Restaurant name |
Hassun(Hassun)
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Categories | Japanese Cuisine、Suppon (Soft-shelled Turtle) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-561-3984 |
Reservation Availability |
Reservations available
営業中のお電話はつながりにくい事がありますのでご了承下さい。 |
Address |
京都府京都市東山区祇園末吉町95 |
Transportation |
224 meters from Gion Shijo. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats |
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Private dining rooms |
OK |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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2023年12月のとある平日の12時頃に訪ねた。
祇園四条駅から徒歩3,4分ほどの場所にある和食の店「八寸」。
それほど広くない店内には先客6名ほど。
予約している旨を伝えて、カウンター席に2人で座る。
昼のメニューである「おまかせ会席」¥11,000をお願いしていたので、飲み物をリクエストする。
ビールをお願いしたらキリンラガーの瓶ビールが提供される。懐かしい苦みと喉越しを楽しむ。
汲み上げ湯葉の揚げ出し:一品目には上品なダシの味を楽しめる「汲み上げ湯葉の揚げ出し」が提供される。しみじみとダシの旨味を楽しめる料理。湯葉の食感が心地好く、程好い旨味を堪能した。
八寸:美しい器に乗せて提供される八寸。鯛の昆布締め、鮎、錦卵、鰻の八幡巻き、温泉卵とスモークサーモン等が盛り込まれた八寸。ちゃんと手間をかけた料理をじっくりと味わう。見た目に華やかな錦卵の甘みが心地好い。鰻の八幡巻きは地味だがキチンと仕事がなされている。温泉卵を包んだスモークサーモンは非常に味わい深くて上質なつまみ。
お造り:鮪と鯛の刺身が盛り込まれたお造り。ほんのり脂の乗った赤身を食べると極上の鮪の味わいが楽しめる。鯛の刺身はコリッとした食感が良い感じ。わさびを食べると、ふんわりとした舌触りにピリッと刺激が感じられる。上等なわさびを抜群い美味しい刺身に合わせる幸せがそこにあった。
鯛のお椀:鯛の身が入ったお吸い物にはヒラタケ、餅、三つ葉、柚子が入っている。具沢山ではあるが、濁った味わいではなく澄んだお椀に仕上がっている。絶妙な塩気に上等なダシの味わいが良いバランス。京都に来たという気分にさせてくれる一杯。
炊き合わせ:聖護院かぶ、揚げ、水菜を合わせた一品。薄味だが、かぶの旨味を引き出している炊き合わせ。上品で繊細な鰹ダシがほんのり効いた煮物の美味しさは京都に来ないと味わえないと感じてしまう。揚げにもダシの旨味がしっかりと染みている。水菜の爽やかさも良いアクセントになっている。
菊菜となめこの和え物:柑橘の風味がほんのり香る和え物。菊菜もなめこも上質なものを使っていることが分かる一品。滑らかな舌触りと心地好い食感の組み合わせが実に良い感じ。
鰆幽庵焼き:食べ応えのあるサイズ感の鰆を焼き上げた一品。香ばしくて甘みを楽しめる幽庵焼き。ふんわり焼き上げられた鰆は食事と一緒に味わうことが出来るのが嬉しい。
食事:食事としてご飯と漬物が提供される。味噌汁が付かないのは残念。鰆幽庵焼きをおかずに白飯を食べると絶品焼魚定食になる。米の甘みが感じられて非常に味わい深さがある。漬物は野菜の甘みを楽しめる良い漬け具合。昆布の佃煮が添えられているので、ご飯に合わせながら楽しんでも良い。
水物:〆の水物に柿、りんご、紅まろというみかんを楽しむ。京都の和食コースの〆に味わう柿は風情も込みで満足感がある。紅まろも程好い酸味と甘みが楽しめた。
非常に人気の和食料理店でカジュアルに昼コースを楽しむことが出来た。店員さんの会話には快活さは無かったが、落ち着いて食事をすることは出来た。
当日は日本人のお客さんだけであったが、外国人のお客さんにも喜ばれそうな良い和食店であった。高級感よりも京都に馴染んだ店を利用したい時には良い店が祇園四条にあった。