井の一本義の本醸造,
岩手の南部美人の純米酒にしました。

*活けの越前産ズワイガニコース+α(アルファ)
・生しらす(どろめ)
・越前産ズワイガニの造り
・鬼エビ,ガス海老,真鯛の造り
・越前産セコガニ(香箱蟹)
・越前産ズワイガニの甲羅みそ
・越前ズワイガニの甲羅みそ酒蒸し
・越前産ズワイガニの茶わん蒸し
・越前産ガニのカニスキ
・越前カニ雑炊
・みかんと苺
・越前おろし蕎麦

・生しらす
生しらすはとってもデリケート,
置いておくだけでも時間とともに水分が出て,
その水分で弱ってしまうため,
何より鮮度にこだわっています。
この透明感,新鮮というのがわかりますね。
ちょっとだけ醤油をかけていただきます。
淡白な味わいでありながら,
一匹一匹からしっかりと旨みと甘みを感じます。

*活けの越前産ズワイガニ
ずっしりとした重みももちろんですが,
ズワイガニの裏は,肉厚でより白いカニのように思います。

活ズワイガニをいろいろと食べてみたら,
不思議なことに,カニや魚などは生息地が異なると,
種類や環境が変わるために同じ種類であっても,
品質や味わいがとても違ってくるんですね。

この活越前ガニは,温かいこの時期でも,
身はパンパンと脚の中には身がぎっちりと詰まっています。
プリプリとした食感ですし,身の繊維質の入りかたが,
繊細で美しく,甘みと旨みが詰まってました。

身がギッシリ詰まった越前ガニを口いっぱいに頬張り,
口の中で広がる幸せは,越前ガニだからこその楽しみです。
越前ガニは,なんと言ってもその「甘さ」が魅力ですね~!!

焼いた甲羅みそは,蟹の香ばしい香りがあり,
内臓のみその旨味が広がり,とても甘く濃厚です。
甲羅酒にするのもいいですよね~!!

みその入った甲羅を弱火で焼いた甲羅味噌焼きは,
蟹の香ばし香りがあり,みその旨味が広がり,とても甘く濃厚です。
焼きガニはしっかりと詰まった身がぷっくりと焼き上がっています。
また個体差によっても大きく変わるように思いました。

そして,かにすき(カニ鍋)です。
冬の寒い夜に、熱々の鍋はいいですね。
特に最高の旬の味といえば、「カニ鍋」です。
これは越前産ズワイガニでも,
カニ刺しでも提供できる新鮮なカニです。
ベースの出汁もいいですし,
濃厚な風味の旨味たっぷりのカニ鍋をふうふう食べるのも,
おつなものです。

かに雑炊,
かに鍋のベースの出汁がいいですし,
ズワイガニと蟹殻の旨味が,
たっぷりの出汁でつくったかに雑炊。
〆にはこれですよね。

・鬼エビ
鬼エビは日本海では有名な海老で,
殻がトゲだらけで鬼のような強面な見た目ですが,
甘み,旨味が濃厚で,ぷりぷりの歯応えが堪能できます。
頭に入っている味噌も,甘く濃厚です。
頭を焼いて,香ばしい味噌の香りを楽しむこともできます。
このオニエビは漁獲量が大変少なく貴重なエビなので,
「幻のエビ」と呼ばれることもあるようです。

・ガス海老
甘海老よりおいしく,幻のえびといわれる「ガサエビ」。
漁師の間では「甘えびよりおいしい」といわれるものの,
あまり流通されることはない代物です。
口に入れた瞬間,その違いが明確なのです。
濃厚な甘みとうまみがグーッと広がります。
特有のくさみもほとんどなく,
ゆっくりと噛みしめてしまうような味わいでした。

・越前おろし蕎麦
越前そばをご存知ですか?
福井県では「蕎麦」といえば「越前そば」のことです。
冷たいそばに冷たいツユ,
大根おろしに刻みネギや鰹節といったシンプルな蕎麦です。
越前おろし蕎麦の蕎麦は大根おろしの辛味に負けないように,
若干太め打ちが多いように思います。
口の中で蕎麦を噛み締めることにより,
蕎麦の甘味・風味を楽しみます。
そして,大根おろしの辛味が更に蕎麦の甘味と風味を倍増させるのです。

さて,カニについて,
越前出身の店主からお聞きすると,
越前ガニが獲れる越前海岸沖は港から30kmと近いところだそうで,
漁を終えた漁船からすぐに市場に出荷されるので,とても新鮮だそうです。
スーパー等に並ぶロシア産の冷凍ズワイガニと,
こういう越前ガニを食べ比べれば,その味は別次元のものです。

ここの通常の越前の茹でガニなのですが,
直送の茹での越前ズワイガニ(雄:予約制)は,
小ぶりですが,値段は4000円?~7,000円?ぐらいなので,
とても良心的ではないでしょうか。
また,11月6日~年末までのセコガニ(香箱ガニ:雌)は2,500円~だと思います。
(今年は高騰していますので,値段が変動しています。)
これらは,けっこう常連さんが食べていました。

