PTISSERIE.S salon
(パティスリー エス サロン)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Wednesday、Thursday
譬えるならばまさに万華鏡の如し
ナイトティータイム用にと拵えてはいたが、夜ブッフェの満腹感と連日の夜ふかしが祟って子ども達を寝かしつけると同時に早々に自身は"ばたんきゅー"。食後に夜食サービスの担々麺と、就寝前に楽しもうと目論んでいた温泉も時間外と成り果てた深夜1時半過ぎ。やってしまったと後悔するも、覆水盆に返らずで溜まっていたレビュー更新やら書き物の類いをのんびりとこなしつつ、ゆったりとした時を過ごした。
そうして、冷蔵庫に寝かせておいた当方の珠玉のケーキ達は朝ブッフェの後も日の目を見る事なく再び自前の冷蔵ボックス内へと一旦仕舞い込んだ。朝の膨満感でそのままランチもスキップして、夫婦岩のある二見興玉神社へ参拝して御朱印を頂戴してから、三重地元のスーパーで食材調達してジャズドリーム長島へと向かった。着く頃には14時半と流石に小腹が空いたので子ども達の食事の世話をしつつ、自身もいよいよフードコート内で先のデザートを頂くことにした。
牛乳割りしたインスタントコーヒーと共に、サクッと頂いたのだが一口含んだ瞬間に駆け抜ける只ならぬ味わい深さにひとたび圧倒された。テールしかりタルトしかり、クラシックなどを聴きながらせめてドリップ珈琲などと共に食したい素晴らしいテイストだった。一匙毎に違う表情が窺い知れるこれは、譬えるならばまさに万華鏡の如し。この感動を貴方と共に分かち合いたい。まさに、ケーキを愛する方ひいては甘味を愛するもの全てに味わって頂きたい"甘美なる宝玉"だ。
●食べログ評価3.63(101件)
(2023年4月現在77個目)
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
PTISSERIE.S salon（PTISSERIE.S salon）
|
|---|---|
| Categories | Cake、Cafe、Sweets |
|
075-223-3111 |
|
| Reservation Availability |
Cannot be reserved |
| Address |
京都府京都市中京区朝倉町546 ウエルスアーリ天保 1F |
| Transportation |
518 meters from Kyoto Shiyakusho Mae. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget |
￥1,000～￥1,999 ￥1,000～￥1,999 |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥1,000～￥1,999￥1,000～￥1,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted QR code payment Not Accepted |
Seats/facilities
| Private dining rooms |
not allowed |
|---|---|
| Private use |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking lot |
not allowed |
Feature - Related information
| Occasion |
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|---|---|
| Website |
【1374件目】
ランチの予約時間が差し迫る中、大好きなパティスリーが目前に迫りきていた。果たしてそのままスルーするのか、しないのか、どっちなんだい⁈強靭な肉体美を誇る某芸人の極上スマイルが自身に問いかける。スルー……スルわけなかろうがっ‼︎内心で拳を握って、宛らギャグ漫画のような滂沱の涙に見舞われながらの入店。朝食でおかわりを申し出て、先にタワーパフェを喰らい、高額な苺タルトを引っ提げながら煌びやかなショーケースの前で、あれやこれやと品定めする自分自身を客観的に見ると心底呆れるというもの。欲望に忠実になれるのは何と幸せな事だろうか。
それはさておき、ショーケースと対峙すると皆が一斉に囁きかけてくる。--"私にして、私にしとけ、いや私だよ"、と。1人ツッコミはたまた幻聴が盛んになってきたところで、静かに深呼吸といこう。
かくして前回分迄及び系列店での既オーダー品を除外してから、悩む事しばし。前回の折にタルトを食した時の感動を再体験したくてラストワンの「オランジュタルト」を、複雑な構成で絶妙なスパイス遣いを予見させる「マサラ」の2点をテイクアウト。なお、ケーキ詳細については別途写真をご参照願いたい。
もう他にどんなパティスリーが現れようとも、今度こそ本日のケーキの〆とさせて頂こう、と。そう心に強く誓って店を後にするのだった。
●食べログ評価3.85(143件)
(2024年3月現在48個)