Restaurant name |
Ra-Men Kafe Shishimai
|
---|---|
Categories | Ramen |
0463-67-0306 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
神奈川県中郡大磯町西小磯757 |
Transportation |
JR東海道線大磯駅から徒歩15分 893 meters from Oiso. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
---|---|
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK 3台 |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2012.4.11 |
夏浅し東海道大磯。
以前からBMしていたししまいさん。
14時過ぎて空いてるだろうと行ってみることに。
国道1号を走る。大磯邸園工事?隈研吾だって!
滄浪閣交差点を山に向かって右折。
JRを陸橋で超えたT字交差点右側にあります。
たかはしストアーと書かれた古い平屋の建物。
廃業した昭和の寄り合いストア風、ここなのか…
ストアの入口らしきピロティ空間が駐車スペース。
お店はリノベしたカフェのようなファサードです。
左手には製麺、作業場と思われるスペースも。
サッシを引いて入ると、正面にオープンな厨房。
そこに面してL型のカウンター席が廻る。
天井が高く、鉄骨梁と木材が織り交ざってる。
雑然としてるがレトロな型ガラスを多用していて、
窓から初夏の風が吹き抜ける居心地の良い店内。
椅子は古い喫茶店風、くるくる回って不安定…笑
メニューを見ると、基本らーめん一系統らしく、
ちゃーしゅう、めんま、わかめ等バリエーション。
サイドに餃子、しゅうまい、コロッケ、からあげ、
総菜系が用意されていて、軽く一杯やれる感じ。
「ししまいらーめん」(600円)をオーダーです。
しかし今時600円って、ありがたいよなぁ…
14時半なので先客2名とさすがに空いてます。
ここは火金土の昼しか営業しないので難易度高し。
お店は女性3名で切り盛りされてます。
メインで調理されてる方が店主かなぁ…
他口コミでは花水ラオシャン本店のご親族らしい。
調理もゆったりで、ゆるゆると流れる時間。
10分近くかかって登場です。
朱の淵の丼ぶり、朱の大きなレンゲ。
鶏らしきチャーシュー2枚にキャベツが特徴的。
スープは表面透明で徐々に濁る淡い黄土色。
飲んでみると、うわ~なんとも滋味深い味わい。
鶏ベースでじっくり煮出したような柔らかい出汁。
野菜や乾物系なども混じりあった複雑な味わい。
全体的にカドがなくまろやかであっさりしてます。
そこにさっと駆け抜けるような柔らかい酸味。
これはなかなか良いアクセントになってる。
タレは醤油方向ですが、ごくあっさりしていて、
どこか和を感じる、不思議と落ち着く味わい。
麺は細麺ストレート。
表面つややかながら乳化したような粘りをまとう。
食べてみると、口当り柔らかくふわっとしながら、
噛むと芯にコシのあるハイブリッドな食感。
お~っ、これ、なかなかうまい麺だなぁ♫
この感じに近いのは、稲庭うどんかなぁ…
小麦が甘く、乳化した表層に茹で汁をまとって、
その雑然とした感じがかえって小麦の香りを増す。
これが優しいスープを引き上げて口の中で融合。
薬味に載ってる糸唐辛子が、時折麺に絡んで来て、
すっと辛みを増すのがなんとも印象的。
一本一本が長く重量があり、食べ応えがあります。
それで、具材。
キャベツは3~4センチ角にカットされていて、
茹でてあるらしいが、結構シャキッとした食感。
ほのかにニンニクが香るような気がするけど、
キャベツの甘みがスープに合って美味しいです。
チャーシュー2枚はやはり鶏ですね。
モモ肉のロール風になっていて、外側に皮脂身。
非常にあっさり軽い洋風の味で肉の旨味が溢れてる。
スープに玉ねぎ粗みじんが浮いていてラオシャン風。
軽いエキス感が柔らかいスープに彩を与えます。
素朴で優しく酸味が印象的ならーめん。
いやぁ、これ、実に、あったかいです。
それでいて、かなりクオリティが高い。
滋味深いスープへの酸味のアクセントは絶妙で、
素朴で田舎風ながら、比類のない味を創り出してる。
麺の秀逸さにも脱帽。
どうやら自家製麺らしいが、稲庭うどんにも似た、
ハイブリットな食感と小麦が荒々しく香るのがいい。
ゆるやかな雰囲気で作られるこだわりの一杯。
ぜひまたうかがって、餃子とか食べてみたいです。