福井それも越前出身でカニを知り尽くして,食べ慣れた料理人に
越前ガニのコース料理を任せておけば間違いは無いと思います。

個人的には,現地の海沿いの高級なカニ旅館で食べるよりも,
値段も良心的な割烹系和食店で食べるほうがいいように思います。
(今回の時期で,タグ付き活ブランド蟹を食べれるカニ旅館の
 go to travel のー35%,地域共通クーポン券+15%+旅費>>
 ここでの宿泊費+タグ付き活ズワイガニ食事と比較しても・・)
香川県在住の方で活ズワイガニを食べたい方は,
北兵庫や越前に行くことを考えれば,旅費や宿泊費もかなりかかるので,
ここで食することも選択肢としておススメします。

あとは要望すると,居酒屋という位置付けですし,
酒呑みにとっては,日本酒や焼酎の価格を手ごろにして欲しいこと,
一品料理も少し価格を下げた方が利用しやすい気がします。

ごちそうさまでした

2020/03Visitation5th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.8
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 10,000~JPY 14,999per head

今年も「活けの越前ガニ」を‼ 気の利いた酒肴に越前海&瀬戸内海の魚がある ” くいもんや おか村 ”

昨年12月から2月は冬というのに,
今年はここ10年来の暖冬と雪不足で,
新潟から福井を含む各地も,
冬というのに温か過ぎて,春の訪れが早いようです。

ズワイガニ漁は昨年11月6日~今年3月20日までということで,
sakishiro46さまと活けの越前ガニを食べることにしました!

福井の冬の味覚の王者「越前ガニ」,
その活けの越前ガニが入荷できるということで,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。
福井県民の凄いところは,地元消費率の高いところです。
県外にはなかなか出回りません。

一昨年までは越前ガニの雄の茹でズワイガニ(4,000円~7,000円),
雌のセコガニ(香箱ガニ:2,000円)をいただいたのですが,
これが値段は手ごろで質も含めると,
コストパフォーマンス良かったことから,
昨年冬の2月には活けの越前ガニを食べてみて,これまた良かったので,
今年の冬もリターンズで!ということになりました。
越前海直送でけっこう動いており,口から泡を出していますね。
やっぱり活けモノの良さですね。

外観は小料理屋というか,割烹的な趣きです。
店内はカウンター10席に,
小上がりは半個室的で2卓あります。

店主は岡村秀人さん。
福井県南越前の出身で,
京都センチュリーホテルやホテル嵐亭の和食部門など務められ,
縁あって高松に来られ,
JRホテルクレメント高松(旧全日空ホテルクレメント高松)の
日本料理 瀬戸の副料理長のあと,独立されました。

本格的な和食の道を歩まれたかたですが,
かっちりとした「日本料理」や「割烹」スタイルではなく,
地元に根付いた昔ながらの「酒亭」のような
リーズナブルで庶民的な和食店というか,
割烹居酒屋という感じでしょうか。

周りは閑散とした飲み屋街の平日夜にもかかわらず,
カウンター席,小上がりも満席状態とにぎわっています。

魚は天然モノにこだわり,
オニエビ,のどくろ,いさき,鯛などの魚介類と,
へしこ,花らっきょうなどは,
福井県越前海岸の漁師の友人から仕入れます。
日本酒は福井の一本義,白龍,黒龍などと,
香川の川鶴などがあります。

ズワイガニのブランド蟹といえば,
京都の間人(たいざ)蟹,福井県の三国蟹や越前蟹,
兵庫の津居山蟹や柴山蟹などがあげられます。

私は食べログ活動をしていない時期に,
福井県坂井市の三国の旅館の望洋楼さん,荒磯亭
若ゑびす(閉店 https://tabelog.com/fukui/A1801/A180102/18000331/dtlrvwlst/)さんで,
三国蟹(これも越前ガニではある)を食べたこともあるのですが,
これに感激してしまったのです。
昨年11月は北兵庫の豊岡で,
柴山産ズワイガニだったので,
今年は越前の活の越前ガニでチャレンジです。

ということで,
今シーズンから10,000円(税別)で,
活の越前ガニのフルコースがあるということでお願いしました。

福井県越前町の越前港で水揚げされたズワイガニ,
ブランド化されたズワイガニはタグが付けられており,
この越前ガニの場合は,
「越前港8緑丸」G1,「越前港良永丸」G1と,
黄色のタグが付けられていますね。

店主からお聞きすると,
G1とは,地域で長年培われた特別な生産方法によって,
高い品質や評価を獲得している農林水産物や食品を,
知的財産として国が保護する制度だそうです。

ドリンクはキリン一番搾り瓶ビール,
活越前ガニなので,日本酒は福井の一本気,黒龍純米酒,
同じく福井の梵純米大吟醸,広島の天寶一,
和歌山のじゃばらにしました。

*活けの越前ガニコース+α(アルファ)
・ホタルイカ酢味噌
・越前ガニの造り
・アオリイカ,真鯛,カツオ造り盛り合わせ
・越前ガニの甲羅みそ
・越前ガニのしゃぶしゃぶ
・真鯛の茶わん蒸し
・越前ガニのカニスキ
・カニ雑炊
・みかん

