Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Ayano Kouji Karatsu
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-365-2227 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町113-1 |
Transportation |
376m from Shijo (Kyoto Municipal) 400m from Karasuma Station (Hankyu) 376 meters from Shijo. |
Opening hours |
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Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、Diners、AMEX) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
税別・サービス料込 |
Number of seats |
12 Seats ( 8 seats at the counter, 4 seats in a private room) |
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Maximum party size | 8people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 4 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables Smoking space available |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,With power supply |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Website | |
The opening day |
2017.11.19 |
綾小路新町の京都らしい町家風の門構え。中に入ると裏庭が見え、ゆったりしたスペースのカウンターがある落ち着いた店内です。
長崎の島原出身の大将唐津将作氏。ご実家の和食店で働いた後、京都吉兆で修業を積んで、2017年に奥様と二人でこのお店をオープンされました。古い建物を全面リノベーションし、庭に椿などの木も植えたそうです。
今ではミシュラン1ツ星を獲得し、食べログ百名店でブロンズという人気店です。2月の平日のランチに12時の予約でお邪魔しました。
あいにくその日は道中大雪のところがありました。東京からの新幹線は「米原辺りで雪のため50分ほど遅れる見込みです」とのアナウンスを車中で聞いて、慌ててお店に電話しました。すると大将が出られて「大丈夫ですよ。お気をつけてお越しください」との丁寧な対応にホッとしました。
結局その後挽回した電車は5分遅れで京都駅着となりました。よって予定通り12時スタートに間に合ったのです。
カウンターのみで、我々家族3名の他に東京から来ているというカップル一組の計5名で一斉スタートとなりました。
カウンターから目の前に飾られている雛人形。季節ごとに飾りは変えているそうです。
ランチは1コースのみ11000円(税サ込)は京都にしてはとても良心的な価格設定です。値段以上に濃い内容だったのです。
八寸がまず出ました。琵琶湖の氷魚(アユの稚魚)、穴子のお寿司、車海老、太くてまるでたくわんのようで食べ応えあるカラスミ。ハマグリの形の器には数の子の松前漬け、菜の花、松葉ガニの身と蟹味噌。ひとつひとつがこだわりを感じるお料理です。
次は蟹真丈のお椀です。カニの身がどっさりで、葛でかろうじて固めていて、ほとんどが蟹という贅沢なお椀です。出汁が美味しい!
造りは五島列島のアオリイカ。沢山の切り目を入れて食べやすくて甘い。丹後のメジマグロも。香ばしくて美味しい煎った白ゴマと塩、フキノトウ醤油で頂きます。
お口直しの冷やし十割蕎麦の後は、まながつおの胡麻焼きが香ばしくて美味しい。ハマグリと九条ネギの炊き合わせも京都らしい一品でした。
最後のご飯は煮え花みたいに柔らかくて熱々のご飯に卵の黄身と鰹節で卵かけご飯に。ちりめん山椒、鶏肉、甘くて美味しい大根のお漬物も付きました。
すべてが丁寧に作られて満足感が大きいコースでした。
大将の穏やかで優しい性格を表すように、どの料理もホッとするような優しい美味しさでした。
京都でご飯しようと彼女に言われて、さり気なくこんなところに案内できれば、きっとあなたは京都通と思われること間違いなしです!
日本全国の美味しいお店を巡っています。
https://5penguins.fivestar-club.jp/japan/22012/