三幸苑一番のお薦め麺=ラーメン!
三月中盤木曜日、11:18着店。この日は既に10人のキューが店前に出来ており、開店時には私たちの後ろにも10人並んでいました。
11:30に入店して割とすぐに注文したものの、既にタンメンは時間がかかってしまうとのこと。入店した段階で注文すべしというコツを前回覚えたものの、ちょっとタイミングをずらすとこうなるんですね。
実際に、ごめんなさいね時間かかっちゃってという言葉と共に私のラーメンと妻のタンメンが配膳されたのは、注文のおよそ20分後。それでも同じグループの料理を同時提供する三幸苑さんの美意識が私は好きです (^^)。
注文したのは以下のとおり。
※価格は税込み。
妻:●タンメン(740円)。
彼女にとって二度目となる三幸苑のタンメンを改めて食してみると、その味の濃さに後半疲れてしまったようです。店を出てから、サンマーメンはもちろんだけどここのタンメンももう(食べなくて)いいかな、と言っていました。
日本の濃い味ではなく塩味や甘味が抑えられたアメリカの淡麗な味の方を好む我々夫婦にとってのいつものアルアルですね。
私:●ラーメン大盛り(750円)。
これまでサンマーメン、タンメンというこのお店の2大人気麺類を食べてきたので、今回はラーメンを頂くことに。
そのラーメンを、前回頂きまだ記憶にも新しいタンメンと比べてみましょう。
テーブルに置かれている胡椒を食中に何度か投入、結果として胡椒大量使用のラーメンとなりました。
・スープ。
濃いニンニク風味と共に最初は実に美味ながらその濃い味に後半疲れてくるタンメンに対し、ラーメンの淡麗醤油ベーススープはさっぱりと美味で、最後まで味わいつつ飲み干せます。
・麺。
タンメンもラーメンも黄色いたまご麺ではありますが、平打ちのタンメンに対しこちらは少し細くてツルツルの中細丸麺。この丸麺の方が私は好きです。
・具材。
タンメンには入らないチャーシューとメンマが加わります。
豚バラの焼豚はオーソドックスなものですが、肉と脂身のバランスも良く、美味です。
結論を言うなら、ラーメンの圧勝。
大きな差をつけてサンマーメンよりタンメン、また大きな差をつけてタンメンよりラーメンの方が美味です。
支払いの段階で、「本当にわがまま言っちゃってごめんなさいね」ーータンメンは時間がかかるけどサンマーメンならすぐに出来るけど?と注文時にアドバイスを頂いていましたーーと声をかけてきてくれたいつものフロア担当の女性と「いやいやまったく問題なし!」などと話をした流れで、今日初めてラーメン食べたけど美味しかったと伝えると、たしかにラーメンのさっぱりとした味を好むお客さんもいるとのこと。
次回はラーメンとチャーハンの組み合わせなんか良いかもと薦めてもらい、1ヶ月後の再訪を約束しつつ(笑)退店したのでしたーー我々は1ヶ月に一度、三幸苑さんから歩いて3分の場所に来るのです。
ご馳走様でした、また来月!
12:17の退店時にも店外キューはやはり10人ほどでした。
生まれて初めてタンメンを注文してみる(平塚タンメンを除く)。
2月末の木曜日11:15着店。開店15分前で戸の閉まった店外にキューはなく、駐車場もカラ。区画ラインもない広い駐車場に車をどう停めれば良いのか困惑します。
時間ぴったり開店、訪店2回目にして口開けの客となりました。お二人でもテーブルにどうぞと声をかけられ四人掛けテーブル席に座ります。
と、我々の後に着けていた常連さんたちは入店と同時にオーダーを口頭で伝えています。なるほどそういうシステムなんですね。我々も30秒ほど遅ればせながらオーダーを伝えます。
開店10分後には店外キューが発生していた様です。
注文したのは以下のとおり。
※金額は税込み。
妻:●チャーハン(740円)。
盛りが凄いとの情報があったのでシェアする前提で普通盛りを頼みましたが、配膳されてみると至って普通の盛りで拍子抜け。
配膳時にシェア用の皿が欲しいから聞かれ、一つお願いしました。
パラパラでもねっとりでもないオーソドックスな美味しさです。チャーハンはこうでなくちゃ。焼豚とハム入りだと思うのですが、ハムではなくベーコンと書かれている方が多いようなのでそちらが正解かも?