・鯖のへしこ
・げんげ
・越前おろし蕎麦

*活けの越前ズワイガニ
ずっしりとした重みももちろんですが,
ズワイガニの裏は,肉厚でより白いカニのように思います。

活ズワイガニをいろいろと食べてみたら,
不思議なことに,カニや魚などは生息地が異なると,
種類や環境が変わるために同じ種類であっても,
品質や味わいがとても違ってくるんですね。

この活越前ガニは,温かいこの時期でも,
身はパンパンと脚の中には身がぎっちりと詰まっています。
プリプリとした食感ですし,身の繊維質の入りかたが,
繊細で美しく,甘みと旨みが詰まってました。

身がギッシリ詰まった越前ガニを口いっぱいに頬張り,
口の中で広がる幸せは,越前ガニだからこその楽しみです。
越前ガニは,なんと言ってもその「甘さ」が魅力ですね~!!

焼いた甲羅みそは,蟹の香ばしい香りがあり,
内臓のみその旨味が広がり,とても甘く濃厚です。
甲羅酒にするのもいいですよね~!!

他の造りでは,
アオリイカ,真鯛,カツオ,付けていただきました。

越前出身の店主からお聞きすると,
越前ガニが獲れる越前海岸沖は港から30kmと近いところだそうで,
漁を終えた漁船からすぐに市場に出荷されるので,とても新鮮だそうです。
スーパー等に並ぶロシア産の冷凍ズワイガニと,
こういう越前ガニを食べ比べれば,その味は別次元のものです。

ここの通常の越前の茹でガニなのですが,
直送の越前ズワイガニ(雄:予約制)は,
小ぶりですが,値段は4000円~7,000円なので,
とても良心的ではないでしょうか。
また,11月6日~年末までのセコガニ(香箱ガニ:雌)は2000円になります。
これらは,けっこう常連さんが食べていました。

福井それも越前出身でカニを知り尽くして,食べ慣れた料理人に
越前ガニのコース料理を任せておけば間違いは無いと思います。

個人的には,現地の海沿いの高級なカニ旅館で食べるよりも,
値段も良心的な割烹系和食店で食べるほうがいいように思います。
香川県在住の方で活ズワイガニを食べたい方は,
北兵庫や越前に行くことを考えれば,旅費や宿泊費もかなりかかるので,
ここで食することも選択肢としておススメします。

あとは要望すると,居酒屋という位置付けですし,
酒呑みにとっては,日本酒や焼酎の価格を手ごろにして欲しいこと,
一品料理も少し価格を下げた方が利用しやすい気がします。

sakishiro46さま,
ありがとうございました。
店主さま,ごちそうさまでした

2019/03Visitation4th

4.1

  • Cuisine/Taste4.1
  • Service3.8
  • Atmosphere3.8
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 10,000~JPY 14,999per head

「活けの越前ガニ」を年明けにもリターンズ‼ 気の利いた酒肴に越前海&瀬戸内海の魚がある ” くいもんや おか村 ”

(※加筆修正いたしました。)
冬というのに,
今年は石川県以西は雪不足で,福井を含む各地も,
冬というのに温か過ぎて,春の訪れが早いようです。

ズワイガニ漁は昨年11月6日~今年3月20日までということで,
IZNM師匠とともに,
活けの越前ガニをリータンズで食べることにしました!

福井の冬の味覚の王者「越前ガニ」,
その活けの越前ガニが入荷できるということで,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。
福井県民の凄いところは,地元消費率の高いところです。
県外にはなかなか出回りません。

一昨年は越前ガニの雄の茹でズワイガニ,
雌のセコガニ(香箱ガニ)をいただいたのですが,
これが値段は手ごろで質も含めると,
コストパフォーマンス良かったことから,
昨年冬は活けの越前ガニを食べてみて,これまた良かったので,
もう一度,リターンズで!ということになりました。
越前海直送でけっこう動いており,口から泡を出していますね。
やっぱり活けモノの良さですね。

外観は小料理屋というか,割烹的な趣きです。
店内はカウンター10席に,
小上がりは半個室的で2卓あります。

店主は岡村秀人さん。
福井県南越前の出身で,
京都センチュリーホテルやホテル嵐亭の和食部門など務められ,
縁あって高松に来られ,
JRホテルクレメント高松(旧全日空ホテルクレメント高松)の
日本料理 瀬戸の副料理長のあと,独立されました。

本格的な和食の道を歩まれたかたですが,
かっちりとした「日本料理」や「割烹」スタイルではなく,
地元に根付いた昔ながらの「酒亭」のような
リーズナブルで庶民的な和食店というか,
割烹居酒屋という感じでしょうか。

周りは閑散とした飲み屋街の平日夜にもかかわらず,
カウンター席,小上がりも満席状態とにぎわっています。

魚は天然モノにこだわり,
オニエビ,のどくろ,いさき,鯛などの魚介類と,
へしこ,花らっきょうなどは,
福井県越前海岸の漁師の友人から仕入れます。
日本酒は福井の一本義,白龍,黒龍などと,
香川の川鶴などがあります。

