Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Retoro Bekari Fuku Fuku
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Categories | Bread |
0120-070-140 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
神奈川県川崎市高津区溝口1-4-1 ノクティプラザ2 1F |
Transportation |
JR南武線 武蔵溝ノ口駅 徒歩1分 162 meters from Musashi Mizonokuchi. |
Opening hours |
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Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT3020001006834 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Private dining rooms |
not allowed テイクアウトのみ |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK ノクティ駐車場利用可 |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2023.6.16 |
この日は、溝の口での食べログ活動となり、ランチは、私としては珍しいチョイスでおしゃれ系カフェのちょっと気取ったランチを楽しみました(@TETO-TEO 溝の口)。
11時からの予約ランチで、11時20分頃頃には食べ終えたので、その後はいつもの通りのベーカリー巡りになります。
今回お邪魔したのは、溝の口駅隣接のノクティプラザ2の1階にある当店です。
当店は、株式会社丸十ベーカリーシャルンが運営するベーカリーです。
同社は、横浜市金沢区能見台に本社を置き、昭和55年に設立された会社ですが、「丸十」という社名ですので、日本で初めてイーストによる製パン方法を開発したと言われている田辺玄平を始祖とする丸十パンとのつながりがあるのかもしれないですね。
参考までに、田辺玄平の系譜を受け継ぐ「全日本丸十パン商工業協同組合」の会員名簿をチェックしてみたところ、同社の名前は見当たりませんので、何らかの事情で袂を分かった可能性も考えられます。
同社の現在の経営は、創業者から代替わりして、2代目の松尾英樹代表が受け継いでおり、「ふくふく」名の店舗も現社長の体制下で展開を始めたと思われます。
その1号店となったのが、平成21年6月に小田急相武台駅近くにオープンした「ぱん工房ふくふく」ですが、この時点では、恐らく先代時代からのものと思われるシャルン名の店舗も併存していたようですね(イオン金沢シーサイド店1階で営業していた小麦市場シャルン)。
その後、平成24年11月に武蔵新城に「レトロベーカリー ふく福」、平成29年6月には鷺沼駅の北口側の住宅街に「ブーランジェリーふくふく 鷺沼店」、令和2年8月に鹿島田に「ブレッドキャンプ ふくふく」、令和3年9月に南武線武蔵中原駅直結のショッピングセンター「ビーンズ武蔵中原」のリニューアルオープンに合わせて「レトロベーカリー ふく福 ビーンズ武蔵中原店」をオープンするなどゆっくりしたペースではありますが、徐々に店舗網を拡大していきます。
一方で、小麦市場シャルンについては、ブレッドキャンプ ふくふくとの入れ替わりみたいな形で令和2年7月に閉店しており、相模大野ボーノで営業していた「ふくふくラスク ポルトボヌール」も閉店しましたが、代わりに今年=令和5年6月に溝の口に6号店に当たる当店をオープンしました。
ですので、現在は座間市の1号店のほかは、川崎市内で5店舗の計6店舗の運営で、まさしくローカルベーカリーチェーンということになります。
ふくふくは、平成27年には、個性ある店づくりで地域経済の発展に寄与している中小小売業や飲食業を選定する「県優良小売店舗表彰」(神奈川県、神奈川県商工会議所連合会、神奈川県商工会連合会の共催)に選ばれています。
常時70種類以上の商品を販売する商品力や、隣接地に畑を構える地元農家と連携した商品開発を行っていることなどの取組みが評価されたようですが、これは一定の推薦も前提にした制度ですので、地域密着度が強くかつ相応の実力を持ったチェーンと見ることが出来ると思います。
場所は、駅隣接のノクティプラザ2の1階ですので、利便性は高いです。
食品スーパーであるマルイ食遊館のベーカリーコーナー的な役割も果たしているので、集客力も高いお店と思われます。
お店は例によって、レトロベーカリーのシンボルとも言うべき古いオート三輪が置かれているかと思いつつ入店すると・・
やはりありました!
売場の中央に軽オート三輪が置かれており、その上がパン置き場になっています。
パンはこの他窓際の棚にも並べらており、お店の外からも商品を見ることが出来るように工夫されています。
当店は姉妹店を何度か利用しているので、ラインナップ等はおおよそ見当がつきましたが、やはり創意工夫されている品揃えですよね。
以前に利用した時と比べると値上げされているようで、お得感はやや後退した感はありますが、世の中全般がそうなので、そこは仕方ないですね。
今回は、以下3点を購入しました。
・キーマカレードック@230円
・全粒粉ロール@90円
・やみつきメロンパン@180円
合計500円
@90円の全粒粉ロールが入っているとは言うものの、このご時世で3個でワンコインというのは嬉しいところです。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
キーマカレードックは、レンジで20秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
ベースのパン生地は塩パンで、これにウインナーをサンドしてキーマカレーとチーズを乗せて焼き上げたパンです。
プリプリでジューシーなウインナーソーセージにチーズとカレーの風味が合わさり、とても美味しかったです。
全粒粉ロールはレンジで10秒チンした後、650Wのオーブンで2分間焼き上げ、マーガリンを付けていただきました。
全粒粉を使用したテーブルロールでミニサイズですが、ほんのりした甘みもあって、小麦の味がしっかり感じられました。
やみつきメロンパンは当店の看板商品の一つです。
ふわふんのパン生地を焦がしバターの香る口どけの良いクッキーで包んだメロンパンでこれもとても美味しかったです。
さすが看板商品だけのことはありますね。
やはり当店は、カジュアルなベーカリーとしてはなかなか秀逸ですよね。
値上げにより多少コスパが後退した点はあるものの、まだまだ許容範囲だと思います。
こちらで6店舗目の出店になるわけですが、周辺エリアで10店くらいまではこの調子で駆け上がることが可能ではないでしょうか。
ただ、地価の高い都内にどれだけ食い込めるかは、その時の状況次第かもしれませんね。
個人的には住まい近くにあって欲しいベーカリーではありますが、既存勢力とのバランスでは、我が地元・武蔵小山の場合は難しいかもしれません。