Restaurant name |
En(En)
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Categories | Japanese Cuisine、Creative cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-411-1822 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市上京区烏丸一条下ル龍前町589 |
Transportation |
3 minutes walk from Imadegawa Station on the Karasuma Subway Line 441 meters from Imadegawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
8 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Website |
某テレビ番組での紹介をみて、初めて耳にする『くずし懐石』なるものに興味をもって早々に予約をしていたこちら。
年明けの間もないこの日は、伏見稲荷大社で「大大吉」なるおみくじをひいた後ということもあり、
テンションあげあげでのお邪魔となりました❤
----【場所】----
交通の便は決して悪くはありませんが、近隣は食事処が極めて少ない「いわゆる、通り過ぎるエリア」だそうです。
----【店内】----
カウンターだけの比較的手狭な空間ではありますが、カウンター前の板場がゆったりスペースのせいか、
お店自体は、落ち着いた穏やかで優しい時間が流れてる空間といった感じです。
物静かなながらも話すと饒舌なご主人、天真爛漫で楽しい雰囲気の奥さまの二人のバランスもなんともゼツミョーというか、粋ですね♪
----【頂いた内容】----
★8,000円をコースを予約させていただいておりました。
1月初旬ということもあって、正月らしいお料理もお出しいただきました。
①黒豆、柿なます
5日間使って作られた黒豆煮は、すっきりとしたシャープな味わいに仕上がっていました。
こんなにさっぱり&さらさら でも少しだけ舌に踊る甘さの黒豆煮はお初でした。
②お造り(しまあじ、こうイカ、鯛の3種)
いまあじの脂のり は相当なもので、かなり食べ応えがありました。
なお、目の前で擦りたててお出しいただいた わさび は本当に香り豊かで、味を引き立ててくれました。
③雑煮
京都ということもあり、もちろん白味噌仕立てですが、これがまた、京都らしいかなりの甘さとドロドロさ♪
なお、具は、シンプルに紅白で大根と人参のみ。
ここに、「角もち」と、熨斗鰹節 が加わります。
熨斗鰹節なるものは、生まれて初めて目にしましたが、ご店主によると、京都でもこうした熨斗鰹節をおつくりになる鰹節店は
ほとんどないとのことでした。
極めてシンプルな味わいながらも、ほっこりとして、体の芯から温まる一品です。
④鰆の西京味噌焼
しっかりと濃厚な西京味噌を感じながら、ふわふわした鰆が楽しめます。
なお、「味噌ゆべし」なるものも添えてあり、こちらも私は初体験。
冬の間ずっと干してお作りされているということで、口にいれた瞬間、凝縮した柚子の香り、甘みと苦みはシュッとやってきます。
⑤寒もろこ
もろこ 自体は、これまでも幾度か食べたことはあったのですが、この日いただいたのは、子持ちの寒もろこ になります。
口に含んだ瞬間、じゅわぁぁってジューシーな卵がプニプニと楽しいです。
また、こちらは、塩焼きではない、コンフィのようなオリーブオイルで焼き上げているということで、
普段とは変わった食感と味わいでした。
⑥鯛飯
”最後の白飯”とは別途、この終盤のタイミングで、もち米を使った鯛飯 をお出しいただきました。
ねっとりとした食感に、たっぷりと薫り豊かな鯛のほぐし身がこれでもか とたんまりのっかっています。
そぅ、実に日本酒によく合う 鯛飯でした♪
⑦炊き合わせ
穴子と鯛の子、海の幸を使いつつも、薄味で上品な味付けです。
特に、穴子の濃厚さや脂のりも、いい意味で強く感じることもなく、食感を感じながら、バランスのとれた一皿を楽しむといったところです。
⑧釜炊きご飯
⑨デザート:馬地の黒豆を詰め込んだ「とんぼ柿」
いやはや、これもシンプルながら、インパクトのあるデザートです。
まず柔らかいテクスチャーに控えめな甘さの干し柿をかじると、中からは、これでもかの大きさの黒豆がお目見えします。
お伺いすると、京丹後市の馬地産とのことでですが、これだけ存在感がある黒豆は初めて!
ホクホク感がありながらも、しっとりと、これまた甘さ控えめな黒豆が干し柿と絶妙ハーモニーでした。
ちなみに、お酒のメニュー等の設置がなかったので、ご店主にお任せでお願いしました。
この日は寒かったりもしたのですが、冷でお願いしました。
二人で計4合いただいたのですが、後で計算すると、\1500/1合 ってあたりでしょうか。。。
なお、普段はご店主おひとりで全部切り盛りされていらっしゃるとのこと。
お酒については、お願いするタイミングが少々難しい感もありますが、京都をゆっくり楽しむにはそれくらいの
ゆとりがあってもいいかもですね♪
派手さはないものの、これが本来の京都伝統の「京料理」なのかなぁって思いました。
ごちそうさまでした!
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おひとり女子度 ♥♥♥♡♡
きっと再訪度 ★★☆☆☆
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