ズワイガニのブランド蟹といえば,
京都の間人(たいざ)蟹,福井県の三国蟹や越前蟹,
兵庫の津居山蟹や柴山蟹などがあげられます。

私は食べログ活動をしていない時期に,
福井県坂井市の三国の旅館の望洋楼さん,荒磯亭
若ゑびす(閉店 https://tabelog.com/fukui/A1801/A180102/18000331/dtlrvwlst/)さんで,
三国蟹(これも越前ガニではある)を食べたこともあるのですが,
これに感激してしまったのです。
この何年かは北兵庫の豊岡で,
津居山産活ズワイガニや柴山産ズワイガニだったので,
昨冬と今年は越前の活越前ガニでチャレンジです。

ということで,
15,000円程度でお願いしました。
福井県越前町の越前港で水揚げされたズワイガニ,
ブランド化されたズワイガニはタグが付けられており,
この越前ガニの場合は,
「越前港8緑丸」G1,「越前港倖周丸」G1と,
黄色のタグが付けられていますね。

店主からお聞きすると,
G1とは,地域で長年培われた特別な生産方法によって,
高い品質や評価を獲得している農林水産物や食品を,
知的財産として国が保護する制度だそうです。

ドリンクはサントリープレミアムモルト瓶ビール,
活越前ガニなので,日本酒は福井の伝心本醸造,黒龍垂れ口,
同じく福井の一本義の純米酒,純米無濾過生原酒にしました。

*活けの越前ガニコース+α(アルファ)
・のれそれ
・越前ガニの造り
・鬼エビ,鰆,カツオ造り盛り合わせ
・越前ガニの甲羅みそと焼きガニ
・越前ガニの天ぷら
・越前ガニの茶わん蒸し
・越前ガニのカニスキ
・カニ雑炊
・夕張メロン

・のれそれ
これが登場すると,
「もう春が来るんだなぁ・・」と感じさせます。
高知県の珍味としても知られる「のれそれ」。
見た目の美しさから南海の妖精とも呼ばれています。
アナゴの稚魚で透き通った体をしています。
つるんとした食感はまるで心太のようで,
淡泊でありながらわずかに甘みが感じられ,
食べる人をやわらかな気持ちにさせてくれるのです。

*活けの越前ズワイガニ
ずっしりとした重みももちろんですが,
ズワイガニの裏は,肉厚でより白いカニのように思います。

活ズワイガニをいろいろと食べてみたら,
不思議なことに,カニや魚などは生息地が異なると,
種類や環境が変わるために同じ種類であっても,
品質や味わいがとても違ってくるんですね。

この活越前ガニは,温かいこの時期でも,
身はパンパンと脚の中には身がぎっちりと詰まっています。
プリプリとした食感ですし,身の繊維質の入りかたが,
繊細で美しく,甘みと旨みが詰まってました。

身がギッシリ詰まった越前ガニを口いっぱいに頬張り,
口の中で広がる幸せは,越前ガニだからこその楽しみです。
越前ガニは,なんと言ってもその「甘さ」が魅力ですね~!!

焼いた甲羅みそは,蟹の香ばしい香りがあり,
内臓のみその旨味が広がり,とても甘く濃厚です。
甲羅酒にするのもいいですよね~!!

他の造りでは,
鰆,カツオ,鬼エビも付けていただきました。
鬼エビは日本海では有名な海老で,
殻がトゲだらけで鬼のような強面な見た目ですが,
甘み,旨味が濃厚で,ぷりぷりの歯応えが堪能できます。
頭に入っている味噌も,甘く濃厚です。
頭を焼いて,香ばしい味噌の香りを楽しむこともできます。
このオニエビは漁獲量が大変少なく貴重なエビなので,
「幻のエビ」と呼ばれることもあるようです。

越前出身の店主からお聞きすると,
越前ガニが獲れる越前海岸沖は港から30kmと近いところだそうで,
漁を終えた漁船からすぐに市場に出荷されるので,とても新鮮だそうです。
スーパー等に並ぶロシア産の冷凍ズワイガニと,
こういう越前ガニを食べ比べれば,その味は別次元のものです。

ここの通常の越前の茹でガニなのですが,
直送の越前ズワイガニ(雄:予約制)は,
小ぶりですが,値段は4000円程度なので,とても良心的ではないでしょうか。
また,11月6日~年末までのセコガニ(香箱ガニ:雌)は2000円になります。
これらは,けっこう常連さんが食べていました。

福井それも越前出身でカニを知り尽くして,食べ慣れた料理人に
越前ガニのコース料理を任せておけば間違いは無いと思います。

個人的には,現地の海沿いの高級なカニ旅館で食べるよりも,
値段も良心的な割烹系和食店で食べるほうがいいように思います。
香川県在住の方で活ズワイガニを食べたい方は,
北兵庫や越前に行くことを考えれば,旅費や宿泊費もかなりかかるので,
ここで食することも選択肢としておススメします。

あとは要望すると,居酒屋という位置付けですし,
酒呑みにとっては,日本酒や焼酎の価格を手ごろにして欲しいこと,
一品料理も少し価格を下げた方が利用しやすい気がします。

IZNM師匠,ありがとうございました。
店主さま,ごちそうさまでした。

2017/12Visitation3th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.8
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 6,000~JPY 7,999per head

今回は福井の冬の味覚の王者「越前ガニ」をいただきました!気の利いた酒肴に越前海&瀬戸内海の魚介がある ” くいもんや おか村 ”

冬といえば,
白銀の世界(雪),温泉,鍋,おでん,カニ・・・,
そう,やっぱりカニですよね!

