Restaurant name |
Tenugui Kafe Ichigeya
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Categories | Cafe |
0467-24-9232 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
神奈川県鎌倉市坂の下18-5 |
Transportation |
276 meters from Hase. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
15 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Website |
鎌倉は言わずと知れた観光地で、食べ物に関しても和洋中問わず幅広いジャンルにおける美味しいお店が多いですね。グルメだけを目的にしても楽しめてしまいますが、折角訪れたものならやっぱり古都鎌倉を味わっておきたいものです。
と言いつつ、最近は食べて何も見ずに帰ることも多いのですが。
12月のその日(平日)は長谷の辺りを独り歩きし、そしてランチとします。向かったお店は生憎お休みでしたので、それではと別のお店を探します。このように目的のお店に入れず、他のお店を探すというシチュエーションも実は楽しみの一つです。
ただ、その日は行き当たりばったりではなく、BMしていたお店を思い出し、向かってみることにしました。以前、お店の前の路地を歩いたことがあり、面白そうなお店と思ってBMしていたものです。
「手ぬぐいカフェ一花屋」さんです。
12時少し前に到着。近辺には住宅もありますが、一花屋さんの周りは木々が多く静かな場所です。観光地の喧騒からは離れている感がします。
古風な木戸を潜り、お店の入口に立つと正面に幅広の五段の棚だけが目に入りました。その棚には沢山の手ぬぐいが売り物として並べられています。これが「手ぬぐいカフェ一花屋」の店名に繋がるんですね。素敵なオリジナルデザインです。
早速お店の方(女性)から声がかかります。靴を脱ぐと左手の食事エリアに案内されました。畳の和室です。程よい部屋の広さが気持ち良く、一面は全面ガラス戸で光が大量に差し込み明るく、和の雰囲気に浸れます。「和に和む」と言ったら、いいでしょうか。
2人掛けのテーブル席が窓側に一卓だけあって、あとは座布団を使ってのちゃぶ台となります。ただ、一卓だけローソファがあります。平日ながら客は多く、ちゃぶ台とローソファが一卓ずつ空いているのみでした。自分以外は皆女性客でしたが、わかる気がします。
胡座が苦手なのでローソファの席にしましたが、それもあまり楽な姿勢ではありません。
それにしても畳と温かみのある長閑な空間、寝そべりたくなります。
お店の方は優しいので許してくれそうななんて。
食事メニューは、お惣菜などもつく人気のおむすびと、酒粕カレーという個性的なカレーの2種です。おむすびはこのお店の雰囲気にとても合うのですが、酒粕のカレーというのも、合いそうな気がして「季節の野菜と酒粕カレー」(1500円)にしました。デザートセット、ドリンクセットなどもつけることができます。その日のデザートは「ぜんざい」ということでしたが、好きですし、外の木にぜんざいの看板も掛かっていたので美味しいのだろうと思い、デザートセットも頼みました(計1650円)。
15分程で到着。平べったく丸い器の6割程の面積にカレーが盛られ、3割程に華やかな季節の野菜。残りに富士山のようにライスが盛られています。ライスには胡麻がかけられています。
カレーは一面粒々で、この粒々が酒粕です。
この酒粕のカレーは面白いです。
柔らかい粒々食感と、粘度がそこそこにあるカレーとが重なり、食感から楽しめます。
酒粕の甘みと優しさが口に広がりますが、それでは終わらす、ピリッとしたスパイス感が締まりを与えています。
色とりどりの野菜は新鮮で美味しいです。地場産と九州産の野菜を使用しているようです。鎌倉で食べる野菜はいつも美味しく感じます。
こちらのお店は米や牛乳なども九州産を使用しているので、そちらとも何か関係があるのかもしれませんね。
楽しみのデザートのぜんざいには、小ぶりの淡いグリーンの器が使用されていて、ここでも和まされてしまいます。ぜんざいは、甘さが抑えられていますが、ちゃんと口には甘みが滞在します。
コーヒーをどのように頼んだか忘れましたが、最後に珈琲を飲みながら和の中で和みました。
ご馳走様でした。