過渡期かな : Houki boshi

汁なし担担麺 900円

関内駅前のセルテの6階にある関内ラーメン横丁の一軒。ここに集うラーメン屋のレベルは高い。

ほうきぼしには、神田のほうきぼし+に10年近く前に行って以来。その時は端麗鶏ソバを食べたので、汁なし担担麺は初めて。

汁なし担担麺しかないせいもあるが、自動券売機はボタンが大きくシンプルで分かりやすい。一丁目一番地のボタンが特製なのは残念。ここには最もシンプルなメニューに座っていて欲しい。

厨房を囲むカウンターはL字で6席。幾何学模様のタイルがカラフルでお洒落。奥にテーブル席もある。
注文してからの待ち時間は10分ほど。

綺麗にトッピングされているが、わずかな汁を飛ばさないように、上下を引っくり返すようにグチャグチャに混ぜる。
麺は特別太くはないが、もっちり食感。肉味噌、ニンニクチップ、チンゲン菜、ベビースターラーメンのようなフライ麺、もやし…が口の中で混ざり合う食感が楽しい。もやしとフライ麺で豆もやしを食べているかのような感覚。

途中で卓上の花椒の粉末で追加して痺れ増しにする。一味唐辛子は追加しなかったが、舌の上でちょっとザラッとしたりしないのかな。
最後は酢を加えて口の中を少しサッパリさせる。

汁なし担担麺屋が増えたこともあり、悪くはないがインパクトも残らなかった。
客は勝手なものなので、店を続けることの大変さを感じずにはいられなかった。