東急武蔵小杉駅改札内の山崎製パン系ベーカリーカフェ : VIE DE FRANCE CAFE Musashikosugi Ten

店舗数の多い、よく見かける山崎製パン系の大手チェーンベーカリーカフェのヴィドフランス。
いつでも行ける、と、利用しているような気になっていたら
レビュアーになって数年、一度も利用していないことに気が付きました。

どこにでもある、いつでも行ける、と思っていたけれども、
武蔵小杉では、東急線　改札内　にしかありません。

東急線利用の際に訪問。

伺ったのは、週末の夕方。
入店時、イートインスペースは９割方の埋まり具合(；ﾟДﾟ)
退店時には、３割程度の混雑度となっていました。

まずは、席を確保。
してから、トングトレイで商品を選び、会計時にイートインの旨を伝えました。

久しぶりにヴィドの商品を見た第一印象は「デカい」ですね。
１個あたりのパンが、大ぶりです。

いただいたのは

◆アフタヌーンコーヒー　２７６円（税込）
同じ商品でも、１１時を境に値段が変わる様子（モーニングの方が安い）。
普通に飲みやすい、おいしいコーヒーです。

◆ハーブレモンチキンサラダ　２８１円（税込）
パック入りのサラダです。
ベーカリーで、しっかりした葉物のサラダを取り扱っているのは珍しいですね。
ベジファーストには有難いラインナップです。
葉物野菜にブロッコリーやパプリカなど、レモン風味のさっぱりしたチキンがトッピング。
無難にまとまっています。

さて、イートインでの私のメインはドリンク＆サラダのみ。
イートインでいただいたパンは、子どもの食べ残しです。

失敗したのが、カウンターで注文した際に「温めますか？」と聞かれたので
つられて「はい」と言ってしまったところ。
手で長く持っていられない程度には温まったパンを、
子どもはすぐに食べられなくて、温めなくて良かったのに！と責められました。
ゴ、ゴメン、つい…。
熱いものがすぐ食べられない年齢の子どもと食事する際は、ご注意を～。

ヴィドフランスは、店員さんが温めてくれるサービスがあるんですね～。
商品は、ひとつの同じカゴに乗せられて、同時に全て温められます。

クロワッサン系やフランスパン系は、レンジで温めるのは不向きだと思っているのですが
レンジで温め過ぎると食感が変わりそうな商品も、いい塩梅に温まっています。

さて、子どもが最初に手を付けて、一人で完食したのが
◆発酵バタークロワッサン　１７３円（税込）
一番おいしかったそうです。
温めたあと滲んでくるバター量に、少しギョッとしました。

◆塩バターフランス　１０８円（税込）
ブームとなった「塩パン」にあたる商品かと思います。
８割方子どもが食べました。
「塩パン」としては、風味が弱い部類かと思いますが、
それなりにおいしいです。

◆チョコフランス　１７３円（税込）
２割方子どもが食べて、私にまわってきました。
３個目のパンになり、食欲が失速してきた様子。

チョコフランスは、ヴィドフランスの公式ホームページのレギュラーメニュー紹介にも掲載されている商品なので、私も食べてみたいなぁと思っていた一品です。

なめらかな口溶けのよいキューブチョコを、歯切れのよいフランスパン生地に巻き込みました
引用

フランスパンも、チョコも好きだから、楽しみにしていたのですが、
うん…、子どもが少ししか食べなかったのは、満腹だけのせいじゃないのを感じました。

やっぱりチョコチップはね、メロンパンとか、菓子パン、デニッシュ生地などの
甘いパンに混ざっている方がおいしいよね。

フランスパン生地も、フランスパンって何？何をもってフランスパン？？と思うくらい無味。
よくある、パリジャンとかバタールとか、ああいう食事系のフランスパンの風味とは全くの別モノの風味で
生地に「卵」が入ってないとか…そういうことで、フランスパン生地という種類に分類されているのかなぁ。
フランスパンでも、菓子パンでもない一品です。

◆やわらかマフィン（プレーン）　１６８円（税込）
２口子どもが食べて、私にまわってきました。
買うときは、おなかがすいていてあれもこれも食べたいと思ったんだろうけど……(-_-;)

にしても、２口だけしか食べてない…のが、よくわかるような風味。
マフィンっていうよりも…、蒸しパンの味ですね、コレは。

お腹が空いているときならともかく、
スイーツは別腹にならない、中毒性のない甘味です。

◆赤ぶどうジュース　２２０円（税込）
子ども用のドリンクです。
氷抜きで対応していただきました。
おいしく完飲。

自分用にテイクアウトしたのが

◆あんクロワッサン　１３０円（税込）
低温で長時間熟成させた生地に塩味を効かせた小倉あんを巻き込んで カラメルで仕上げたクロワッサンです
引用

こちらも公式ホームページのレギュラーメニュー掲載商品。
クロワッサン×小倉あんの組み合わせは珍しくないけれども、
実は今まで一度も食べたことがありませんでした。

カラメルがかかったクロワッサン生地は甘く香ばしく、それに小倉あんがベストマッチ！
クロワッサン×小倉あんが、こんなにおいしいなんてーーー！！！
２０１４年７月の新商品らしいですが、おいしすぎてレギュラーメニューになったのかも。

悶絶級のおいしさ。

◆さくっとフランス　９３円（税込）
シンプルな食事パン。
四角くて、外皮が香ばしくパリッと焼かれている。

こういうシンプルなヤツが案外おいしかったりするんだよね！

…というヨミだったのだけれども、
甘くもなく、塩分がきいているわけでもなく、
バター感があるわけでもなく、香ばしい風味があるわけでもなく…

安くて、大きいものが食べたい方におすすめします。

◆食パン　２２７円（税込）
ベーカリーは数種の食パンを用意してあるところが多いですが、
こちらの店舗は１種類のみでした。
時間帯によるものなのか、店舗によるものなのか。
選択の余地がなかったのですが、
「店舗で焼いている感」のない食パンです。

原材料名：小麦粉、砂糖混合異性化液糖、発酵種、バター、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、植物油脂、マーガリン、乳化剤、糊料、イーストフード、V.C
消費期限：表面に記載　購入日の３日後
製造者固有記号：ＳＡ

袋の質感とか…、工場生産商品かと思われます。

風味も、店舗で焼いた香ばしさとかは全くなくて、
世界のパンヤマザキだから、工場生産商品でもいいのですが
値段が値段だから、この値段で工場生産商品の味というのは正直ガッカリ。

同じ会社のだからぶっちゃければ「ダブルソフト」「芳醇」の方が
まだおいしいかと。
この値段なら、断然「ダブルソフト」を推します。

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イートイン席の奥に、コンパクトな厨房がある様子。
改札内であるという規模を考えると、
ヴィドフランスの中でも小規模で、アイテム数を絞っての販売だと思います。

生地の風味が前面に出るシンプルなパンよりも
菓子パンとか惣菜パンの方が、満足度が高そうです。