FAQ

Nori Hide

(乃り英)
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4.0

¥15,000~¥19,999per head
  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.9
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance4.2
  • Liquor/Drinks-
2023/08Visitation2th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.9
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance4.2
  • Liquor/Drinks-
JPY 15,000~JPY 19,999per head

夏の再訪

昨年春に訪れて「このお店は良い!」と思い、違う季節に又訪れたいと思っていた。
盆休みの墓参の機会を利用して妻と再訪。

今回は¥15000/人でお願いし、ソフトドリンク込みで2人で税込み計¥33000+α。
水菓子のマンゴープリン(これも美味かった)以外に締めのお食事含め計11品。
夏らしい、高レベルな京料理。仕事と出汁の塩梅の確かな実力。加えて肩肘の張らない一品等も
あり、緩急が付いたそのコースは、質、量ともに満足。CPの素晴らしさも改めて感じた。
(あのグレードとボリュームならば、市内中心部、祇園周辺なら間違いなく+¥1万/人には
なると思う)
幾つかのお料理をご参考まで。
・朧昆布と冬瓜の松前煮
 最初の一品。冷製で供されるこちらのお料理、かつての乃り泉の大将の頃からのメニューとの
 事だったが、出汁、旨味の塩梅共に素晴らしく、この後の期待がいやが上にも高まる。
 正直朧昆布は、その塩気と独特の昆布臭さが苦手だったのだが、これは美味いとしか言い様が
 ない。

・鮑入り冷製茶わん蒸し
 これも夏らしい一品だが、滋味深く口内を冷やし、満たしてくれるそのお味。
 「ああ、美味い。。」としか言いようがない。
 確かな京料理としての仕事が、夏の美味を更に高めてくれる。

・鱧の造り(焼き霜風)
 鱧の皮目を炭火で焙ってある。梅肉タレと二杯酢が供されたが、その香ばしさと半レアの身の
 旨味が、二杯酢で頂く事により更に独特の美味さに昇華される。新たな鱧の旨味を知る事が
 出来たお料理。美味い。

・鱧子と鱧出汁の羹仕立て、鱧肝羹
 いずれも出汁とタレの旨味のパンチ力がすごい。「ああ、夏らしいな」だけで済ませない、
 確かな旨味を感じる。鱧の肝の味の強さとはここまでのものかと思う。

・刺身はこれも夏らしい剣先烏賊とアマテガレイ(マコガレイ)だったが、付け合わせのポン酢で
 カレイを頂くと、その清冽な旨味が倍増する。久しぶりに「良い」カレイの刺身を口にした。

・宮津の方の良い鳥貝が入ったとの事で、熱した石でレア焼で頂く。調味は塩とレモン絞りのみ。
 食材の力が物を言うシンプルなものだが、いや~、半端なく美味い。鳥貝も大振りの良い物。

・締めのご飯は、乃り英風「鰻のひつまぶし」
 最初に小皿で出てきた薬味を見た時、まさか、と思ったが、やはり当たっていた。
 岐阜の人間である自分は、鰻には些かうるさい。兎にも角にも口にしてみる。
 ・・・いや、美味い。凄く美味い。
 鰻屋ではない「京料理屋のひつまぶし」としか言いようがないこのお食事。
 久しぶりに鰻料理で感動した。
 最後少しだけ残して、供されたお出汁と残りの山葵を加えて飲み干す。ああ、幸せ。。

その他、箸休めの「芝漬けの飯蒸し」のさり気ない完成度も素晴らしかった。

かつての祇園の名店「乃り泉」の系譜を繋ぐお店だが、気さくな女将さんから色々なお話も
聴かせていただいた。今回は座敷部屋だったが、カウンターでは賑やかに酒を酌み交わし談笑して
いる他のお客さん達。お店の造りはしっかりとしているが、その雰囲気的は、懐石料理屋という
よりは(良い意味で)カウンター割烹に近いものもある。

間違いなく高レベルな京料理のお店なのですが、「美味しい物を出してくれるお店」という
言い方の方が何故かよりしっくりくる感じがするこちらのお店。
正直あまり混んでほしくはないので今回のレビューも若干躊躇ったのですが、備忘録がてら
やはりちょっと書き留めておきたい、と思い再レビューとなりました。

  • Nori Hide - 冬瓜と朧昆布の松前煮

    冬瓜と朧昆布の松前煮

  • Nori Hide - 鱧の焼き霜造り

    鱧の焼き霜造り

  • Nori Hide - 芝漬けの飯蒸し

    芝漬けの飯蒸し

  • Nori Hide - 鱧子羹、鱧肝、烏賊白味噌和え

    鱧子羹、鱧肝、烏賊白味噌和え

2022/04Visitation1th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service3.9
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance4.1
  • Liquor/Drinks-
JPY 10,000~JPY 14,999per head

一乗寺に美味い物あり

徐々に暖かくなり、そろそろ外出してちゃんとした和食のコースを口にしたいと思い始めていた。

びっくりする程高価な店は除外。しかしオーソドックスかつ真っ当で、それなりに美味なお料理を
提供してくれる新しいお店を見つけたい、とあれこれ考え、花見がてら京都に向かいこちらの
お店をチョイス。

