Restaurant name |
Sakamoto(Sakamoto)
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-551-2136 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
京都府京都市東山区祇園末吉町大和大路東入ル EFビル 1F |
Transportation |
251 meters from Gion Shijo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
12 Seats ( カウンター6席、テーブル6席。) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Beautiful scenery,Beautiful night view,Secluded restaurant |
Website |
白川の畔、という絶好のロケーション。
こちらの大将は2代目とのことで、女将は初代の奥様です。
カウンターとテーブル席2つという空間。
20年くらい前までは、京都に来て、お店に入ると、
とてもアウェイ感を感じたものですが、この10年ほどでしょうか、
若手の大将を中心に、京都も門戸が開かれてきたといいましょうか、
かつての閉鎖的雰囲気はかなり緩和されてきたように思います。
もっとも「草喰 なかひがし」の大将のように、一見も常連も変わらずに
素晴らしいおもてなしをしてくれるところも、昔からありますが。
さて、そういう意味では、久々に、こちらでは、ある種のアウェイ感を
味わいました。 常連である京都の友人からこちらの話を以前から
聞いていて、一度お邪魔してみたいと思っていました。
毎回、その友人を介して予約を入れていただくのも気が引けるので、
直接予約をしました。
入店すると、カウンターの窓際には常連さん、その前には、大将が付きっ切り。
私たちは、カウンターの戸口側で、若手くんが目の前に。
ランチで、1万円のコースをお願いしてありました。
1品目が登場。 なんの説明もありません。
大将に「内容を説明していただけますか?」と尋ねると、
女将に「説明してあげて」と。
すると、女将 「どれがわかりませんか? 見たらわかるものも
あるでしょう」とのこと。
いやはや、これにはかなり驚きました。
この日のお料理です。
1、にごり酒と梅干し入りの粥
2、先付 わたトロ
なまこ
日の出からすみ
たたき牛蒡
ぶどう豆 (黒豆をこちらではこう呼ぶそうです)
数の子
麩
ちしゃとう
いくら
3、お椀 聖護院大根 大名煮
鯛の中骨などを出汁に使っている
4、お造り 寒ブリ
鮃の求肥巻 中心に生姜で、昆布巻。
5、蕪蒸し 聖護院蕪に、ぐじ、銀杏、海老
6、まなかつお 味噌漬け焼き
熨斗梅、柿とチーズ
7、箸洗い 梅干しと松の実のすまし
8、振り湯葉 こちらだけの料理とのこと。
炭を脇にいれた風呂に、湯葉がたっぷり
9、おじゃこ茶碗寿司 ご飯茶碗にご飯とおじゃこ
上から少し酢をかけるので、寿司、だそうです。
10、キウィ
この日は、お茶にしましたが、最後まで、この1杯のお茶が
注ぎたされることも、替えられることもありませんでした。
京都には、ほぼ常連さんだけで成り立っているお店が多々ありますが、
先般、まさにそういったお店に伺ったときも、そちらの大将は、
格別のホスピタリティで迎えてくれました。
店の印象というものは、料理50%、ホスピタリティ50%、と
私は思います。
今年初の京都。 波乱の幕開けとなりました。