Restaurant name |
Yamamoto Bamba Shouten
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Categories | Delicatessen |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-221-4493 |
Reservation Availability | |
Address |
京都府京都市中京区錦小路通富小路東入東魚屋町196 |
Transportation |
四条河原町から徒歩すぐ 335 meters from Kyoto Kawaramachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Non-smoking/smoking |
− |
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Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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Service |
Take-out |
Website | |
Remarks |
活川魚・野鳥・川魚加工品の専門店 |
「そうだな、これを買っていくか」。大晦日のこの日、京都の錦市場にあるこちらの店で目に留まったのが、小あゆのうま煮という品です。
こちらの店は京都のお隣、滋賀の琵琶湖で捕れる川魚を使った惣菜を主に販売しております。私自身これまで利用したことはありませんでしたが、たまにはちょっと変わったものをおせちに加えるかと思い、立ち寄ってみました。
店頭には鮒や鯉などを使った近所のスーパーではまず見かけることがない惣菜が数多く並んでおりましたが、その中から今回特に興味を持ち、購入したのが“新小あゆ うま煮”です。
店の方にうかがったのですが、琵琶湖のあゆは春に琵琶湖へ注ぐ川を遡って大きくなる一部を除き、大半は琵琶湖に残って生活するそうです。そして、そのほとんどは春以降も成長しても10cm程度の大きさにしかならないため、小さい鮎、つまり小あゆと呼ばれているようです。9~11月の産卵期には滋賀県下全域で採捕は禁止されており、そのため採捕が解禁してすぐの12月の小あゆが新小あゆとして扱われているのだそうです。
その後、年明けに他のおせち料理と共に頂いたところ、味わいは一般的なあゆにも似ておりましたが、あゆ独特のほろ苦さや香りは控えめな上、こちらの方が皮や骨も柔らかく、しっとりとした食感で食べやすかったです。加えて、今回購入したものには木の芽が使われており、その京都らしい風味(?)が家族らには好評でした。おせちの定番である田作りより苦みは少なく柔らかいので、小さいお子さんにはこちらの方が幾分食べやすいかもしれません。
普段から川魚を使った料理を頂いていらっしゃる方もそう多くはないと思っております。錦市場で珍しい品をお探しの方はよろしければ参考になさって下さい。