Restaurant name |
Ete(Ete)
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Categories | French、Bistro |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0467-84-8114 |
Reservation availability |
Reservation only |
Address |
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-7-20 山口ビル 1F |
Transportation |
12 minutes walk from the west exit of Kamakura Station 3 minutes walk from Wadazuka Station 140 meters from Wadazuka. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price |
¥8,000~¥9,999 ¥5,000~¥5,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料、チャージ料なし |
Number of seats |
12 Seats ( 12 counter seats) |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Unavailable There is a Times store on the premises next to the store. |
Space/facilities |
Relaxing space,Spacious seating,Counter seating |
Drink |
Wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Hideout |
Dress code |
none |
Website | |
The opening day |
2011.2.17 |
※再訪して写真を追加したので更新させていただきます(追加した写真は最初の14枚です)。
【真夏の鎌倉・江ノ島「食べ歩きツアー」 vol.9】
オギノでスーシェフを務めていた藤本氏が鎌倉にオープンさせたフレンチ。
'11年2月のオープン以来、鎌倉のみならず、遠くからもファンが押し寄せ、
今や鎌倉屈指の予約の取りづらい店(特にランチ)として知られている。
今回の食べ歩きツアーのトリのお店が此方。
「eteに行きたい!」。。。その一念で久々に電話予約にチャレンジ!!
無事にカウンター横並びのお席をゲット〜っ!!
予約にこれほど苦労するお店になっていたとは全然知らなかった(汗)。
それもそのはず。。。というのも、此方のランチは
「アミューズ、前菜二種、メイン(選択可能)、本日のデザート、お飲物とチーズケーキ」
という内容で、なんと!3,300円(以前に比べると若干お高くなってはいるが)という超リーズナブルな設定!!
しかも「オギノ」のDNAが随所に散りばめられ、それらをさらに進化させたフレンチとあっては、
予約がなかなか取れにくいというのも大いに頷ける話だ。
◆
この日、この時のために体調を整え(前日は飲み倒したけれど・爆)
早起きして(モーニング食べちゃったけど・汗)、暑い中を鶴岡八幡宮まで往復し、
ちゃんとアペリティフ(!)も嗜み、準備万端で此方へとやってきた。。。
お店との再会を祝して「Castell del REAL TESORO CAVA」で乾杯!!
■いただいたお料理
1.アミューズ:かにみそのバーニャカウダ
2.前菜 1 :メロンのスープ
3.前菜 2 :はも、サーモン、オマールエビの梅と桃のガスパチョ
3.メイン :松阪豚のロースト マデラ酒ソース
付け合わせは焼き野菜
4.本日のデザート:1.チョコレートアイスとマンゴーのムース
2.桃のコンポートと胡麻のジェラート
5.お飲物 :カプチーノ
チーズケーキ:お好きなだけ
■いただいたワイン
1.(泡)castell del REAL TESORO CAVA
2.(白)Riesling Reserve 2012 / Domaine Meyer-Fonne
3.(赤・グラス)Sudtiroler Cabernet Riserva 2011
◆
最初に登場するのは、「カニミソのバーニャカウダ」。
紅心大根、パプリカ、黄色ニンジン、ベビーコーン、茗荷などの夏を代表するお野菜類を、
ほんのりと温かくて濃厚なカニミソにつけていただく。
お日さまの香りを封じ込めた甘いお野菜たちが、カニミソと共に美味しさのダンスを踊り出す。
と、「カニミソは少し残しておいてくださいね!」とスタッフの方。
「何に使うのだろうねぇ!」というワクワク感もまた楽しい。
続いては自家製リエットとパン。このリエットはオギノ直伝。柔らかな旨みが詰まった美味しさがある。
たっぷりとパンに塗って食べていると、「オギノで忘れられたリエットだー!」と、またまた恨み節で
盛りあがる(爆)。そしてさらにオギノの帰りになくした「お高いピアス」の話という展開に(号泣)。
悲しい話題を遮るように登場したのは「シラス入り揚げパン」。
「先ほどのカニミソをつけてお召し上がり下さい!」とスタッフの方。。。この揚げパンが熱々の上に、
ほんのりと磯の香りがして何ともいえない美味しさ。カニミソをつけても美味しいし、つけなくても
充分にいける。一人二つだったのだけれど、此方に関してはもう少し食べたかった(笑)。
前菜一品目は「メロンの冷製スープ」。ほのかに甘いメロンのスープはそれだけでも十二分に美味しいが、
その中に入っているのは、たっぷりの生ハム、ゴルゴンゾーラのチーズ、生ハム、ジャガイモのクルトンなど。。。
まさに生ハムメロンがスープになって、チーズでたっぷりデコレーションされて出てきたような印象!!
