Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Ojori
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Categories | Korean、Yakiniku (BBQ Beef) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5872-5988 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県川崎市中原区小杉町3-472 東急武蔵小杉駅ビル 4F |
Transportation |
There is a dedicated escalator from the platform of Musashi-Kosugi Station on the Tokyu Toyoko Line, Subway Namboku Line, and Toei Mita Line. 14 meters from Musashi Kosugi. |
Opening hours |
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Budget |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats,Tatami seats,Horigotatsu seats,Sports TV |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine,Particular about cocktails |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Healthy/beauty food menu |
Occasion |
With family/children |Banquets/party |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours) |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2013.4.2 |
Phone Number |
044-738-1135 |
Remarks |
Goteri Group LINE@ has started! Each restaurant is different, so please select your desired restaurant. http://www.ojori.jp/line/ |
9月に入ってからというもの、連日続いていた雨模様の天気ですが、ようやくこの日は天気予報にお日様マークが付きました。
長らく見ていなかったマークなので、ホッとした感があります。
特に洗濯物の処理に困っていた家内にとっては、待ちに待った青空だったようですね。
気温も初秋らしい気温で、こういう日はどこかに出掛けたくなるのですが、あいにくテレワークとは言え、勤務日ですので、ランチタイムくらいしか楽しみはありません。
この日は、午後からちょっとした用事も控えていたため、アクセスの便利なところということで、武蔵小杉駅直結の東急スクエア4階レストラン街にあるこちらの韓国料理店を利用することにしました。
このレストラン街へは、東急線のホームから4階直結のエスカレーターがあって、改札を出たところがすぐレストラン街になっており、とても利便性の高いレストラン街と言えると思います。
その中の一角で営業している当店を運営しているのは、株式会社イメージネットワーク。
1983年(昭和58年)設立の会社ですので、今年=2021年は会社設立38年を迎えたことになり、変動の激しい外食業界では、それなりの歴史を紡いできた会社と言えると思います。
現在の主力業態は、韓国料理の当店=”吾照里”業態で、渋谷の本館(吾照里 渋谷本館)を始めとして、首都圏に11店(当店を含む)展開しているほか、札幌にも出店しています(吾照里 札幌エスタ店)。
吾照里以外に、炭火焼肉・ホルモンの徳ちゃんというブランドもあり、2店舗(徳ちゃん 恵比寿本店、とくちゃん 新宿店)を運営しています。
吾照里ブランドも徳ちゃんブランドも、これらのお店以外にFC店らしきお店も数店確認できますね。
また、2018年には、高級弁当・オードブルのデリバリー業態として「オジョリ・キッチン」をオープンしており、日本で初めてチーズタッカルビを弁当で販売したとアピールしていたようです。
ただ、そのアピールでウリにしていた加熱容器(弁当の下部に、粒状の生石灰と水入りの袋(発熱ユニット)が入っていて、紐を引っ張ると袋が破れ、生石灰と水が混ざって化学反応を起こし、熱と蒸気が発生して温かくなるもの)については、私の知っている限りでも、今から10年以上前に帯広の豚丼弁当にも見られましたし、駅弁ではかなり普及しているものと思われ、物珍しいわけではなさそうです。
ただ、このことからも、新商品をアピールすることにかけては力を入れている反面、やや抜けているところもありそうな企業だなということは窺えますね。
この日は、11時半を少し回った時間帯に当店に到着しました。
店内は仕切り板で客席にガードをかけているため、全貌は見渡せませんが、結構人が入っている様子で、入口近くのテーブル席は先客でかなり埋まっている様子でした。
私はその入口近くの席の中で空いている席に案内されました。
その席は、元々は3人並べる対面式のカウンター席か6人用テーブル席だったと思われますが、4席に改造して席間にはパーテーションが設えられています。
卓上には各種のメニューが置かれていますが、ランチメニューがある他、韓流セットメニューというランチにも適したセットメニューがあります。
この韓流セットですが、韓国料理屋さんというと、どちらかと言うとメニューは一品料理が中心のお店が多いですよね。
よって、複数人でシェアして食べるのが主流と思われるのですが、当店は、そこを巧みに突いて、一人でも複数の韓国料理を味わえるようにしているのが味噌で、それを実現したのが韓流セットメニューということかと思います。
この日一人だった私も必然的にこの韓流セットに惹かれるものを感じ、その中から韓流Bセット@1,190円を注文しました。
このメニュー、早割(11時〜12時利用)と遅割(15時〜17時利用)があって、通常価格より200円引きになります。
以前は無かった割引ですが、オフィスなどでは、コロナ感染防止対策として、昼休みの時差取得を推進しているという点も考えると時宜に叶った割引制度だと思います。
しかし、11時半過ぎで早割が適用になるのは有り難いですが、遅割の方は15時以降というのはいささかハードルが高いですよね。
早割と遅割の設定時間がややアンバランスのような気もします。この辺も先述した「抜けているところ」の一面かもしれませんね。
韓流Bセットは、メイン料理とスープ、ドリンクを選ぶ方式なので、メイン料理は、味噌だれサムギョプサル、スープはチーズスンドゥブチゲ、ドリンクはアイスコーヒーにしました。
注文するとすぐにセットのサラダも韓国小皿3品が運ばれてきますが、これは形だけ整えればいいかというのが見え見えで、料理の評価を語るに値しない品です。
いかにも安っぽく見えますし、これは要らないので、さらに200円安くして欲しいくらいですね。
メイン料理とスープ、ライスは、注文から7分ほどでの提供になりました。
メイン料理の味噌だれサムギョプサルは、店員さんから鉄板がとても熱いのでお気をつけくださいの言葉とは裏腹に鉄板は全く熱くありません。
別に調理したサムギョプサルを保温していた鉄板に乗せたのがバレバレです。
料理の味自体は、不味くはないのですが、ジュワッと焼かれたサムギョプサルを期待していただけにとても残念。
マニュアル調理の負の側面が見えたような気がしました。
これに対して、チーズスンドゥプチゲは、熱々で、コチュジャンやニンニクの風味が豊かなスープが豆腐、卵、アサリとよく絡みます。
旨味もコクもたっぷりあってこれは美味しい。
マニュアル調理に馴染みやすい料理とそうでない料理があるということかと思います。
ドリンクのアイスコーヒーは、サラダや韓国小皿と同様形だけ整えたものでした。
こういうドリンクなら要らないですね。
早割もあって、@1,190円なら、複数の韓国料理が食べられるということもあって、許容範囲のお値段だとは思いますが、割引が無いとすれば、料理のクオリティの問題もあるので、割高感が強いですね。
韓国料理をお手頃価格でというコンセプトは良く分かるのですが、今ひとつ納得感が無いのは、マニュアル頼りが透けて見えることに加えて、前記のチーズタッカルビ弁当のPRとも共通点があり、繰り返しになりますが、やはり肝心のところで抜けている面があるのかなと思います。
企業として、核になるコンセプトは何なのかということを再構築し、それを店舗運営に生かすという外食産業の基本のところを初心に帰ってやり直した方がいいと思います。
クオリティは二の次で形だけ整えるというやり方は最悪ですので。
韓国料理をお手軽にというのは、方向性としては間違っていないと思うので、とても勿体無い気がしました。