頂いた大根は全てすりおろして、食べ歩きに疲れた胃袋を癒します
香川県まんのう町の『元祖しょうゆうどん 小縣家(おがたや) 』へ。
最寄りの琴電琴平線 榎井駅から南東へ3.4kmほどのところにあります。
30台弱は停められそうな駐車場を備えた広い敷地と大きな店舗。
お手洗いは店舗横の別棟に立派なものが用意されています。
日曜日13時半の訪問で、25人ほどの外待ち。
『大根劇場』という立派な『書』と、ムーディーなサックスが流れるBGMのギャップ(笑)
受付に到着するまでの30分間、店内を彩るあまたの大根オブジェに洗脳され、自動的に『元祖しょうゆうどん(小)』470円をオーダー。
テーブル席と小上がり席が設けられた飲食スペース。
レトロで興味深いオブジェがたくさん置かれていましたが、悲しいかな案内された席からは遠くてチェックできない…。
おろしがねとカット大根が置かれたら、うどんが出てくるまで無言で必死のゴシゴシタイム。
メニュー写真ではうどんの上にスダチがのっていましたが、出てきたうどんには柿色のお新香がポツン。
スダチは『汁』に姿を変え、ネギ、白ごま、生醤油と共に卓上に。
準備しておいた大根おろしを汁ごと丼に注ぎ込み、ネギとすりごまでデコレーション。
仕上げに生醤油とスダチ汁をかけてすすります。
最強クラスのみずみずしさを誇る、モロモロとした大根おろしの海。
顎を上下させる度、口の中でムニュムニュと踊るうどん。
おろしの品の良い辛みと生醤油の香気と一つになったスダチ汁の酸味は、開封したての高級ポン酢を口にした時のような快感を脳髄に伝えてきます。
それにしてもこの大根の美味しさは尋常ではありません。残っていた分は全ておろしがねの露と消え、最後のカケラは口にポイっと。
最初は『まんのう町は大根の産地なのかな?』くらいの気持ちでしたが、実際に食べてみて、このお店がここまで大根推しなのがよく分かりました。
うどんを食べた後にもかかわらず、スッと胃が軽くなるという体験は人生初。
このラクさ加減は驚異的で、市販の胃腸薬なんて焼け石に水だと思うくらい。
ごちそうさまでした(^^)
Restaurant name |
Ogata Ya(Ogata Ya)
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Categories | Udon、Oden |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0877-79-2262 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
香川県仲多度郡まんのう町吉野1298-2 |
Transportation |
県道197号と県道190号の交差点となる吉野交差点の角。 2,905 meters from Hazama. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
105 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 40台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website |
ツアーで胃袋にうどんが溜まってきたので、7ヶ月ぶりに『元祖しょうゆうどん 小縣家(おがたや) 』へGO。
土曜日の14時でしたが、前回とは違って待ちなしで入店。
4人一緒に『元祖しょうゆうどん(小)』470円をオーダー。
おろし金がズラッと並ぶ風景はなかなかに壮観です(笑)
このシーズンの大根は辛いですよと言われましたが、なるほど3月の大根と比べると強めの辛味がジーンと余韻を残します。
それでも結局全ておろし切ってうどんに投入。
ネギ、すりごま、スダチ汁、醤油で仕上げたら、あとは口の中でうどんをムニュムニュと踊らせるだけ。
開けたてポン酢のような鮮やかな酸味と、大根のジアスターゼが胃袋を元気にしてくれます。
食べた後に胃がすっきりするのはやっぱりプラセボじゃありませんでした。
これこそ薬膳うどんと言いたくなる一杯です。
ごちそうさまでした(^^)