特に、この季節にはピッタリの涼感たっぷりの美味しすぎる前菜だった。
此方と共にいただくのは「Riesling Reserve 2012 / Domaine Meyer-Fonne」。
前菜2品目は、鱧、サーモン、オマールエビと様々なお野菜やフルーツをあしらった梅と桃のガスパチョ。
黄色いネクタリン。ズッキーニ、桃の果実などがアクセントとなり、さらに上にはシジミのジュレがかかっているのだそう。
梅と桃の相乗効果で、夏らしい爽やかなお味を楽しむことができる一皿。
個人的な好みだけれど、サーモンはなくてもよかった。オマールと鱧だけで良かったかも。
いや、どれか一種だけでも良かったのかも。。。まぁ、これは私の勝手な意見ではあるのだけれど。。。
本日のメインは牛、鶏、鴨、豚などのラインナップの中から「松阪豚のロースト」をセレクト。
「鴨」ともう一種(失念!)は二人分からなのだそう。。。
選んだお肉に合わせて、グラスワインも3種類用意されている。それぞれ、どのお肉にも合うようだが
「Sudtiroler Cabernet Riserva 2011」をチョイス。
前日のミヤジ豚さんも美味しかったけれど、此方の「松阪豚」さんも負けてはいない。
豚尽くしの日々となってしまったが、たまのことなので良いことにしよう(笑)。
どことなく高貴な輝きを放つ松阪豚さんは肉のヒダに柔らかな旨みを蓄えているイメージ。
その旨み部分にマデラ酒のソースがジュワッと絡んでさらに美味しさを際立たせる。。。
うーん、悶絶〜っ!!
さらに火傷しそうなほどの熱い器に入った「焼き野菜」がやってきた。
トマト、エリンギ、ズッキーニにローズマリーなどのハーブを散らして焼き上げたお野菜は
信じられないほどに甘く、そしてなかなかに滋味深いお味だ。
二人でシェアするのだけれど、あまりの熱さにほとんど涙目状態(笑)。が、美味しい!
やっとの思いで食べきってデザートタイムへ。。。
一品目は「チョコレートアイスとマンゴーのムース」、二品目は「桃のコンポートと胡麻のジェラート」だ。
2種類用意されているので、二人でシェアしていただく(半分食べたところでお皿を交換!)。
チョコレートとマンゴーの相性の良さにも感動したけれど、前者は葡萄やキウイなどの果物を巧みに
あしらって爽やかながらも少しトロピカルな味わいであるのに対して、後者は優しい甘さの桃と
甘さ控えめの胡麻のジェラートが優しいハーモニーを織りなすデザートだった。
最後にカプチーノとチーズケーキを好きなだけ(1本でも良いのだそう!)いただいてフィニッシュ!!
この日もまた昼から良い感じで嗜んでしまった(反省!)。
◆
お会計はこれだけ飲み食いして一人6,000円ちょい(端数はお友だちにゴチになってしまった・汗!!)
この内容でこのお値段(飲まなければ3,300円が基本!)というのだから、此方の「実力の程」が
おわかりいただけることだろう。
と言いながら、これ以上、予約の電話がつながりにくくなるのは困るのだけれど(笑)。
今回伺ってみて、やはり此方はお魚料理よりもお肉料理の方がお得意なのかなーという印象を抱いた。
まぁ、メインに関してはお肉の選択しかないのだけれど。。。
そしてお肉の美味しさと居心地の良さに関しては、申し訳ないけれど、オギノより上をいっていると思う。
まぁ、これはピアスをなくした恨み言も多少は入っているかもしれないのだけれど(笑)。
何はともあれ、季節の移り変わりと共に、是非また再訪してみたいお店の一軒(予約が取れれば・笑)。
ちなみに夜のコース設定は5,000円で、(昼に比べると)比較的に予約はとりやすいらしい。
次回は夜でもよいかな。
また伺わせていただきます。ごちそうさまでした☆
※【真夏の鎌倉・江ノ島「食べ歩きツアー」】シリーズは今回で終了となります。
暑苦しいレビューに長らくお付き合いいただき誠に有難うございました♪
【'11年7月13日のレビュー ('11年6月訪問)】
「オギノ」つながりでご紹介するのが此方。
すでに皆さまもご指摘のように、なかなか予約が取りづらい「レストランオギノ」で荻野シェフの片腕としてスーシェフを務めていた方が独立され、鎌倉・六地蔵近くに今年2月にオープンしたお店なのだそうだ。
「いつか訪問してみたいなー!」と思っていたところ、湘南在住のグル友から「まずはCP抜群のランチからサックリと訪問してみませんか?」という嬉しいお誘い(喜)。少し前の夜に訪問したばかりという友はその場でキッチリと週末ランチのお席を確保してくれたらしい。
という訳で、6月にしてはピーカンの暑い日に訪問。鎌倉駅からは少し歩くが、「The BANK」のすぐ近くと聞けば足取りも自ずと軽くなる(爆)。
奥に細長い店内はオレンジをアクセントカラーに用いた瀟洒な造り。カウンター席と聞かされていたが、この日はテーブル席に通された。
ディナーのCPも素晴らしいらしいが、此方のランチはなんとっ!!たったの2,500円(驚)。しかもお決まりのコースではなく、前菜3種、スープ2種、メイン3種が選べて、デザート、コーヒーまたは紅茶付というのだからさらに驚いてしまう。