私:●タンメン(740円)。
三幸苑ではサンマーメンを頼まれる方が多いようですが、私は最初から、前回妻の注文をツマミ食いしたら私の頼んだサンマーメンより遥かに美味しかったタンメン狙い。
これまで自分で注文したことは一度もなく、人生の中での初タンメン注文ーー平塚タンメンはタンメンという名ですがまったくの別物なのでカウントしません。
熱い!いやホント、すごく熱いです。ハフハフ。そしてその旨みに自分の選択の正しさを再認識します。
そして卵麺。味のしっかりしたこの麺もまた、三幸苑のタンメンを特徴づける大きな魅力です。
途中で胡椒を投入して頂きましたが、普通盛り一杯を食べる中で感覚がどんどん変わっていきます。最初は旨みに圧倒されるのですが、食べ進めるに従い味の濃さと塩っぱさがその旨みを押し除けて出てきます。
食べ終える頃には濃い味と塩味を強く意識するようになりますが、日本での外食なのですからその程度は織り込み済み、私とて負けはしません(笑。
美味しかったです。
体内の味の濃さレベルが下がったら、また伺います。ご馳走様でした!
会計を済ませた退店間際に、テイクアウトも同一料金とあるけど麺類も持ち帰れるの?と聞くと、鍋を持ってきてもらえれば大丈夫とのこと。徒歩圏内ならそれも一興。
12:02の退店時には店外に7人のキューが出来ていました。
余計な一言。
サンマーメン。神奈川で生まれ育ちその味に馴染みのある方にはとても人気がある様ですが、神奈川以外を本拠地としていた人間から見ると、格別に美味しいわけでもない単に甘みの強いあんかけラーメンなんですよね。
私は人生で一度だけ、この三幸苑さんでサンマーメンを頂きましたが、まったくピンと来ず仕舞い。しかし何度も繰り返し頂く内に脳内でなんらかの変化化が起こるのかも。それはそれで興味ありますね (^^)。
特筆すべきタンメンの美味さ。
12月最初の金曜日12:13着店。
駐車場はほぼ満車、店外に二組四人のキューが出来ており、8分ほど待って店内に導かれました。テーブル席、小上がり席もある中、我々はカウンター席に着席。
炒飯もちょっと食べたかったので注文時に聞いたのですが、半炒飯はないとのことで断念。
以下注文品の、注文を告げてからの調理時間は7,8分といったところ。
私:●サンマーメン大盛り(800円)。
白菜、ニラ、ニンジン、モヤシ、キクラゲ、豚バラ肉などがまぶされたややとろみのある餡がかかった鳥出汁醤油ラーメン。餡のとろみは控えめですが、それでもアッツアツで供されます。ニンニクが結構効いており、味はちょっと甘め。
麺は中細で結構硬めで、最初は揚げた麺が少し焦げてる?と思ったほどです。
そもそも私はサンマーメンというものに馴染みがなくこのサンマーメンが王道なのか否かも判断出来ませんが、ご当地フードと言われるほどの強い個性は感じられず、食べ進めるに従いその甘味のある餡にもくどさを感じます。
一応未知への興味も満たされた私的にはサンマーメンはもう卒業で良いかな。
妻:●タンメン(680円)。
なんとなくイメージしていたとろみは皆無なんですね、と言うほどに、生まれも育ちもど東京の私ですがタンメンには馴染みがありません。
そんな私が妻のタンメンを一口、ではなく四口五口食べましたが、うわぁ、このサンマーメンとは明らかに別物の中太卵麺はめちゃくちゃ美味しいですね。こりゃ素晴らしい。
スープは塩ベースでニンニクもたっぷり効いています。
そもそも野菜たっぷりの、という食べ物を私は好まないのですが ^^;、このタンメンはその麺の美味さ故に私にはアリです。
サンマーメンとの比較では、どぶっちぎりでタンメン推し!
