Restaurant name |
Godan Miyazawa
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-708-6364 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市下京区東洞院通万寿寺上ル大江町557 |
Transportation |
About 3 minutes walk from Exit 1 of Gojo Station on the Karasuma Line of the Kyoto Municipal Subway 302 meters from Gojo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
10% |
Number of seats |
8 Seats ( There are eight counter seats and private rooms available.) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Dress code |
none |
Website | |
The opening day |
2014.7.14 |
友人8人との貸し切りランチ会で初訪問させて頂いた。場所は京都の繁華街、四条河原町から徒歩圏内にある。京都のお店と言えば外観も風情のあるところが多いのだがこちらは普通の民家の一部を店舗に改造しているようであった。また正直なところ期待していた趣はあまり感じれない造りなのである。
しかしながら中に入るとシックな感じで京都にいることを感じさせてくれる素晴らしい雰囲気で、外観のことなどすっかり忘れていたのを思い出した。確かに最初のイメージは大事だけれどもっと大事なのは中での雰囲気、料理、接客などなどである。外観なんて正直どうでもいいなあ~~
ということで全員が揃った時点でスタートとなった。お弟子さんは3人ほどおり、狭いカウンターの中でもぶつからずにてきぱきと仕事をこなしていくのが印象的であった。
まずは海老を使った椀物からである。出汁が美味しい一品であった。これなら後も期待できる、そう期待させてくれたものであった。
また胡麻豆腐の銀杏餡かけも抜群に美味しいものであった。これは今の季節しか頂けない限定ものである。銀杏の香りとほのかな苦みが食欲をそそらせてくれた。
その他クロムツの若狭焼き、ジャガイモとアオリイカ、そしてサワラと蓮根のフライなどを頂いたがどれも大将の腕が光る一品ばかりであった。中でも感動ものは単純な料理ではあるがこちらの名物「からすみ蕎麦」である。香り少な目の蕎麦の上に自家製のカラスミをどば~~っとかけて頂くのだがこれが素晴らしいのである。この名物のためこちらでは毎年300キロものカラスミを作るのだそうだ。
最後に釜で炊いたご飯を煮え花、そして普通の白ご飯と2段構えで頂いた。どの料理も手抜かりなく素晴らしいものであった。最後に無花果のシャーベットとお抹茶を頂いて終了。超一流店が予約がとても困難になっている中このクラスの料理店がこれだけの味を提供してくれるのはとても嬉しいことであった。
またこちらでは器に非常に凝っており、かなり昔の名器を使われているようなのだ。今回、日本のものでは江戸時代のもの、そして中国のものでは明朝時代のものが多く使われている感じがした。恥ずかしながら私は料理が良ければ器はどうでも良い、と思っていたのだが、こういう風格のある器に乗った料理を見るとその考えがすっかり変わった。私のようなど素人が見ても素晴らしい器は素晴らしいのである。そういう意味で器のすばらしさに気付かせてくださったこちらのお店には感謝したい。またの訪問が楽しみである。