「オギノ」出身ということで、本来ならお肉をいただいてみるべきだったのだけれど、実は前日の夜も某店でてんこ盛りの羊肉やら豚肩ロースのコンフィなどをいただいてあまりお腹は空いていない(汗)。海のそばだし、お魚もいいかなーということでこの日のメインはお魚をチョイスしてみることにした。
ちなみに当日のメニュー内容は此方(私のオーダーは◎)。
【前菜】
◎魚介とトマトのジュレ、ニンジンとパブリカのムースと
・生ハムとフルーツのサラダ、ライムとミュスカ風味
・ぎりぎりに火を入れたサーモン、ハーブと旬の野菜と
【スープ】
・トウモロコシのポタージュスープ
◎スープドポワソン(魚介の裏漉しスープ)
【メイン】
・仔羊と鶏肉のあみ脂包み焼き
・牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
◎鮮魚とホタテのムース仕立て 白ワインソース
まずは店名の「ete」という名前を冠したアペリティフ(900円)で乾杯。角切りの果実(桃のような枇杷のような・汗)にフランボワーズのリキュールとスパーリングワインを注ぎ入れると、まさに「夏」(フランス語でete)気分が味わえるまいうーな一杯(驚)。
パン(これがとてもおいしい!)がサーブされ、「オギノ」では食べられなかった「豚肉のリエット」が登場する(しつこいっ・笑)。ムースのような柔らかさとクセのないまろやかさが特徴のパンがどんどんと進んでしまうレベルが高いリエットだ。
◎魚介とトマトのジュレ、ニンジンとパブリカのムース
ヒンヤリと冷たいジュレの中にホタテ、海老、雲丹、ヤングコーン、エンドウ豆を宝石のように散りばめた清涼感いっぱいの一皿。お皿の底のまるでマンゴー(特に色が・笑)のように甘いニンジンとパブリカのムースがそれぞれの魚介類が持つおいしさをより一層引き立ててくれる。これはお代わりしたいぐらいに気に入ってしまった。
◎スープドポワソン(魚介の裏漉しスープ)
「オギノ」の流れを汲む「スープドポワソン」ということで期待したのだけれど、いささか好みがわかれるスープのようにも感じた。というのも、私にはちょっとお魚の香りが強すぎる印象。また若干さめていたのもちょっと残念。この日は暑い日だったけれど、やはりスープは熱い方がおいしいようにも思う。お好みに応じて粉チーズとパブリカのクリームを入れていただくと風味がまろやかになって食べやすかった。
◎鮮魚とホタテのムース仕立て 白ワインソース
今、ここでメニューを眺めると、やはり食べたかったのは「仔羊と鶏肉のあみ脂包み焼き」だったかもしれない(爆)。トロトロの白ワインソースも含めて、此方のお魚料理(たしか真鯛だったと記憶!)はとても繊細で上品に仕上がっているのだけれど(付け合わせのお野菜もおいしい!)、誠に遺憾ながら、個人的には「はるばると鎌倉まで食べにきた甲斐があった!」という感想を抱くまでには至らなかった(汗)。これは「オギノ」でお魚料理(一皿目)をいただいた時の感想と似ている。やはり此方ではお肉のチョイスの方が満足度は高いかもしれない。というのも、当日の友人たちはそれぞれにお肉料理をチョイスして「大絶賛の嵐」(!)。ううっ、やはり王道の「お肉」を選べばよかった(涙)。
そして此方のデザートがまたすごいっ(驚)。最初にヨーグルトのアイスが載ったデザートプレートが用意され、4種類のデザートの中から好みの3種を選ぶスタイル。
私はキウィのブラマンジェ、チーズケーキ、きいちごのババロア(だったかな?)をチョイス。写真の通り、小さな可愛らしいデザートの器も女子の心を鷲づかみ状態(笑)。
その後、すっかりとお尻が重たくなっておしゃべりに花を咲かせる私たちにうれしいハーブティーのサービスが(喜)。長居しちゃって申し訳ないっ(汗)。
食前酒の「エテ」とグラスワイン(白)をいただいてお会計は一人4,300円(!)という素晴らしさ。アルコールを嗜まなければ、たったの2,500円でこれらのお料理が楽しめる素敵なお店だ。
敢えて勝手に統括するなら、「オギノ」の流れを純粋に受け継ぎながら、所々に「小粋な鎌倉エッセンス」の小技を効かせた鎌倉マダム好みのお店をめざしているようにも思う。鎌倉野菜の使い方も気が効いているし、グラスワインが数種類から選べるのも◎。惜しむらくは厨房内のすべてをシェフが一人で担当されていることぐらいだろう。少々、忙しそうな感じで、気の毒のようにも感じた。
が、ここ鎌倉で、この値段(ランチ/2,500円、ディナー/3,800円〜)のお店にしては相当に満足度が高いお店であることは間違いがない。
「そろそろ予約が取りづらくなってきたのではないですか?」と帰り際にシェフに尋ねたところ、「全然そんなことないですよ!」と謙遜されていた。
いずれにしろ此方に伺う場合には早めの予約が鉄則かもしれない。この後、ご一行様は道を隔てて向かい側に位置する「The BANK」へと向かったのだった(爆)。
ごちそうさまでした!!