Official information
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Restaurant name |
Kawasaki Teppan Suteki Koubetei(Kawasaki Teppan Suteki Koubetei)
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Categories | Steak、Teppanyaki、Seafood |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5890-4430 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県川崎市川崎区砂子2-6-8 YK-9ビル 8F-B |
Transportation |
1 minute walk from Kawasaki Station 399 meters from Kawasaki. |
Opening hours |
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Budget |
¥6,000~¥7,999 ¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥8,000~¥9,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Table money/charge |
A 10% service charge will be added. |
Number of seats |
24 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Sofa seats,With power supply |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine,Particular about cocktails |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Beautiful night view,Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Children menu available,Baby strollers accepted |
Phone Number |
044-589-8809 |
川崎駅東口から、真っすぐ一本道で徒歩5分程度。
歓楽街も隣接or混じり込み、
雑然としているイメージの川崎駅東口エリアの中で、
分かりやすい立地ですね。
席は、個室をいただきました。
上部は開いているので密閉ではないですが、
プライベートな空間を確保できて、
落ち着いて食事ができるのはやはりいいですね。
まずは、プレミアム生ビール“熟撰”で乾杯。
寒さで縮こまった身体を,
泡の刺激でほぐして、
今宵の宴がスタートです。
最初は前菜の盛り合わせから。
個性豊かな小鉢に、
それぞれの前菜が盛られ、
大皿の上に配置された様子は、
アート作品のよう。
創造性の高さが感じられて、
テンションが上がります。
小鉢は“春菊とキノコとの白和え”、
“白子ポン酢、“あん肝、“子持ち鮎の有馬煮“、
“茄子の田楽“、“鴨のロースト“、“鯛の子“など。
和でまとめられています。
この中で、特に気に入ったのは“白子ポン酢”。
器の中でも押し合い圧し合いの
プリップリの大きな白子。
フッワフワな食感と
クチュッと溢れるクリーミーな旨味が堪りません。
“茄子の田楽“は、和モダンのレンゲに鎮座した、
小茄子丸ごとの品で、
コケティッシュな感じが面白いです。
“鴨肉”の噛みしめるごとに滲み出る、
コクのある旨味も美味です。
さて、和のお料理がもうちょっと続きそうなので、
ここで飲み物は、
グラスでいただけるシャルドネへ。
すっきりと甘い飲み口です。
お次は“鯛のお造り”。
大きめのお皿に配置された鯛の切り身と、
散らされたイクラとミョウガ、カイワレ大根、葉山椒。
イクラの鮮やかなオレンジ色が効いていて、
こちらも絵画のように華やかです。
鯛の身で薬味をくるんでいただくと、
薬味の刺激とのコントラストで、
鯛の甘味・旨味の輪郭が際立ちます。
いいバランスです。
ここで、メインディッシュの一つとなる食材、
オマール海老とアワビが調理前の状態で登場。
オマール海老は
髭がピクピク動いています。
