☆北熊支那そば【支那そば 北熊(ほくゆう) 池田店＠熊本市北区・池田】熊本系でも博多系でもない一味違う豚骨ラーメン♪ : Shina Soba Hokuyuu Ikeda Ten

2016/5 日曜夜 初訪問

支那そば 北熊 池田店
　@熊本市北区池田、池田駅
　TP3.55熊本県18熊本市7北区2

熊本周辺に多店舗経営するフランチャイズ店
大昔、2000年に他店舗に一度来たことあるが、当時はドロドロラーメンがなんぼの濃厚民族時代、あまり良い印象は残ってない
食べログラヲタ化した現在、トップページ店なので改めて訪問
道挟んだ向かいの大黒ラーメンを出たのが1730で、まだ夜営業開始まで30分あり、腹ごなし兼ねて15分北上し15分引き返し戻ってくるウォーキングで時間潰し、1803到着
カウンターのみ約10席の油染み込んだ古い店内に既に先客一家族4名
カウンター中央部に着席

メニュー見ると、豚骨の“北熊系”、味噌の“札幌系”、醤油の“東京系”と豊富なラインナップ
味噌系は野菜がドカ盛りされてて連食には不向き
豚骨も飽き飽きしてるので東京系にしようかとも一瞬考えたが、
メニューに載ってる北熊系の写真見ると明らかに他の熊本ラーメンとは異なる様相
今一度基本形から入ることにして看板メニューを注文

目の前には自家製のキムチが盛られ、とりあえずはそれをいただきながら待つ
甘味や酸味が控えめで辛さがシンプルに立つキムチがなかなか旨い
腹的に不安だったので我慢したが、めっちゃビールに合いそう

そのキムチをいただきながら、餃子を焼く厨房を眺めていると、
突然フライパンの水をコンロ周囲にドバっと出す
なぬ？？
よーくみると、流しの中にコンロがある不思議な光景、あんなん初めてみた

☆北熊支那そば￥710

中央には熊本でめったに見ないメンマが豪快に山を形成
熊本では初めて見る真っ白サラサラ豚骨白湯スープに、真っ白背脂が豪快にかけられ、
明らかに所謂“熊本ラーメン”とは異なり、更に福岡でも見ないオリジナリティあるスープ
いただいてみると、豚骨のミルキーな旨味と、何やろ？貝出汁的なふんわり感
後でネットで復習しても誰一人貝なんて書いてなく、皆さん“鶏ガラも使ったオリジナリティある・・”なんて書いてるが、
豚骨＋鶏ガラなんて広くあるし、これはやはり魚ではない海のものが使われてるように感じる
古い記憶だが、山頭火から魚を取っ払った感覚で、やはり北海道が連想される
“北熊”という店名は、北海道の“北”と熊本の“熊”ということではなかろうか
てなことがスープを啜りながら走馬灯のように脳裏を駆け巡ったわけだが、
九州という枠をとっぱらっても初めていただく味わい(16年前の記憶は消去済み)で、めっちゃ旨い！！
お～、これにして良かった♪

麺は約2.5mm□断面の縮れ卵麺
プリップリの弾力があって小麦感もよし
やわやわ麺文化の熊本の中で、この弾力はありがたい！
麺からも北海道を連想させられる
柔らかくない麺に出会うと泣きそうなぐらい嬉しいわ♪

具材は、チャーシュー、メンマ、ゆで卵、ネギ
チャーシューは、しっかり煮込まれた肩ロースで、これも熊本ではなかなかみないタイプ＆サイズ
ゆで卵は、白身含めて柔らかい半熟(ていうか半温玉？)でこれまた珍しい・・が、これだけはあまり好みでなかった
メンマは味はまあ普通だったが、熊本でなかなか食べてなかったので、あるだけで嬉しい

終盤は、卓上の辛味噌＆生ニンニク＆キムチを豪快にぶち込む
クリーミーで横に旨味広がるスープ＆背脂に、縦の刺激が加わり、
パンチ加わりつつも全体の旨味が立体的に膨張、これウマ～！ヽ(^◇^*)/

北熊さん、16年間なめてました、すんませんm(_ _)m
このアクセス悪い店舗は再訪しないかもしれんが、多店舗に行きつつ全メニュー制覇を試みたい♪