Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
創意工夫の非日常を感じる料理を満喫できます(再訪)
珍しく予約が取れました。
平日、カウンター16席のうち8割がたは女性。
カウンター内は4,5人の調理人が行き交うには少し狭めですが皆さん活気があります。
カウンター前の両端や中央の大きなまな板では簡単な調理したり魚を切ったり盛り付けしたりして見てて楽しい。ただし席順は入店した順なのでどこに座れるかはその時次第。
◎先付け 鰆しゃぶしゃぶ、麩、青菜虎えのき、金柑
しゃぶしゃぶした鰆と各種野菜を絡めていただきます。
◎前菜 ビーフン、からすみ、蕪、リンゴ
冷たくしたビーフンに削ったからすみを絡めます。蕪の千切り、リンゴの賽の目切りが味や食感に変化を与えてくれます。
◎椀もの 鯛、黒豆葛豆腐、餅、白味噌仕立て
鯛が分厚く、黒豆葛豆腐もいいですね。
◎向付け 寒鰤、大根、青菜、人参、大根汁、橙、大徳寺納豆、魚醤
こちらも鰤に各種野菜を絡めます。いろいろ工夫された大根汁や橙などのタレがよく合います。
◎焼きもの ローストビーフ、葱、ひしほ、葱油、牛蒡、人参、芹
牛肉の刺しが見事で厚切りなのに簡単に噛み切れます。各種野菜とすき焼き用のタレとの組み合わせが絶品で独創的なのが気に入ってます。
◎炊き合わせ 大根蒸し煮、ユリ根干し貝柱餡、じゃこ、大根葉、柚子、畳み鰯
単なるふろふき大根にとどまらずタレが工夫されています。
◎ご飯 2種
煮込みうどん、鯛あら汁、ねぎ、白ごま、海老油
うどんは細めの乾麺ですが鯛のあら汁とよく合います。
ゆばじゃこご飯
いい出汁で干し湯葉もいい食感。
◎デザート4種
フランボワーズ、ヨーグルトムース橙ジェル、花びら餅、黒ゴマチュロス
作り方や材料は聞けば丁寧に教えてくれます。総じていろいろな野菜やタレを絡めての料理が多いようですが、その工夫や一手間二手間に感心します。
非日常を感じられる料理内容とお値段とからしたら今のところ最高点で、予約困難なのもわかります。
総額¥8,000。
ランチでもさゝ木の名に恥じない料理を楽しめます
平日12時少し前、スタッフに導かれ靴を脱いで入ります。大理石風の床ですが、床暖房が入っています。
お店に入った順にカウンターの奥から座ります。他に個室もあります。
カウンター席は16,7席。一枚板のカウンターに一列に並ぶ様子は圧巻です。カウンター席は茶系と黒の落ち着いた雰囲気。
料理人も仲居さんも大勢います。
先付け:銀杏 長芋 柿 ナメコ和え
揚げた銀杏が大きく味が濃い
凌ぎ:鱧照り焼き 飯蒸し 栗 蓮の葉包み
鱧の照り焼きのタレがご飯に移りいい味に。
椀もの:松茸 葛豆腐 小蕪 針柚子 菊花
松茸は大振りだが香りはあまり感じられず。甘鯛で採ったという出汁が穏やかで秀逸。
お造り:大間の赤身
初め酸味を感じさっぱりだが後から濃厚な旨味が来ます。醤油はやや甘めで美味しい。自家製とのこと。
焼きもの:地鶏チャーシュー 無花果揚げ 落花生 ソース マスタード
地鶏は皮はパリッと身はジューシーで適度の歯応えと旨味を感じます。
揚げもの:蓮根餅 鯛 茗荷
粘度のある汁はグツグツと超熱そう。そのためか多めの茗荷も思ったより穏やかに感じます。
ご飯2種
里芋 じゃこ 蕪葉漬物の混ぜご飯
きのこの炊き込みご飯
ご飯はお代わりを勧めてくれるので遠慮なくいただけます。個人的にかやくご飯が好きなので嬉しい。味噌汁がないのが寂しい。
漬物:大根胡瓜白菜刻み
デザート:梨柿シャインマスカットのゼリーかけ 葡萄ゼリー 栗入りフィナンシェ チーズケーキ柚子マーマレード キャラメルアイス
5種とも完全に洋風ですが、違和感なくいただけます。美味しければ何でもいいのかってなものですな。
料理人(7年目のTさん)は穏やかに皆さんにまんべんなく話しかけてくれ、聞くといろいろ丁寧に教えてくれます。
お造りを除きどれも創造的で確かな味を楽しめ、¥8,000とは脅威のCPで再訪必至です。
帰りは16,7人がいっぺんに帰るので荷物の手渡しに時間がかかります。
写真撮影禁止なので店先のみ。
Restaurant name |
Sasaki(Sasaki)
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-551-5000 |
Reservation Availability |
Reservations Only
月初~受付 翌々月まで |
Address |
京都府京都市東山区八坂通大和大路東入小松町566-27 |
Transportation |
10 minutes walk from Keihan Gion-Shijo Station or 12 minutes walk from Hankyu Kyoto Line Shijo-Kawaramachi Station along Yasaka Street 577 meters from Gion Shijo. |