おが屑に包めば、水がなくとも、
生きたままで運べるものの、
同時にその間、新陳代謝で肉が細ってしまうので、
やっぱり的確な運搬が重要と
お店の方との会話。
なるほどー。
食材の質、調理の腕もさることながら、
流通や調達計画も、
料理のクオリティを左右するということですね。
携わる多くの方々の、
美味しさのための工夫と努力に、
頭が下がります。
そして、こういうお話をプロの方から
食材を前にしてうかがえるのも、
一層、染み入りますね。
ちなみに、あまりにテカテカと艶めく
立派なオマール海老に気を取られましたが、
主役の双璧をなすアワビも、
肉厚な身が、発色よく艶めいていいます。
美しいです。
ド迫力の食材が下げられるのと入れ替わりに、
日本酒登場、“伯楽星”です。
短刀のように、軽い辛口で切れがあります。
口中に含んで変化を楽しむというより、
トップから楽しめて後味がさっぱりなので、
お料理の合間にいただくのが
適したタイプでしょうか。
お次は茶わん蒸し。
トッピングには揺蕩う海苔で、
中には、鶏肉とゆり根、銀杏も入ってます。
ゆり根って芋とちょっと違う、
ほくほくしているけど粘りのない、
独特の舌触りがいいですよね。
滑らかで優しい味わいです。
ここで、先ほどの“アワビの鉄板焼”が登場。
きらきらと鉱石のようにきらめく塩の土台には、
ブランデーが沁み込んでいて、
そこから立つ炎が妖艶に揺らめいています。
しばし炎に見とれつつ、
目の前で繰り広げられるショーに、
惹きこまれるように箸を伸ばします。
アワビは、弾力とコリコリ感の食感と、
噛むごとに増す独特の旨味が堪りません。
ソースは、ガーリックとバターが効いたジェノベーゼ。
噛むこと、噛みしめることも楽しくて、
口が幾らでも欲しがってしまいます。
味だけじゃなくて、歯ごたえも
お料理を印象深くする大きな要因ですね。
アワビの興奮冷めやらぬ中、
“オマール海老の鉄板焼”が登場。
もう圧巻のビジュアルです。
ソースは、ミソと殻から作っているのだそうで、
大葉とバターとガーリックが効いていて、
深みのあるほんのりとした甘味とコクがあります。
きれいに取り出された大振りな身は、
噛みついた瞬間「プチッ」と聞こえそうな、
ハリと引き締まった弾力の塊。
噛み締めるごとに滲み出る旨味と甘さが堪能できるのは、
こういう大型の海老をいただく醍醐味ですね。
お次に、調理前の和牛肉が登場。
“宮崎牛のサーロイン”と“仙台牛のフィレ”です。
サーロインは薄桃色の肉にサシが均等に入り、
色白美人の印象です。
フィレは深いワインレッドの肉に、
走るサシがくっきりと美しいです。
この部位ごとの違いを堪能するのも楽しいです。
ステーキが焼きあがってくるまで、
“黒毛和牛の赤身のローストビーフ”で一息。
旨味が凝縮された肉片の鮮やかな赤が、
濃い緑の葉野菜の間で映えます。
あっさりした山葵のドレッシングが
よく合います。
やがてステーキが登場。
整然と均一に焼かれた表面が美しい。
フランス・ゲラント産の塩が添えられています。
“宮崎牛のサーロイン”は、
口に含んだ瞬間、
焼き上げられた肉の香ばしさと脂の甘い香りが、
鼻腔まで一気に立ち昇ります。
最初の一噛みで
脂がプッシューと弾け散り、
口中を滑らかにコーティング。
最上級の和牛ならではの感覚ですね。
柔らかくて溶けるように消えていった後の、
長引く余韻まで楽しみます。
“仙台牛のフィレ”を交互にいただきます。
こちらは表面は比較的しっかり焼かれ、
それでいて内側は鮮やかなルビー色が艶めきます。
焼かれた表面のザラっとした舌触りも、
先のサーロインの食感とは異なっていて、
弾力を感じる肉から滲み出る肉汁には、
脂に負けない濃厚な旨味が感じられます。
最後は、“キノコと黒毛和牛の炊き込みご飯”と“赤だし”。
一膳分、しっかりした量で提供されます。
キノコの風味が効いたちょっと堅めのご飯が美味です。
豪華な海の幸、希少な山の幸のオンパレードで、
舞い上がった気分を
胃袋と心に染み入る品で鎮めて、
本日の旅も無事着地と相成りました。
〆のデザートはわらび餅。
モチプルの食感です。
ちなみに、後半の日本酒は“田酒”をいただきました。
口に含んだ瞬間、ふわっと軽く華やかな香りが立って、
そのあとはすっと消えていきます。
こちらもお料理の合間に飲みやすいお酒でした。
そんなに日本酒は種類が多いわけではないですが、
本日いただいた2銘柄は、
お料理とも好相性で
美味しくいただくことができました。
今宵は個室でしっとりとお料理をいただきましたが、
鉄板を前にしたカウンター席も、
ライブ感十分で楽しめそうですね。
次回は、カウンター席にチャレンジしたいと思います。