福井の冬の味覚の王者「越前ガニ」,
その越前ガニが入荷できるということで,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。

外観は小料理屋というか,割烹的な趣きです。
店内はカウンター10席に,
小上がりは半個室的で2卓あります。

店主は岡村秀人さん。
福井県南越前の出身で,
京都センチュリーホテルやホテル嵐亭の和食部門など務められ,
縁あって高松に来られ,
JRホテルクレメント高松(旧全日空ホテルクレメント高松)の
日本料理瀬戸の副料理長のあと,独立されました。

本格的な和食の道を歩まれたかたですが,
かっちりとした「日本料理」や「割烹」スタイルではなく,
地元に根付いた昔ながらの「酒亭」のような
リーズナブルで庶民的な和食店というか,
割烹居酒屋という感じでしょうか。

周りは閑散とした平日夜にもかかわらず,
カウンター席,小上がりも満席状態とにぎわっています。

魚は天然モノにこだわり,
オニエビ・のどくろ・いさき・鯛などの魚介類と,
へしこ・花らっきょうなどは,
福井県越前海岸の漁師の友人から仕入れます。
日本酒は福井の一本義・白龍・黒龍などと,
香川の川鶴などがあります。

ズワイガニのブランド蟹といえば,京都の間人(たいざ)蟹,
福井県の三国蟹や越前蟹,兵庫の津居山蟹や柴山蟹などがあげられます。
私は福井県坂井市の三国の旅館の望洋楼さんや
若ゑびす(閉店)さんや荒磯亭さんでは,
三国蟹(これも越前ガニではある)を食べたことがあるのですが,
南越前の越前ガニを食べたことがありません。

ということで,
今回は蒸しガニですが,
直送の越前ズワイガニ(雄)をいただきます。
小ぶりですが,値段は4000円なので,
とても良心的ではないでしょうか。
むろん,セイコガニ(香箱ガニ:雌)は別料金になります。
あとは越前で揚がったメカジキです。
これは珍しいのではないでしょうか。
ビールはプレモル,日本酒は福井の一本義です。

個人的には,現地の海沿いの高級なカニ旅館で食べるよりも,
値段も良心的な割烹系和食店で食べるほうがいいように思います。

福井県越前町の越前港で水揚げされたズワイガニ,
ブランド化されたズワイガニはタグが付けられており,
越前ガニの場合は黄色のタグが付けられていますね。

活ズワイガニをいろいろと食べてみたら,
不思議なことに,カニや魚などは生息地が異なると,
種類や環境が変わるために同じ種類であっても,
味や品質が違ってくるのです。

この越前ガニは値段ゆえに小ぶりなのですが,
脚の中には身がギッシリと詰まっています。
プリプリとした食感ですし,
身の繊維質の入りかたが,
繊細で美しく,甘みと旨みが詰まってました。

身がギッシリ詰まった越前ガニを口いっぱいに頬張り,
口の中で広がる幸せは,越前ガニだからこその楽しみです。
越前ガニは,なんと言ってもその「甘さ」が魅力ですね~!!

甲羅みそは,蟹の香ばしい香りがあり,
みその旨味が広がり,とても甘く濃厚です。

年末まではセコガニ(香箱ガニ)の季節で,
茹で上がったばかりのセコガニも・・・。
これはズワイガニの雌です。
大きさは雄と比べると,小ぶりなのですが,
味は雄よりも濃厚で甘味があります。
外子と甲羅の中に入っている内子(卵)が絶品なのです。
内子も外子も美味しくて,お酒が進みました。

南越前出身の店主からお聞きすると,
越前ガニが獲れる越前海岸沖は港から30kmと近いところだそうで,
漁を終えた漁船からすぐに市場に出荷されるので,とても新鮮だそうです。
美味しい茹でたカニを食べる条件は,やっぱり生きたカニを茹でることなんですね。
スーパーに並ぶロシア産の冷凍ズワイガニと,
こういう越前ガニを食べ比べれば,その味は別次元のものです。

この味わいなら,1キロ程度の越前の活ズワイガニを入荷してもらい,
造り,しゃぶしゃぶ,甲羅みそ,鍋,雑炊あたりで食べたくなりました。

ごちそうさまでした。

  • Kuimonya Okamura -
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  • Kuimonya Okamura - メカジキ

    メカジキ

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  • Kuimonya Okamura - セイコガニ(香箱ガニ:雌)