着店から食べ終えて外へ出るまで35分ほど、二人で1,480円。ご馳走様でした。
他の方達が食べていた炒飯も美味しそうだったので、次回はそれで (^^)。
Restaurant name |
San kouen
|
---|---|
Categories | Ramen |
0463-54-2725 |
|
Reservation availability |
Reservations unavailable |
Address |
神奈川県平塚市大神1763 |
Transportation |
JR相模線門沢橋駅から車で8分 1,622 meters from Miyayama. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price |
¥1,000~¥1,999 |
Average price(Based on reviews) |
~¥999~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private rooms |
Unavailable |
---|---|
Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Available |
Space/facilities |
Counter seating,Tatami seats |
Occasion |
Family friendly |Solo dining friendly |Friends This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
A house restaurant |
Service |
Take-out |
Family friendly |
Children welcome |
4月最終金曜11:14着店。駐車場には既に車が2台停まっていましたが彼らは車内待機だったため、図らずも我々が口開けの客になりました。そしていつもどおり11:30ぴったりに開店した時点で、我々の後ろには10人以上のキューが出来ていました。
この日は入店10秒後にはいつもの女性スタッフに注文を伝えることに成功、テーブル席に陣取りました。
注文は以下4品。配膳順に並べてありますーー私たちの注文が他の客のものとかなり異なっており、かつまとめて作れるものでもなかったため、厨房にはかなりの負担をかけてしまいました。ごめんなさい。
※価格はすべて税込み。
●ニラレバ炒め(740円)。
とろみあり、タマネギからかな? 味控えめでなんとなく思っていたより上品で、最初は想像どおりと思ったものの、食べ進めるととろみも相待って美味しさが頭をもたげて来る。
これ、美味しいじゃないか!
●ラーメン(630円)。
安定の美味さ。
●チャーハン(740円)。
チャーシューだけでなくハムも入っている、しっとり美味いチャーハン。素朴な味ですが、出っこみ引っこみの無い(詳細は余計な一言で)とてもバランスが取れた料理です。
●餃子(380円)。
焼き餃子7個でこの値段は安くないですか? 餡は美味しいけれど皮がイマイチ。もっとモチっとしてるなどあればぐんと良くなるのですが。
今回発見したのが、三幸苑トリニティ、あるいは三幸苑黄金のトライアングル! それこそラーメン、チャーハン、そしてニラレバ炒め。味噌ラーメンと野菜炒め未食の私ですが、この3品こそが三幸苑の最強クリーンアップであることはほぼ確実でしょう。
同行者数などを踏まえてこの3品を軸に注文内容を構成する、それが三幸苑を楽しむ秘訣です。
そして忘れてならないのが化学調味料の味。
自宅からうま味調味料が消えて数十年。自宅では絶対に味わいたくないのに、一転外食時にその味に出会うと絶対悪ではない。
そんな不思議な化調の存在意義を再確認させてくれるのもまた、三幸苑の魅力の一つです。
会計時に件の女性スタッフにチャーハン美味しかったやと伝えると、良かった (^^)、と喜んでくれました。そもそも私にチャーハンを推してくれたのは彼女ですから。
ご馳走様でした!
とうとう三幸苑の真髄に触れることが出来、喜びもひとしお。もちろんまたお邪魔します。
12:06、会計を終えて外に出ると10人以上のキュー。さすがの人気店です。
最後に本当に余計な一言。
出っこみ引っこみ。普通に馴染みのある言葉ですが、考えてみればもの凄く変な言葉ですね。
おそらく「出っこみ」などという日本語はなく、正しくは「出っ張り」でしょう。しかし音感優先の不思議な言い回しが多いのが日本語の特徴でもあり、オノマトペ大国であることとも共通点があるのでしょう。
たとえば「新しい」という言葉一つをとっても、どっかの誰かが言葉遊びで「あらたしい」を「あたらしい」とひっくり返し、それが今や正式な日本語になっている。楽しいなぁ。