安定と安心の料理をいただける : Seikouen

This restaurant gives the impression of providing stable and safe food and atmosphere in Chinatown. This shop has an unusual history, having opened a branch in Chinatown from Fujisawa. Perhaps that's why, even in Chinatown, the restaurant's courteous customer service style is impressive. Long time no visit. When I entered the store at noon on a weekday, it was about 80% full. We will take a seat at the shared round table and look at the menu. I selected the service lunch "Chicken Stir-fried with Chinese Miso" from the 8 types of lunch menu and completed my order. First, let's have tea and pickles. Then, chopsticks and paper towels will arrive. Furthermore, the rice and soup arrived quickly. ``Don't you think we arrived a little too early?'' Cantona thinks bitterly as the rice and soup are destined to get cold. ``I see, you got into a thread in Chinatown too,'' I thought sadly as I waited for about 4 minutes. Finally, the "Stir-fried Chicken with Chinese Miso" arrived. An appetizing dish that is dyed a deep brown miso color is diced chicken. Carrots, onions and bamboo shoots cut into similar sizes. Then there are green peppers and green beans that add color. If you eat it with a spoon instead of chopping it with chopsticks, you will find that the sweet and spicy seasoning enhances the richness of the miso and the density of the umami, and it is a dish that attracts the rice as expected. And the combination of the crunchy texture of Other ingredients contrasting with the softness of the chicken. It's fun and delicious to enjoy these differences. The ``siomai'' served during lunch comes in one large piece. If you eat it as is without seasoning, the bean paste is well seasoned, and the bean paste is moist and soft, reminiscent of the authentic Chinatown. If you enjoy those dishes, someone who seems to be the owner will greet you. In a peaceful atmosphere from beginning to end, we will enjoy the dessert ``Apricot tofu''. The crumbled almond tofu had a soft texture and a creamy aroma that was perfect for dessert. I wish they could do something about the timing of the rice and soup offerings, but I'm glad that Cantona is still one of the more conscientious restaurants in Chinatown.

「藤沢で頑張っていたお店が中華街に店を構えた」という噂を耳にしたカントナは「中華街に嫌気がさして出ていったというのはよく耳にする話しであるが、中華街に移転したというのは珍しい話しであるな」と、ちょっと奇特な感じがし、そんな奇特なお店の様子を見に早速訪問してみる事にしたのでありました。

以前より通っていた路に軒を連ねるお店の一つ。全然気づかなかったカントナは、注意力散漫で反省するのであります。

他の一般的な中華街のお店と変わり無い外観である事と、両隣のお店の軒先の多数の看板で埋もれてしまっている事で、気付きにくいお店なのであります。

お店の前に立ってメニューを拝見し入店行為に移りますと、自動ドアではありますがドア際に位置している店員さんが自動扉を開けてくれる、ボーイさん的な対応。これぞ本当の自動ドアなのであります。

こういった行為は中華街では高級店の部類でしかおこなわれていない行為であり、驚きを隠しながら入店するカントナなのでありました。やはり良い意味で奇特なお店のようなのであります。

12時ちょっと前の訪問でお客さんは2組。4人掛けのテーブル席に案内されてメニューを拝見いたします。ランチメニューの中から、牛肉の炒めをチョイスいたします。オーダーの受け方も上品で、中華街らしくない接客スタイルに再び驚くカントナなのでありました。

他のお客さんは焼きそばをオーダーしている人が多い気がいたしましたので「次は焼きそばであるな」と早速再訪の計画を立てるカントナなのであります。

オーダーを通しますと、お茶は温かいのか冷たいのかどちらが良いかと聞いてくれる親切さ。大陸訛りで聞き取り難い日本語であるのは全然許せるのであります。再びの驚きのサービスに動揺を驚きを隠しきれなかったカントナは狼狽えてしまい、温かいお茶が欲しかったのではありますが、冷たい水をお願いしてしまうのでありました。

そんなオーダーにしっかりと頷いた店員さんは、大きなたっぷりな水の入った大きなグラスと紙おしぼりを丁寧に配置してくれます。

それからしばらくしてスープとお漬物の到着。スープは玉子とトマトのスープ。トマトの酸味がサッパリ感を出しているスープは手が込んでいるのではありますが、カントナ的にはちょっと薄味かとも思うのであります。しかしながら、食前のスープに濃い味を求めてもイケませんので、「ちょうど良い味付けなのでは無いか」という結論になったのでありました。

漬物は大根の漬物。中華街でありきたりなザーサイではないところにこだわりを感じてしまうカントナなのであります。

それからすぐに到着したメインは牛肉たっぷりでタケノコにニンジンにシメジの主要具材。オイスターソースメインであろう見てくれの一皿は湯気モウモウで箸を入れてみますと果たしてアチアチなのであります。

味付けはオイスターソースが効いているけれども上品な味付けで肉は柔らかく仕込まれていて、野菜類はシャキシャキで歯応えあり。

ご飯は結構大きめな器でたっぷりなボリューム。やや柔らかめに炊かれているのが、グイグイご飯を飲むようにいただけて嬉しいのであります。

小皿で到着の春巻はパリパリでアチアチ。中の具材はトロトロで味付けがしっかりしていますので、醤油なんてものは不用なのであります。

食欲が増す味付けと柔らかめのご飯の効果でご飯のお代わりをお願いいたしますと、これまた同じようなボリュームの盛り具合での提供。「食べきれるかな」と少し心配になったカントナなのでありましたが、残すのは失礼になりますので、残ったオイスターソースベースのタレやお漬物等を駆使しながら完食するカントナなのでありました。

空いた皿はすぐに下げてくれる良いサービスを受けたあとはデザートの到着。これまた中華街では珍しい杏仁豆腐ともう一つ何だったか失念してしまいましたが、「二つのデザートの内のどちらかからチョイス出来る」という楽しいサービス。

カントナは、その名前を忘れてしまった方のデザートにする事にいたします。サッパリとした甘さの小豆を感じるデザートは清涼感があって、ホッと心落ち着くデザートなのでありました。

「デザートは杏仁豆腐」という、中華街のワンパターンな悪しき習慣に風穴を開ける一撃になって欲しいなと心から思うカントナなのではありました。

店員さんの教育がしっかりしていて気分よく、店内は清潔感があって、「デザート2つ体制」という頑張り具合。中華街にしては珍しい数少ない真っ当なお店であると評価いたします。「こういうお店にリピートしてゆきたいな」と応援してしまうカントナなのでありました。