結論から言えば「大正解」だった。
突き出しのミル貝の石焼から計8品、筍御飯と水菓子2品。締めの筍御飯が美味しくて4杯も
お代わり。腹もいっぱい。それでもってあの美味な自家製水菓子。
〆て¥12000/人+消費税也。あの内容とボリュームならCPも言う事なし。

幾つか印象に残った物を。

ミル貝の石焼は、タレに付けられた貝を焼いて頂く。香ばしさと旨味が増して良いスターター
となる。そのままでも食べられる物だが、ちゃんと焼いて美味くなるようなタレになっている。

椀物は蛤真丈、蕗、そしてアカモクが入った春を感じさせる物。節系が勝ち気味だが淡い吸い地と
椀ダネのバランスも良く美味。自分でも能登でアカモクを購入し食した事もあるが、こちらの椀物
では一段調子の高い清冽な旨味。

八寸は筍と烏賊の木の芽和え、イイダコの炊き物、鯛子、そして赤貝の味噌漬け等が入る。
こちらも春らしい食材満載でどれも美味。パンチのある味わい、奥深い旨味、上品な味わい等の
緩急が素晴らしい。特にあの赤貝の味噌漬けは特筆ものだった。

この時期だけの変わり寿司となる、筍で巻いた巻寿司。更に玉子や穴子で巻き、具には海苔や
百合根が入る。ガブっと口にして味わった時の爽やかかつ後に残る旨味が秀逸で、満足感も高い。
専門店でもあのレベルの巻き寿司には中々お目に掛かれない。

若竹煮は、丁寧に薄く削られた鰹節が乗せられ、絶妙な加減の出汁つゆとともに供される。
添えられた山椒の葉の香りと共に、一滴残さず飲み干した。

タラの芽とバチコの天婦羅。いや、これは初めて食した。バチコ(コノコ)をあの塊で天婦羅に
して食すこと自体贅沢だが、まあその美味い事。タラの芽の爽やかな苦みと共に至福の味わい。

締めの前に出された梅貝の炊き物も美味だった。あんなに柔らかく処理された梅貝を口にする
機会も中々ないが、貝の旨味も更に引き出されている。添えられた白味噌の酢味噌も、コクと
酸味が非常に良い塩梅。

最後の水菓子がまた良かった。三宝柑のゼリー、パイナップルジュース、そして自家製蕨餅。
いずれも過去に名店と言われる懐石、日本料理の店で口にした物と比べて勝るとも劣らない。
柑橘系のゼリーを出す和食店は割と多いが、今回の物は甘みはそれ程ないにも関わらず、香り、
爽やかさ、品の良さ共にちょっと飛び抜けていた。

お料理の見た目はそれ程華美な装いも衒いも無い物。濃い物は濃く、しっかり目に味を付けて
ある物もあるのだが、そこは絶妙なセンスをお持ちなのだろう。重さは感じさせず、全てを
食べ終わった時の満足感が非常に高い。
切れ味鋭い京料理、というのともまた少し違うタイプだと思うが、いずれにせよ良いお料理である
事に変わりはない。
寡黙だが柔和なご主人と、肩肘の張らない女将さんの接客も好印象。

こういうお店は、食べログの総合☆点数だけを気にしていては絶対に出会えない。
「自分なりの情報判断力と勘で良いお店を探し出す」という達成感も久々に味わう事が出来た。
また違う時期に是非訪れたいものだ。

  • Nori Hide - 八寸

    八寸

  • Nori Hide - タラの芽とバチコの天婦羅

    タラの芽とバチコの天婦羅

  • Nori Hide - 梅貝の炊き物 酢味噌和え

    梅貝の炊き物 酢味噌和え

  • Nori Hide - 三宝柑ゼリーとパイナップルジュース

    三宝柑ゼリーとパイナップルジュース

  • Nori Hide -

Restaurant information

Details

Restaurant name
Nori Hide(Nori Hide)
Categories Japanese Cuisine
Phone number (for reservation and inquiry)

075-703-8045

Reservation Availability

Reservations available

昼の予約は2日前までに

Address

京都府京都市左京区一乗寺下リ松町31-2

Transportation

白川通りから、曼殊院道を東へ50mくらい、北側

499 meters from Ichijoji.

Opening hours
Budget(Aggregate of reviews)
¥10,000~¥14,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(JCB、AMEX、Diners)

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

( カウンター7席、座敷(掘りごたつ式)6席 (カウンターも靴を脱がねばなりません))

Private dining rooms

OK

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

OK

Space/facilities

Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine

Feature - Related information

Occasion

Business

This occasion is recommended by many people.

Location

House restaurant

Service

Extended party hours (more than 2.5 hours)

The opening day

2015.4.10

Remarks

祇園「乃り泉」(のりせん)で修業された店主さんのお店
(税別、サービスなし)
コースは昼4,000円から、夜8,000円から。日本酒600円から。