Restaurant name |
Ramen senmon kawasaki
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Categories | Ramen |
Phone number (for reservation and inquiry) |
088-833-3126 |
Reservation Availability | |
Address |
高知県高知市桟橋通2-2-3 |
Transportation |
58 meters from Sambashidori 2 Chome. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
30 Seats ( カウンター6席、テーブル24席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 約5台 |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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こちらのお店はラーメン文化がいまいち根付かない高知県において古くから営業されており、創業当時から無化調のラーメンを提供されているお店です
2011年4月 訪問
この日は高知へチョーナン君に会いに来て3日目 ちょっとラーメン欠乏症に陥り一人で昼ごはんにラーメンを食べることにしました(笑) 最初は『蔵木』に行こうかと思っていたのですが、せっかくだから未訪のお店に行ってみようと「らーナビ」と「食べログ」を駆使して色々と検索 「無化調」の言葉に惹かれてこちらにお邪魔することにしました
お店の場所は高知商業高校の近く 高知には何度か訪れてるのですが、このあたりには全く来たことがないのでどういう場所か分かりません とりあえず車のナビに住所を入力してナビの誘導に従って車を走らせました
お店の場所は大きな通りから少し入ったところ あまり目立つような場所ではないものの、分かりづらいということもなくナビの誘導ですんなりとたどり着くことができました
店舗の前に到着して見てみると駐車場がありません(汗) あれ?「有」になってたのになぁ。。。と思いながら少し車を進めると、少し離れた場所に専用駐車場がありました 駐車場は5台ほどだったでしょうか あまり停められないのでご注意を この時は幸い2台分空いていたので停めることが出来ました
店舗はラーメン屋さんというより中華料理屋さんのような外観 なんだか不思議な緑と赤と黄色の瓢箪のようなマークがシンボルのようで、これはいい目印でしょう
店内に入ってみるといかにも「老舗」という雰囲気 店の奥に厨房がありそこでご主人が調理をされており、ホール側には娘さんでしょうか 女性の方がホール係としておられます 「老舗」らしく過剰な接客もなく、かと言って無愛想ということもない接客です 普通に「いらっしゃい」と迎えられ、「空いてる席にどうぞー」と通されます
客席はカウンター席数席とテーブル席が数卓 平日の昼時を回っていたのでお客さんは常連さんと思しき方々が4名だけ テーブル席も空いていましたが、一人ですからやはりカウンター席に座りました
メニューは各席になく壁に掲げられたものだけになっています ラーメンは「醤油」、「にんにく」、「酒かす」の3種 お店の売りは「にんにく」のようですが、ここはやはりオーソドックスに「醤油」を注文しました
ちなみに、ここの面白いのはこういう老舗店なのにお好みオーダーが可能で、それが壁に書かれてるのですがその内容がなかなか面白いのです 醤油味は「カラ口・普通・薄口」、麺の茹で方は「カタイ・普通・ヤオイ」、油っこさは「ムツコイ・普通・アッサリ」となっているのです 「ヤオイ」に「ムツコイ」って高知らしいですよね こういう表現ってなかなか見れませんよ
「醤油ラーメン」
さて、待つこと数分「醤油ラーメン」が運ばれてきました 食べログでは写真がなく、らーナビでも写真がなかったので初のご対面 「無化調」と聞いててっきり「清湯」だとばかり思っていたのですがやや濁りのあるスープだったんですねぇ と言ってもどろどろのスープではなくさらっとしたものですが
まずはスープを一口 ほほーっ!確かに化調がはいったスープとは一線を画したスープですね 動物系の旨みは十分、コクもしっかり出ています しかし、無化調ゆえにやや物足りなさを感じますね 良くも悪くも「無化調」の特徴が出ています 動物系出汁の臭みなどはなくさらりとしたスープは醤油ダレの加減も良くさらりといただけるのがいいですね
麺は中太のストレート麺 四角い断面の麺で特に特徴らしい特徴があるような麺ではなく、ごくごく一般的な麺ですがこのスープとの相性は悪くはないのではないでしょうか 今回は「普通」でお願いしてたのですが、やや「ヤオイ」茹で加減 これがスタンダードなんでしょうねぇ 個人的にはもう少し固めがこの麺の良さを引き出すような気はしますね
具材の方はチャーシュー、ネギ、モヤシとこのタイプのスープによくある取り合わせ 面白いのは木耳、蒲鉾 チャーシューはワイルドな切り口のチャーシュー(笑) お味もちょっと獣臭さが残るワイルドなお味 ですがこのスープとは結構合いますね 個人的には嫌いではないですよ ネギ・モヤシは言うまでもなくこのスープによく合いますね
その反面木耳はどうでしょうか 「豚骨」に合わせるというイメージが強いのもありますが、このスープにはいまいちというところでしょうか また蒲鉾ですがちょっと面白い蒲鉾ですね 私は初めて見ました これって高知の特産か何かでしょうか? この蒲鉾はなんだか昔のラーメンという感じでよかったですね
「無化調」という言葉から連想したラーメンとはかなり掛け離れたラーメンでありましたが、ラーメンそのものはなかなか美味しかったですね 化調からの嫌なものは当然なく、ちょっとすっきりしすぎてる感はありながらしっかりと動物系の旨みとコクは感じられました ただ満足度としてはやはり少々物足りない なおかつこのお味でこのお値段というのは少々厳しいような気がしました