    セイコガニ(香箱ガニ:雌)

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    セイコガニ(香箱ガニ:雌)

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    セイコガニ(香箱ガニ:雌)

  • Kuimonya Okamura - 越前ズワイガニ

    越前ズワイガニ

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    越前ズワイガニ

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  • Kuimonya Okamura - メカジキ

    メカジキ

  • Kuimonya Okamura -
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2017/11Visitation2th

3.8

  • Cuisine/Taste3.8
  • Service3.8
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.8
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 2,000~JPY 2,999per head

気の利いた酒肴と瀬戸内海の魚介がある ” くいもんや おか村 ”

(再訪)
オフ会の魚菜なおりさんから,
2次会へ向かいます。
それじゃあ~!! もう一杯やりますか!!
ということで,4人で,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。

雰囲気は板前割烹的な落ち着いた空間,
料理は気の利いた酒肴と瀬戸内海の魚介がある,
東京にあるような,ウマい銘酒居酒屋の酒亭的な感じでしょうか。

・野菜サラダ
・天ぷら

・スジガツオ(ハガツオ)と真鯛造り
あっ!これはハガツオのことだと思います。
身もピンクっぽく,身が柔らかく,
脂のノリの良い腹身です。
カツオ特有の香りや味わいがありませんし,
このハガツオが,実は本カツオを脅かすくらいウマいのです。

・玉子焼き
日本料理店出身ゆえ,こういうのに差を感じます。
ぷるんぷるんとふわっとしながらも,
卵の風味や香りを感じやすく,味わいが光ります。

・牡蠣味噌鍋
ぷりぷりの牡蠣を鍋料理で食べるなら,
うまみが濃くてコクが深い「味噌鍋」が一番でしょう。
牡蠣そのものがいいですし,
土手鍋のように味噌は強く無く,優しいですね。
牡蠣のうまみと味噌の香ばしさのハーモニーは,
冬にしか味わえないあったかごちそうです。

・肉豆腐
この肉豆腐は,味噌味や醤油味の茶系では無くて,
私の知っている肉豆腐とイメージが良い意味で違っています。
透明なスープに,やや甘く煮付けた牛スジ肉。
そして,湯豆腐のように白い豆腐。
頃合いよく煮込まれた一皿から,
ネギ、豆腐、肉、汁がバランスよくできているのです。
深みがあり,ウマミがあり,迫りきます。
さらっとしたほのかな甘みに汁のコクがよくて,
あっさりしつつも旨味の効いたスープに,こうきたかと唸りたくなる。
延々と後を引く味で地味なようで滋味。
日本酒に合う肉豆腐ではないでしょうか。

・鯖へしこ
「へしこ」は店主の出身である福井県の名物ですが,
大量に揚がるサバを保存する方法が保存食「へしこ」です。
ちなみに「へしこ」とはサバを塩漬けして糠で漬けたもの。

添えてある大根がパリパリでなんだか,いくらでも食べられちゃうんです。
くせのある鯖へしこと交互に食べても,さっぱり感が際立って良い感じです。
紅芯大根はそんなに辛味がないので,こういうお料理に合いますね~。

へしこやこぬかいわしが大の苦手のアナタ!
なぜかというと美味しいへしこに出会ったことがなかったからなのでは??
ただ塩っ辛い物,しょっぱいだけというイメージが強すぎたのでは?? 
しかしこういう本物と出会うと,これはヤバい,ウマい, 
口の中でとろける塩辛さも程よいと,
今までのイメージを根底から崩されるものだと思います。
で,あまりの美味しさに惚れ込んでしまうでしょう。
鯖がやはり瀬戸内や徳島とは違うと感じました。

ここの良さは,
酒に合う酒肴や一品がいいということ,
サラリーマンからOLまでホッと寛げる雰囲気です。
そもそも日本料理店の副料理長出身の方が,
銘酒居酒屋,酒亭的な店をされているので,
他の酒亭や居酒屋と比べて,味わいがいいということではないでしょうか。

ごちそうさまでした。


  • Kuimonya Okamura - 野菜サラダ

    野菜サラダ

  • Kuimonya Okamura - スジガツオ(ハガツオ)と真鯛造り

    スジガツオ(ハガツオ)と真鯛造り

  • Kuimonya Okamura - 天ぷら

    天ぷら

  • Kuimonya Okamura - 肉豆腐

    肉豆腐

  • Kuimonya Okamura - 鯖へしこ

    鯖へしこ

  • Kuimonya Okamura - 玉子焼き

    玉子焼き

  • Kuimonya Okamura - 牡蠣味噌鍋

    牡蠣味噌鍋

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2016/08Visitation1th

3.8

  • Cuisine/Taste3.8
  • Service3.8
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance3.8
  • Liquor/Drinks3.6
JPY 3,000~JPY 3,999per head

気の利いた酒肴と瀬戸内海の魚介がある ” くいもんや おか村 ”

