Restaurant name |
En(En)
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Categories | Japanese Cuisine、Creative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-411-1822 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市上京区烏丸一条下ル龍前町589 |
Transportation |
3 minutes walk from Imadegawa Station on the Karasuma Subway Line 441 meters from Imadegawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
8 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Website |
<京都・奈良ツアー2015①>
【あちき的オススメ】
・鱧、椎茸、梅麩椀
【お会計】
・合計 ・・・ 25700円 (2人分:@8000円ランチコース、お酒)
【あちき的シチュエーション】
・大将の楽しいお話しを聞きながら美味しく優しい懐石料理を堪能したいとき
【内容】
・蘇(古代チーズ)
・糸瓜和え物
・お造り 真鯛、縞鯵
・鱧、椎茸、梅麩椀
・枝豆豆腐 柚子味噌掛け
・鴨飯蒸し
・稚鮎塩焼き 自家製味噌柚餅子添え 蓼酢
・焼き鱧豆腐 葛餡掛け 山椒
・土鍋御飯、卵黄
・自家製糠漬け 茄子、胡瓜、蕪
・椎茸と麩の赤出汁
・牛乳プリン 黒蜜掛け
・生ビール
・〆張鶴 純 純米吟醸酒
【詳細】
2015年の「京都・奈良ツアー」スタートでやんすよぉ~~~
今回は京都3泊、奈良1泊。
その前にお江戸2泊したので、合計6泊7日の旅になりんしたぁ!
お店は全て相方が入念にセレクト(笑)
朝8時10分東京発のぞみ車内からゼロ次会スタート(笑)
あっという間に京都に到着。
今回1泊目のホテルは初めて訪問するグランドプリンス京都。
ホテルに荷物を預け、いざ最初のお店に訪問でやんすよ!
お店は京都御所西側、今出川駅から徒歩3分程の烏丸通り沿いにありんす。
虎屋一条店が目印でやんす。
その南側に趣きある佇まいのお店がこちら・・・
暖簾をくぐりいざ店内へ。
店内は鋭角になったL字型カウンターに7席というこじんまりした造り。
ニコニコ顔の大将が気さくにお出迎え~
今日はあちき達のみの貸切だってんで、ご自由にと(笑)
何だか恐縮してしまいまする・・・
まずは生ビールで乾杯し京都1日目がスタート!
最初は「蘇」、古代のチーズとして名前は聞いた事がありんす・・・
でも喰うのは初めて・・・
へぇ~喰ってみたかったんで楽しみ。
ん~~~滑らかな口当たりにクセの無い味わいでやんすよ!
続いて「糸瓜和え物」、さっぱりとした素朴な味わい。
何だかホッとしますねぇ~
そしてお造りは「真鯛、縞鯵」、コリッとした食感が堪りませぬ。
ここで大将に日本酒をお願い!
「〆張鶴 純 純米吟醸酒」、旨い・・・
次は大好きな椀、「鱧、椎茸、梅麩」が入る。
出汁の心地よい香りが漂い、上品な味わいが口の中から体中に広がりまする☆
ふっくらした鱧に旨味ある椎茸、そして梅の味の麩が爽やか。
ん~~~さすがの味でやんす。
「枝豆豆腐」、柚子味噌掛けで登場。
プルッととろみある枝豆豆腐は口の中で蕩ける程・・・
柚子味噌の甘みと相俟って幸せなひとときでやんすね。
お酒が進みまする・・・
「鴨飯蒸し」、角切りされた鴨肉がたっぷりと乗っかってまする。
鴨肉の旨味が染み出たもち米が美味!
そしていよいよ京都・夏の定番「稚鮎塩焼き」の出番でやんすよ~
大将は串を外に出さず鮎の旨味を逃がさないでじっくり焼くそう・・・
にも係らず小さな稚鮎は流れるような見事な姿で登場!
柔らかな稚鮎は素晴らしい味わいでやんす☆
たっぷりの蓼酢で頂きまする。
そして付け合せられた味噌柚餅子がまた秀逸!
脇役ながら大将拘りの自家製で、柚子の風味に味噌の味わいが絶妙にマッチ。
手間がかかってまするねぇ~
これでいくらでも呑んでいられそう(笑)
感動が治まらない間に次なる料理、「焼き鱧豆腐 葛餡掛け」が登場。
香ばしく焼かれた鱧に山椒の風味がいいっすね☆
そして葛餡の味がまた素晴らしい・・・
豆腐と鱧に葛餡を絡めて喰うと至福の喜びでやんすよぉ~
さて御飯のお時間になりんしたぁ。
土鍋で炊かれた白米は甘い匂いが香り立ちまする!
とそこに大将から・・・
「卵掛けにする?」
おぉぉぉぉ、ここで卵掛け御飯が喰えるとは!!!
間髪入れずに「ハイ!」
大将は卵をのせる窪みを作り炊きたて白米を盛り付けたお茶碗を目の前に。
まずは白米だけひと口・・・
ん~これぞ日本人に生まれた喜びを素直に感じまする☆
そして大将オススメの卵黄だけの卵をその白米の窪みに・・・
そして醤油をちょいと・・・
ざっくり混ぜてから口の中へと・・・
・・・もう何も言う事ありませぬわいなぁ~~~
御飯のお供は「自家製糠漬け」の茄子、胡瓜、蕪。
「椎茸と麩の赤出汁」、確りと出汁が出ており美味い。
デザートは「牛乳プリン 黒蜜掛け」。
〆て2人25700円也ぃ~
この内容でこのお値段はお値打ちでやんす☆
昼コースは@5000円からありんす。
くずし懐石というよりは本格的な料理を気軽な雰囲気で味わえるお店。
手造りに拘るシンプルな料理は大将の人柄が存分に現れまする。
そして何よりも素晴らしいのがその大将との会話!
饒舌で軽妙なお話しにいつしか引き込まれる。
東京練馬出身の大将は幼い頃に京都に・・・
その後料理人となり様々な有名店で働いた後に独立。
体調を崩してから開いたのがこちらのお店。
面倒だからと人は使わず全てひとりで切り盛りする。
こうしたお店ってあちきは大好きなんっすよねぇ~~~
他のお店で聞いたところによると・・・
大将はジビエを取り入れた斬新な京料理をはじめた草分け的存在だそう!
そんな素晴らしい経歴を持たれた方だとは微塵も感じられない魅力がありんす。
京都最初のお店でこのような素晴らしい大将、そして味・・・
最高のスタートでやんすよ☆
しかも店内には何故か見慣れた御守が・・・
あちきの生まれ育った実家裏にある浅草鷲神社「酉の市」の「かっこめ」。
人とお金、そして福を掻き込む縁起物の御守でやんす。
聞くと常連さんから毎年贈られるそう。
何だか不思議な「縁」を感じるお店でやんすねぇ~
ぜしまた再訪したい、ステキなお店に出逢えました☆
高齢の大将でやんすがいつまでも元気に続けて欲しいっすね。
来年の再訪を誓い、お店を後に。
あちきは夜に備えホテルへ涼みに、相方は暑い京の街散策へ・・・