Restaurant name |
SUBWAY(SUBWAY)
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Categories | Sandwich |
045-682-2813 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-8 クイーンズスクエア横浜 アット! 2nd 1F |
Transportation |
252 meters from Minatomirai. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Number of seats |
100 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website |
『この演奏会は満腹で眠ってしまうようなことにしたくない。』ということで昼食抜きのまま、週末の14:00
に「みなとみらいホール」に入りました。
今年の『第9』は、マリス・ヤンソンスの指揮、バイエルン放送交響楽団の演奏で聴くことにしたのです。
一枚のチケットがあまりにも高額(家族でフレンチディナーできるほど)なため、今回はワイフには御遠慮
いただいて、次男坊と男二人の鑑賞会です。(ごめんねマミー)
席は前から9列目、中央やや右の通路に近い席です。
さて、マリス・ヤンソンス氏がつくる音楽は師のムラビンスキーや若き頃のカラヤンの影響もあってか、文
学的な思い入れや恣意的な「溜め」がなく、楽譜にある音楽の内実、特質を縦横に反映させ、輪郭を明確
にする傾向にあります。誰が聴いても曲本来が持つ音楽の充実を味わうことができる演奏をする人だと言
えるでしょう。
今回の演奏では、楽団員達の技を第2番交響曲で、そしてソリストの素晴らしさを第9番の4楽章で圧倒
されるように体験いたしました。
特に、テノールのミヒャエル・シャーデ氏とバスのミヒャエル・ヴォッレ氏。
この二人の「ミヒャエル」は共に大男で声も半端なくダイナミックでした。
ヴォッレ氏の『オー・フロー~イデ・ニヒト・・・』の出は、ほとんど地の底からの神話に出てくる神の声でも
聴いているかのようなド迫力。
この人、ワグナーの楽劇でも歌ったらさぞや似合うだろうと思わせる体格と風貌、声質です。
つづいて行進曲風のトランペットが楽屋口方面から聞こえてきて(第9公演では珍しい)、テノール独唱と
合唱の掛け合いになります。
多くの場合、後半の独唱はバックの大合唱に溶けて聞こえなくなるところ、シャーデ氏の声はハイキーに
至るクライマックスまでしっかり聞こえてきました。
この超弩級の男二人に負けない安定感を女性ソリスト(クリスティアーネ・カルク(S)と藤村実穂子(A))
が奏でてくれていたので4人のバランスは見事に安定しております。
そして放送合唱団の破綻のない、ホールの空気を膨らませるような合唱は昨年の東京オペラシンガーズ
の、≪いずれ各自ソリストを目指す≫かのような声と全く異なる包容力の大きな演奏であったのです。
早めのテンポの流れで、分厚い弦と巧みな管によってベートーベンの楽曲の綾が良く見える(否、聞きと
れる)演奏だったのではないかと思います。
かつて、アムステルダムコンセルトヘボーとの「ブラ2」以来の感動を頂戴いたしました。
演奏会と長~い拍手コールを終え、クイーンズ1階の飲食店の並びで、夕食前のおやつ処に選んだのは
最も手軽なフードコート。
今しがた聴いた演奏会のグレードとは釣り合わない雰囲気ですが、お小遣いも残り少ない庶民には手頃
です。
中に「マック」と「ケンタ」も入ってるフロアで我々二人は「サブウェイ」のカウンター列に入りました。
次男坊・・・(日曜日サービスの)ハムサンド野菜多め&ポテト・ドリンクセット(ウーロン茶)
パラ ・・・・・ローストビーフサンド&ペプシM
選べるパンは、二人とも『ゴマ』をリクエスト。
ローストビーフならドレッシングは当然の如く『ホースラディッシュ』をお願いいたしまして、カウンター内の
お姉さんの手際の良さに半ば感心しつつお会計です。
二人で1500円を超えないお値段はリーズナブルでございますねぇ。
味ですか?
そりゃあもう空腹な上に良い音楽を聴いた直後ですから、何だって美味しくいただけますよ。
週末の混み合ったフードコートのざわめきなんか何のその。
窓際から見える夜の「みなとみらい」地区のイルミネーションを視覚的なオカズにしながら、『二人のミヒャ
エル』の凄い歌を振り返るのでした。
次男坊は、しきりに第2交響曲の首席オーボエと第9で首席だったオーボエ奏者の音色の違いと二人の
上手さに感心しております。
サンドウィッチをバクつき、コーラを吸い込み、フードコート特有の底冷え感に耐えながらの音楽談義も
家族だからこそできることと自分で納得して店を後にしました。
(コンサート後のお茶する店を事前に決めておきたいものです。・・・ただ日曜日ってどこも混んでるのねぇ。)