(再訪)
蒸し暑~い この日,
それじゃあ~!! 一杯やりますか!!
ということで,
” くいもんや おか村 ” さんへ伺います。

最近は前を通っても,いつものように,
満席から8割方くらいいのいい状態で繁盛しています。
常連さんが足繁に通い,県外客も来られているようです。

雰囲気は板前割烹的な落ち着いた空間,
料理は気の利いた酒肴と瀬戸内海の魚介がある,
東京にあるような,ウマい銘酒居酒屋の酒亭的な感じでしょうか。

・肉豆腐
この肉豆腐は,味噌味や醤油味の茶系では無くて,
私の知っている肉豆腐とイメージが良い意味で違っています。
透明なスープに,やや甘く煮付けた牛スジ肉。
そして,湯豆腐のように白い豆腐。
確かにスジ肉と豆腐だから肉豆腐なのかもしれないが。
頃合いよく煮込まれた一皿から,
ネギ、豆腐、肉、汁がバランスよくできているのです。
深みがあり,ウマミがあり,迫りくる。
さらっとしたほのかな甘みに汁のコクがすごいので釣り合いがとれている。
あっさりしつつも旨味の効いたスープに,こうきたかと唸りたくなる。
延々と後を引く味で地味なようで滋味。
日本酒に合う肉豆腐ではないでしょうか。
なるほど,私も福島の日本酒:辰泉を呑んでいるのですが,
日本酒が欲しくなる味かもしれません。

・油揚げ焼き葱味噌
高そうで美味しそうな油揚げをカリッとした食感と,
添えられたほんのり甘いネギ味噌が,やみつきです。
大豆の旨味が詰まっていますね~!!
うすあげの サクサク感と白味噌も入っているのかな?
焼き上げた味噌の甘味が利いています
このネギ味噌はそのままご飯にのせて食べてもおいしいです。

・鯖へしこ
「へしこ」は店主の出身である福井県の名物ですが,
大量に揚がるサバを保存する方法が保存食「へしこ」です。
ちなみに「へしこ」とはサバを塩漬けして糠で漬けたもの。
へしこやこぬかいわしが大の苦手のアナタ!
なぜかというと美味しいへしこに出会ったことがなかったからなのでは??
ただ塩っ辛い物,しょっぱいだけというイメージが強すぎたのでは?? 
しかしこういう本物と出会うと,これはヤバい,ウマい, 
口の中でとろける塩辛さも程よいと,
今までのイメージを根底から崩されるものだと思います。
で,あまりの美味しさに惚れ込んでしまうでしょう。
鯖がやはり瀬戸内や徳島とは違うと感じました。

・天然真鯛紫蘇天ぷら
揚げたては真鯛独特のお味がします。
天然真鯛の淡白なさとウマさで大葉がアクセントになっています。
天ぷらはサクッサク,食べるとふわふわであっさり。
大葉は焦げやすいので,温度と揚げる時間を考えています。
店主は天ぷらを得意とするような,ウマい揚げ方なのです。
天婦羅専門店よりはいいかもしれません。

ここもオープンして,3年にもなりますが,
口コミは私のみと,食べログ香川が見逃している店です。
香川県はうどん県と呼ばれていますので,
うどん店さんやラーメン店はともかくも,
地方都市の食べログは,和食店や寿司,居酒屋さんにせよ,
名店が埋もれてる可能性が多分にあります。
地元レビュアーさんの数も少ないですし,
ビジネスや旅行で来た県外レビュアーさんは,
食べログの点数が高いお店ばかりに行きがちになります。
このお店もその典型でしょう。

ごちそうさまでした。


(初回)
” くいもんや おか村 ” さんへ

昨年9月5日にオープンしています。
店内はカウンター10席に、小上がりは半個室的で2卓あります。

店主は岡村秀人さん。
福井県の出身で,
京都センチュリーホテルやホテル嵐亭の和食部門など務められ,
縁あって高松に来られ,
JRホテルクレメント高松(旧全日空ホテルクレメント高松)の
日本料理瀬戸の副料理長のあと,独立されました。

本格的な和食の道を歩まれたかたですが,
かっちりとした「日本料理」や「割烹」スタイルではなく,
地元に根付いた昔ながらの「酒亭」のような
リーズナブルで庶民的な和食店というか,
割烹居酒屋という感じでしょうか。

周りは閑散とした平日夜にもかかわらず,
カウンター席,小上がりも満席状態とにぎわっています。

魚は天然モノにこだわり,
オニエビ・のどくろ・いさき・鯛などの魚介類と,
へしこ・花らっきょうなどは,
福井県越前海岸の漁師の友人から仕入れます。
日本酒は福井の一本義・白龍・黒龍などと,
香川の川鶴などがあります。

オニエビ,日本海では有名な海老で,
殻がトゲだらけで鬼のような強面な見た目ですが,
甘み・旨味が濃厚で,ぷりぷりの歯応えが堪能できます。
頭に入っている味噌も,甘く濃厚です。
頭を焼いて,香ばしい味噌の香りを楽しむこともできます。
このオニエビは漁獲量が大変少なく貴重なエビなので,
「幻のエビ」と呼ばれることもあるようです。

