Restaurant name |
Sakamoto(Sakamoto)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-551-2136 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市東山区祇園末吉町大和大路東入ル EFビル 1F |
Transportation |
251 meters from Gion Shijo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
12 Seats ( カウンター6席、テーブル6席。) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Beautiful night view,Secluded restaurant |
Website |
土曜日の夜に、一人で訪れました。
一人だったので、カウンターで料理を頂きました。カウンターは、とてもきれいな木で作られていました。
下は掘りごたつになっていて、優しく客人を温めてくれる、居心地の良いカウンターでした。
料理は、16000円の予算でおまかせ(コース)にしました。
美味しい料理だけでもよかったのですが、2杯だけ梅酒を頂きました。
まず、この梅酒に驚かされました!!
普通の梅酒は、コップに注いで匂いを嗅いでみると、アルコールの臭いがするものなのですが、ここで出された梅酒を必死に匂っても、
全くアルコールの匂いがしません。口当たりもよくとても上品な梅酒でした。
コースですが、まず食前酒と白粥でこれからコース料理を食べる準備をさせてくれます。この最初の食前酒と白粥があった為だと思われますが、
この後、結構な品数の料理を頂きますが、食べ終わった後、胃に負担がかかっている感じが全くしません。こんなところからも、客人へのおもてなしの心を感じる事ができます。
料理は、もちろんすべて美味しかったのですが、特に印象に残っている料理を紹介します。
①前菜
大きめのしらすと菜の花の和え物に梅肉が乗せてある前菜が出されました。
ちょっと甘いたれが絡むしらす、少し苦みが感じられる菜の花、酸味と塩味を感じられる梅肉の4つの味(甘味、苦味、酸味、塩味)のバランスが絶妙で、
もっとこの料理を食べたいと感じさせる逸品でした。
僕個人で勝手に思っている事だと思いますが、
「甘いものを食べているとしょっぱいものを食べたくなり、しょっぱいものを食べていると甘いものを食べたくなる」
「また、甘いものを食べた後のしょっぱい食べ物が、いつもより美味しく感じる」
甘いお菓子等をたくさん食べている時って、上記のように感じ事はないですか?
人間って一つの味をずっと感じ続けるのには限界があるのだと思います。
つまり、人間はある一つの味を堪能した後に、相反する味や別の味を感じた時にとても美味しいと感じれるのではないかと考えています。
この前菜では、甘さに対して、相反する苦味、塩味を感じ、それに加えて酸味も感じる事ができます。
その為、上記の人間の味覚の感じ方を上手く利用して、それぞれの味(甘味、苦味、酸味、塩味)を互いに引き立たせ美味しく感じさせることが出来る料理だったと思っています。この前菜が私は一番印象に残っています。
②お椀
牡蠣しんじょうのお椀でした。牡蠣の旨みが存分に感じられ、かつ、全く海鮮特有の生臭さは感じられませんでした。
また、お出汁は、ほんのりと味を感じられる程度の絶妙な加減でした。
それから、上に乗せてある人参・かぶ・柚子の色合いが見事でした!!
③焼き魚
銀鱈の西京焼きでした。皮はパリパリになるまで焼かれており、身は箸を入れるとすぐにほぐれる程柔らかかったです。
西京焼きの味わいを存分に堪能できる程度の味付けとなっており、京都を感じれる一品でした。
④御飯
ちりめんの御飯でした。御飯の上に卵、のり、大葉が極細千切りで乗せられており、とても美味しかったです。
特にのりがあまり量が入っていないにも関わらず、のり独特の海の香りがすごく感じられます。
御飯自体はかなり柔らかく炊いてあります。
僕は固めの御飯の方が好きなのですが、ちりめんの固さが御飯の柔らかさを補完しており、やわらかい御飯特有のべちゃっとした感じはありませんでした。
思わずおかわりしたくなる御飯でした。
結構長く書いてしましましたが、上記のような素晴らしい料理を堪能できるので、
京都へ行った際は、さか本へ行ってみることをオススメします!!!