Restaurant name |
Saruya
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Categories | Sweets、Cafe、Japanese sweets |
075-781-0010 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
京都府京都市左京区下鴨泉川町59 下鴨神社境内 |
Transportation |
京阪電気鉄道 出町柳駅から徒歩約10分 773 meters from Demachiyanagi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
60 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 有料 |
Space/facilities |
Comfortable space |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2011.5.15 |
下鴨神社の参道、糺(ただす)の森。その一番奥にひっそりと佇むのが さるや さん。
本殿にはいる少し手前、静かな風情の茶店はもうかれこれ十年くらいは経つはずの、かつてあった
茶店を模して復活したもの。
下鴨神社はみたらし団子が名物ですが、このさる餅も葵祭のころに食べられていたことから申(さる)
餅と呼ばれて、店と同時に復活させたものです。
少しピンクがかった色の餅は小豆のゆで汁で餅をつくことで出る色だとか。
赤飯の作り方とにていますね。
中には小豆が入っています。この小豆の中でも高級とされる丹波大納言。それを使った和菓子で知られた宝泉堂が、茶店を、そしてさる餅を作っているというわけですね。
実際にこのさるやさんのすぐ前を、例年5月15日には葵祭の行列が通りますし、最近では新緑の休日や紅葉の季節に森をぐるっと回る馬車の発着所にもなっています。
今回いただいたのは、連休明けの少し暑さを感じる一日でしたから、さる餅と冷たい豆茶のセット。豆茶は丹波黒豆(大豆)を煎ったもので作ったお茶です。
熱々のガラスの急須に入ったお茶を、氷のグラスに入れてからいただきます。
このときに小皿が2つセットされ、一方には塩が入っています。
お茶を淹れたあとに残った黒豆を、小皿に取り出し、塩をかけていただく、という寸法なのですね。
あまい餅と口直しの塩味の豆。
煎った豆のお茶ですから香ばしく飲んだあともすっきりとした味わい。
餅だけの場合はほうじ茶がつきます。
さる餅は柔らかい甘さです。こちらで食べるとなんとなくもう少し、の気分になるもので、帰りがけに店の中でお土産の包みを1つ、今回も買ってしまいました。
茶店はすべてセルフサービスなので、店内で注文し、その場で受け取って、最後は返却も自身でというスタイルになります。
細かく書きましたが、風に吹かれてのほほんとするにはこれほどの場所はなかなかありません。
静かなこともご馳走の1つ、そんなお店でした。
宝泉堂はここから少し歩いた住宅街のなかに本店と茶寮があります。
以前、こちらの茶寮に何度かお邪魔したことがあります。有名な手作りのわらび餅がいただけるのもこちらですが、生菓子が欲しくて訪ねると、上生菓子はすべてその場で作ってくれる、知りませんでした。しかも待っている間に抹茶と干菓子が出されたのにはかなりの恐縮。
そういうお店です。気になるむきは是非。