旬のいさきは焼き霜にしても,素材と脂感がいいですし,
火の通し方も冴えています。
ホンマグロは四国では考えられない質の良さ。

のどくろは日本海の豊かな海の幸を代表する高級魚の一つ。
白身魚でありながら,脂がのっていてくせがない美味しさが最大の特徴です。
時期外れではありますが,この日本海福井産ののどぐろは脂のノリもよく,
塩焼きで溶け出す脂の美味しさを楽しめました。

鯖へしこ
福井県若狭地方の伝統料理へしこ,
福井県は鯖も有名です。
へしことは魚の糠漬けのことで,この独特の珍味は、全国的にも人気があります。
糠(ぬか)をつけたまま軽く炙ると,独特の風味と,
香ばしさが口の中いっぱいに広がります。
そのまま,日本酒を含めば,さらに旨さが膨らみます。

あげ焼き葱味噌
味噌がとても美味しいと感じました。

岡村さんの料理は,
全体的に優しい味付けです。
素材の持つ魅力をそのままに,
手を加えることでその魅力を引き出すような,
派手さはないけれど、しっかり心に刻まれるように。

徳島出身の美人な奥さまの対応も素晴らしく,
ご夫婦二人で旨いもんを安くと
頑張っています。

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  • Kuimonya Okamura - 肉豆腐

    肉豆腐

  • Kuimonya Okamura - 油揚げ焼き葱味噌

    油揚げ焼き葱味噌

  • Kuimonya Okamura - 鯖へしこ

    鯖へしこ

  • Kuimonya Okamura - 天然真鯛紫蘇天ぷら

    天然真鯛紫蘇天ぷら

  • Kuimonya Okamura -
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  • Kuimonya Okamura - 肉豆腐

    肉豆腐

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  • Kuimonya Okamura - 油揚げ焼き葱味噌

    油揚げ焼き葱味噌

  • Kuimonya Okamura - 鯖へしこ

    鯖へしこ

  • Kuimonya Okamura - 天然真鯛紫蘇天ぷら

    天然真鯛紫蘇天ぷら

  • Kuimonya Okamura -
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  • Kuimonya Okamura - 福井産らっきょう

    福井産らっきょう

  • Kuimonya Okamura - 福井産らっきょう

    福井産らっきょう

  • Kuimonya Okamura - オニエビ・いさき・本マグロ

    オニエビ・いさき・本マグロ

  • Kuimonya Okamura - オニエビ・いさき・本マグロ

    オニエビ・いさき・本マグロ

  • Kuimonya Okamura - のどぐろ塩焼き

    のどぐろ塩焼き

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    のどぐろ塩焼き

  • Kuimonya Okamura -
  • Kuimonya Okamura - 一本義(福井)

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  • Kuimonya Okamura -
  • Kuimonya Okamura - 鯖へしこ切り身

    鯖へしこ切り身

  • Kuimonya Okamura - 鯖へしこ切り身

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  • Kuimonya Okamura - 壱岐麦焼酎 

    壱岐麦焼酎 

  • Kuimonya Okamura - あげ焼き葱味噌

    あげ焼き葱味噌

  • Kuimonya Okamura - さつま揚げ

    さつま揚げ

  • Kuimonya Okamura - あげ焼き葱味噌

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  • Kuimonya Okamura - さつま揚げ

    さつま揚げ

  • Kuimonya Okamura -
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  • Kuimonya Okamura -
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Restaurant information

Details

Restaurant name
Kuimonya Okamura
Categories Izakaya (Tavern)、Japanese Cuisine、Nihonshu (Japanese sake)
Phone number (for reservation and inquiry)

050-5589-6714

Reservation Availability

Reservations available

Address

香川県高松市瓦町1-11-11 渡辺ビル 1F

Transportation

5 minutes walk from Kawaramachi Station

295 meters from Kawaramachi.

Opening hours
  • Mon

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Tue

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Wed

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Thu

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Fri

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Sat

    • 17:30 - 23:00

      (L.O. Food22:00 Drink22:30)

  • Sun

    • Closed
  • ■ 営業時間
    ※オープン時間が以前から変更になっております。ご注意ください。
Budget

¥6,000~¥7,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥6,000~¥7,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(JCB、AMEX)

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

22 Seats

Private dining rooms

OK

For 10-20 people

There is table seating available for up to 14 people. Consultation required regarding number of people

Private use

OK

Up to 20 people

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

not allowed

Coin parking available nearby

Space/facilities

Comfortable space,Counter

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu)

Food

Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

Business |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Service

Extended party hours (more than 2.5 hours)

With children

We do not allow children to enter the store.

Website

http://kuimonyaokamura.jp/

The opening day

2013.9.5

Phone Number

090-1327-1455

Remarks

[Fukui Kenjinkai] We are recruiting members! ■Participation conditions: Those from Fukui Prefecture and currently residing in Kagawa Prefecture. Men and women alike ■What kind of meeting is it? ...This is a group where members can have a year-end party, play golf, and have fun. There are people from various occupations and industries, so it's very stimulating! Would you like to have fun talking about your hometown? Please feel free to contact our store owner for inquiries.