本格と日式の中間
そうそう遊んでばかりいられる身分ではないが、せっかくの釣行帰りにはどこか一軒、知らない街を歩いては、行き当たりばったりのランチを楽しんで来たいもの。今回は当店。長谷川丸のマスターに駅まで送っていただき降りたちょっと先に当店の看板が見えた。どちらかというと本格中華に属する店のように思える。マスターとお父さん?のやりとりはお国言葉。
今、日式中華と言われる店達も、昔は中国人のマスターが多かった気がするのですがどうでしょう。あの頃、というか昭和も終戦時まで遡るかもしれませんが、本土からの移住者や帰還者が次々と開店し、自分が本土で食べてきたものに自分なりのアレンジを加えて、また手元にある食材と技量でなら対応できるものをすべてメニューに載せて、確立されていったスタイル。
今もまた、似たようなことが起きている。巷には、中国人による本格中華の店が次々と開店している。何が本格かと言うと、広い中国、どこ地方の料理ということで細分化すると本格的に見える(笑)。日式中華は広東料理を範にとりメニュー構成されていると聞きますが、今はTVの影響もっpあってか四川料理として開店する件数が多いようです。こうしてより本格的な成り立ちの店として開店し、日本人の味覚に合うよう徐々に変貌しつつある本格中華。
間違ってるかもしれませんが、当店で食べたものからそんな印象を受けました。おもてのメニュー看板からは四川風かな?と感じさせられるのですが、よくよく店内メニューを見ると見るとそうではない感じ。お味についても、中華スパイスの一癖ある感じを期待するも、数段穏やかな味わいの角煮。飯は日本的にうまい。
ひとつ食べただけでは当店のコンセプトはわからないけど、慣れてくればお店の得意がわかるだろう。この膨大なメニューのから「うちはこれ!」という必殺メニューを引いて見せたい。
Restaurant name |
Ryuushou Hanten(Ryuushou Hanten)
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Categories | Chinese、Ramen |
Phone number (for reservation and inquiry) |
046-821-3171 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
神奈川県横須賀市三春町3-44 |
Transportation |
104 meters from Horinouchi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Number of seats |
25 Seats |
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Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Space/facilities |
Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
Remarks |
お弁当販売あり。 |
酷暑のなか魚釣りという名の労働を強行したらくたばってしまい、浦賀の駅の電車内で涼んでいた。すると当項のタイムラインにマイレビュワーさんが上げた当店の画像が連綿と。これも何かの縁と思い、途中下車して久しぶりに寄ってみた。
オーダーは下の2品。地元の町中華で思いついて今年前半のマイテーマとなってた「酢豚に白飯は合わない、じゃあどうするか」の解答を、メニュー見てて急に思い出したのだ。
酢豚:肉がメインテーマの料理ですけど、やはりヤサイの美味しい料理だなあと。そしてこの酸味の効いた味わいが夏向けでもある。若い頃はスッパイものが苦手だったのに、今はこうして周期的に食べたくなる。当店のは少々あっさりしてるが、酢豚と聞いて誰もが思い浮かべるような味わい。
カレーチャーハン:酢豚にチャーハン、それもカレーチャーハン、というのが私が導き出した解答。だがこの二つが揃う店がなかなかない。刺すような辛味に奥深さのある香り!見た目しっとり食べるとパラリの食感!これらをスープをはさみつつ交互に食べてると生じるハーモニー…。三角食も子供の頃からできない性分だったけど、こうしていろんな楽しみを、老境に差し掛かろうとしてる今、会得してる。
美味しゅうございました!マイレビュワーさんのタイムリーな情報にも感謝!まさかご本人はあれがこんな遠くに住んでる誰かに影響を及ぼしてたとはご存知あるまいがw