Opening hours |
|
Budget |
¥40,000~¥49,999 ¥20,000~¥29,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥40,000~¥49,999¥8,000~¥9,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT4130001070629 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Table money/charge |
ランチサービス料込み、ディナーサービス料10% |
Number of seats |
26 Seats ( 13 seats at the counter, 7 seats at the annex counter, 6 seats in the tatami room) |
---|---|
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people A separate counter and a Japanese-style room with a sunken kotatsu |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables There is an outdoor smoking area |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
---|---|
Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
BYOB |
With children |
Children under 10 years old are not allowed to enter the store. |
Dress code |
smart casual |
Website |
改装後初めての訪問。
ランチを予約すると¥22,000だが大丈夫かと心配されます。なんで私が年金暮らしの下流老人と知っているのだろうと不思議に思ってしまいます。
店内の基本的造りはあまり変わりませんが広々としたオープンキッチンになり調理の様子を眺める楽しみが増えました。入口横には下処理する様子がガラス張りになっていて結構見せることに力点を置いているよう。
席は以前は到着順でしたが、今回はきちんと座る場所が決まっています。
席に着くとすぐに梨のジュース。あまり冷たくなく梨を粗く擂りおろしたばかりのようで粒が舌に残ります。
皆さんスマホで写真を撮っていますので私もカメラでなくスマホで撮らせて貰います。SNSへの投稿は禁止だそうですが絶対にそのうちUPされるだろうなと思いますが。
先付け
軽く酢締めした鯖とほうれん草、椎茸、えのきの小皿
炙ったホタテと胡瓜、アロエの小皿
炙ったカマスとお粥の小皿
特にカマスの美味しさが印象的です。
揚げもの
軽く餅粉を付けたほぼ素揚げの子持ち鮎と擂り胡瓜。
椀もの
甘鯛、胡麻豆腐。
甘鯛は脂が載り最高に美味、胡麻豆腐も味が濃く、甘鯛で取ったという出汁も美味しい。
お造り
鯛昆布締め、焼き松茸、人参葉とお揚げの炊いたん。
昆布締めは鯛がこりこりし柑橘類の出汁醤油は飲んでも美味しい。
焼きもの
鰻の北京ダック風 人参 胡瓜 白葱。
たれ焼きした鰻を北京ダック風にクレープ生地で巻いて手渡してくれます。
鍋もの
牛しゃぶしゃぶ鍋仕立て 蕪。
牛もも肉は厚手ですがすぐに白くなりますので自分の好みの煮具合でいただきます。スープは牛出汁でタレの胡麻酢とよく合います。
ご飯
鮭、明太子、だし巻き玉子、白菜漬物、昆布。
だし巻き玉子は箸で切るとじわっと出汁がにじみ出ます。白菜の漬物は古漬け。鮭や明太子も拘りがあるのでしょうがわざわざこのお店で食べなくてもなぁ、という感じ。
個人的には以前の炊き込みご飯ご飯2種類の方が良かったですが。
デザート
モンブラン
大きくて食べ応えがあります。
デザートは以前は5,6種類ありましたが今は選択の余地はないようです。
水出しコーヒー
改装前に比べ一挙に2.5倍の価格になりましたが、それでも料理の創意と味、食材の質を考えるとCPの良さは揺るがないものと言えそうです。今回は特に、カマス、甘鯛、出汁が印象に残りました。料理は丁寧に説明してくれて耳でも楽しめます。
改装のせいか、仲居さんは若くてきれいな女性が多くなった気がします。トイレは男女兼用なのが1カ所だけ。
料理のみ¥22,000。