Restaurant name |
Sushi Iwa(Sushi Iwa)
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-371-5782 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町角 |
Transportation |
563 meters from Shichijo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Website |
スティーブ・ジョブズが愛した寿司屋が京都にある。
という話を聞いて、いやまぁそこまでジョブズフリークではないつもりなんだけど、やはりApple製品は学生時代からは使って当時就活せずに独立したキッカケだし、今もiPhoneは愛用しているし、なんだかんだ気になるしと来てみた、京都駅近くの「すし岩」。
アラカルトもあるし、コースも8,800円と比較的お手頃価格からあるけど、どうせならと清水の舞台から飛び降りて、22,000円のコース。このコースにはジョブズが好んだという《カマトロ》が入っているのだ。結局ミーハー。
構成は、つまみひと通りからの握りというスタンダード。だがこのつまみがすごい。味付けも盛り付けも個性的。
先付け3品の盛り飾りがすてきで八寸かと思うほどで、鮮やかにしてシンプルに美味い。鰹の炙り(撮り忘れ)も、いろいろ乗っているけどまとまりよく、特に玉ねぎ醤油の味が良き。
で、次のトロ刺身が衝撃。上に乗った薬味を下の出汁に溶かして食べるんだけど、まずトロ自体がすげー美味いのに、この薬味出汁に絡めると超美味い。山葵とか乗ってるけど全然絡みはなくて、旨味と風味だけを楽しみながら舌にトロけるトロを食える。最高かな。
その後も、キウイとレモン酢で食べるノドグロ、出汁の美味すぎる甘鯛と松茸の鍋、ドカンと出てきた伊勢海老の煮付けと、これでもかと豪勢。特に伊勢海老は、優しい醤油の煮汁に木の芽が海老とよい組み合わせとなり、美味かった。
ここから握り。一見スタンダードな作りをしてくるのだけど、ちょいちょい面白いものを挟んでくるのが楽しい。
その最たるはカンパチかも。これにライムキャビアとも呼ばれるフィンガーライムが付いてくるんだけど、これ、中からプチプチする果肉を取り出して食べる。で、形は本当にキャビアみたいで、プチプチ食感で酸味の強い味わい。はー、こういう食材があるのも、それを寿司と合わせるのも面白い。
そして、ジョブズは7貫食べた(←ご主人談)のカマトロ。一緒に出てきた大トロも美味しかったんだけど、また次元の違う味だった。トロ的な舌触りの滑らかさ、深い旨味は残しつつ、脂は強すぎずバランスがよい。なるほどこれは何貫でも食べたくなる。
終盤、木の芽の乗った長野のサーモン、しっとり海苔の存在感が面白い赤身など、また個性を見せつけられて、最後は桃と丹波黒豆のシャーベットで〆。
握り手さん、フロアの方々、ご主人のホスピタリティも良くて、ジョブズ話もしていただいて、楽しい時間だった。サイン嫌いのジョブズがした数少ないサインも飾られていたが、その下にあるのはオラクル創業者ラリー・エリソンのサイン。ジョブズの紹介で来たとのことで、これまたビックリ。