Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Iru Mare
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Categories | Italian、Pasta、Pizza |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0997-43-5666 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-92 |
Transportation |
空港から徒歩2分。日産レンタカー向かい。県道海側(滑走路側)です。 |
Opening hours |
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Average price |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥3,000~¥3,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、WAON、iD、QUICPay) QR code payment Accepted (PayPay、d Barai、Rakuten Pay、au PAY) |
Number of seats |
40 Seats ( テーブル16席、カウンター6席、屋外18席(テイクアウトでの利用予定で準備中)) |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 灰皿のご用意はありませんので、ご自分で灰皿をお持ちのお客様のみ屋外で可能ですが、ほかのお客様がいらっしゃるときは禁煙とさせていただきます |
Parking |
Available 12台 |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating,Open terrace,Stand-up bar,Free Wi-Fi available |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful view,Ocean view,A house restaurant |
Service |
Take-out |
Family friendly |
特に制限は設けておりませんが、他のお客様へのご配慮だけお願いいたします。 |
Website | |
Remarks |
ランチタイムのご予約は承っておりません。ご来店順でのご案内になります。 |
Restaurant highlights |
黒豚の肉厚、焼き具合、間違いなく屋久島オンリーワン
自家菜園や屋久島産の海や大地の恵み、そして世界中からの美味しい食材を組み合わせてのイタリア料理。 シェフセレクトのイタリアワインを片手に屋久島でのランチ・ディナーをご堪能下さい。 |
「海と空港が見える店」というキャッチフレーズのイタリアンのお店「イルマーレ」が屋久島にあります。まさにお店の窓辺のカウンター席からは目の前の滑走路で離着陸する飛行機が見られるのです。ユニークなロケーションです!
鹿児島県川内市の片田舎で以前見つけたイタリアンの名店「ノーネーム」。その天才シェフのお父さんが、生まれ故郷の屋久島でやられているお店があると知って、屋久島を旅するときには是非とも訪れてみたいと思っていたのです。
海と空港が見える島の東部にお店はあります。観光の合間にランチに行けるようにスケジュールを組みました。
11時半オープン。予約不可なので行ってみないと入れるか分かりません。5分前に着くとすでに3組ほど並んでいます。しかも1組は子供がいっぱいの10名ほどのグループです。子供連れでも入りやすいカジュアルな人気店のようです。
30分となり、35分を過ぎてもお店が開く気配はありません。もしや休業?一番最初に並んでいる女性のお客さんに訊くと、電気が付いてるからオープンされるはず、とのこと。
「まあ、島時間ですからね」とのこと。物慣れた感じの旅行者です。
ここでは5分や10分の遅れをとやかく言って騒ぐのはむしろ恥ずかしい?良く見ると看板にはオープン11:30の後に赤字で「頃」と書いてありました。なるほど屋久島時間!
オープンして5名以上のグループは入れないと分かりファミリーは敢えなく退散。私たちは3番目に入店できたのです。その後もどんどんお客さんは入ってきます。シェフとサービスの男性2人体制で大変そうです。(今日は2人体制なんでバタバタです、と後で聞きました)
空港の横なので、フライトの前に軽くイタリアンでもと入ってくる人も多く、時間が足りないことが分かるとスゴスゴと帰っていかれます。やはりピザやパスタでも1時間は見とかないと無理なのです。
店内にはカリビアンミュージックが流れ、離島の心地よさを感じさせてくれます。
メニューはアラカルトで、カジュアルスタイルのお店です。中でもピザのメニューは充実しています。ヤクシカ(屋久島の鹿肉)のヴェナスンや原木椎茸など屋久島の素材を使ったお薦めピザ数種、トマトソース7種、カボチャクリームのピザ3種、ソース無しピサなど。パスタは3種。前菜もあります。
チョイスしたのは前菜に「シェフの気分で前菜」
生ハムやサラミ、辛いサラミディアボラ、モッツァレラの燻製などの盛り合わせ。濃厚な地ビールのおつまみに最適です。
パスタはイカスミのスパゲッティ。イカスミを練り込んだパスタは口が黒くならないので嬉しいもの。それでも奥深いコクがあります。カンパチの新鮮な切り身、シャキッとした食感がみずみずしい青唐辛子、ドライトマトなどが良く合います。
ピザはせっかくなので地元食材の物からヤクシカのピザを選びました。島の鹿肉は全く臭みがないと聞いていたように、コンビーフみたいなフレーク状の鹿肉に沢山のチーズがこってり。ピザ生地ももっちり感とクリスピーな味わいが絶妙です。
食後に頂いたアイスカフェラテはシェフ自慢のコーヒーらしく、久しぶりにこんなに美味しいコーヒーを飲んだと感動するほど!
シェフは独学でイタリアンをマスターされたそうです。息子さんは反骨精神であちこちで修業して繊細なイタリアンを生み出しているけれど、お父さんはイタリアンらしいダイナミックな美味しさを生み出しておられます。全く異なるジャンルに思えますが、息子さんの才能は間違いなくお父さんの血を受け継いでいるのだと、今日あらためて再認識したのでした。
優しそうで丁寧に対応してくださるシェフ。忙しそうだったので、そこそこに失礼しました。ゆっくりお話したかったのが本音でしたが。
「またいらしてください」シェフはそう言って送り出してくれました。はい、今度は鹿児島で息子さんの新しいお店と(息子さんはノーネームを辞めて新しいお店をオープンするべく準備中らしい)、屋久島再訪、それが目下の夢となりました。